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ゴーゾン!

遠慮はそんりょ

国立駅前のモスバーガー

2007-04-17 01:05:57 | 大学受験
大学受験#33

僕の乗ったオレンジの電車は、中央線でも
いわゆる中央線「青梅特快」だったんですねぇ。
現在昭島で、さらに拝島まで行って
ハチ公ではなく八高線に乗らなければなりません。

だァァァっ!やっと八王子着いた!

ここからホテルまでは、歩いて数分です。
とりあえず荷物を置いて、
一応試験会場まで下見をしてこないといけません。

早めの便で来て、なにもしてないのに
もうすでに日が傾きかけていました。

電車を調べて、一度国立駅へ。

あぁッ、ここが国立かぁ!
春には、ここへくるんかなぁ…!

…。

駅から続く並木が印象的な街。
とりあえず一橋大学を目指して歩きます。

いいなぁ、なんかいいなァ。

一橋大学はそれはそれは歴史のある大学。
建物がすごい。なんか趣がある。
レトロな感じ!重厚!
格が違う!
ぱらぱらとほかの受験生も下見にやってきている。

はァっ!見覚えのある顔がいる…

X予備校で僕よりもひとつ上のクラスだった子がいる…
確か、一度全国模試で、上位入賞者(?)に名前が出ていた…
一橋志望って出てたけど、やっぱりここへ来たのか。

うわぁ、気まずい!

X予備校にはもう僕は専門学校へ行くって言っているし、
彼より下位クラスの僕なんかが
こんな大学にいることは見られたくないなぁ!
同じ授業もあったから、話したことはないけど
僕のことは知っているだろうし…

先に東側のキャンパスへ入った。
こっちは、特に何もない?

時間差で西側のキャンパスへ。
試験会場となる建物の位置をチェックしたり、構内を回ったりした。

とりあえず、こんなところに来てしまったんだなぁ。
僕なんかが受験しに来てていいのかなぁ。。。

うろうろしてると、だんだんなぜか足元が草だらけの所へ来てしまった。
おぉ、これ以上進むと不審者になってしまう。

ひとまず必要なチェックは全てやっておき、大学を出る。

なんか、落ち着いた街だなぁと思う。
東京都の中なのに、あまり僕の地元の田舎と変わらない匂いがする。

地元を午前中に出発して、辺りは夕方になっているのに、
まだお昼ごはんを食べていないことに気づき、猛烈に腹がなる。
国立駅前のモスバーガーでかなり遅い昼食をとった。
ここには、学生らしい人も何組かいて、大学の街なんだなぁと実感。

ホテルに戻る。
一応重い思いをして持ってきた参考書を机の上に並べるものの、
初めての東京、道に迷う、下見などで歩きつかれて、腰に来た。
勉強は、ちょっと寝てからにしよう…

…!?

今何時!?もう深夜だよ…
今から勉強してもしょうがない。今日はもう寝よう。
結局、センター試験の後、一橋大学に向けた試験勉強は
ほとんどというか、ほぼ皆無。
足きりを心配して電話にかじりついたり、パソコンで遊んだりして
できなかった。

あしたはいよいよ
2・25。


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うわぁ、来た…

2007-04-16 23:18:24 | 大学受験


大学受験#32
今回はあまり受験に関係ない話…

<本文>

受験までまもなくとなったある日、郵便物が。
一橋大学からである。

うわぁ、来た…

受験票か?不合格通知か…?
この分厚さは、解らん。

…ッ!受験表ォォォ!
足きりされなかった!
受験できる!できるんだね!あの夢の一橋大学に!

あぁ!受験できるんなら、勉強しておけばよかった…

2月23日。
いろいろバタついたり、楽しいパソコンで遊んだりして
結局何にも勉強した記憶がない…。

とりあえず鞄には
Z会の一橋対応問題を旬報から破いてファイルしたもの、
赤本、好きな参考書を詰め込んだ。
最後だけでも、東京入りしてホテルで勉強しよう…

結局重い思いをして持っていっても、何一つ勉強しなかったのだが。。。

2月24日、快晴。
不安というよりも、
初めて東京へ行ける!飛行機に乗れる!一人で外泊できる!
そっちのほうがはるかに楽しみで仕方なかった。

そして空港。キタ~~~!!
東京の大学に受かったら、実家へ帰ってくるのは飛行機なんだよ!
うわぁシティボーイ!田舎モンとちゃうんやで!
うれしいなぁ!友達みんなに自慢せんといかんなぁ!
「おれ今日『東京から』戻るからサ!ハハッ!」
あぁ!早う東京の人間になりたいのぅ!

「お飲み物はいかがですか?」
はッ!
え!あっ、えーと、、、お、オレンジジュースデオナガイシマス…

東京に到着!
高校だか予備校だかどこでもらったかわからないけど
不動産会社が出していた不動産情報兼東京での一人暮らしガイド「東京見聞録」
今でも、大切に持っている。これはかなり役に立った。
で、これで綿密に計画を立てて、頭に路線をインプットしてきたから
大丈夫だぜ!

きょうきゅう(註:京急)の乗り場はどこかな?
あった!きょうはま急行(註:京浜急行)のりば!

京急蒲田!のりかえ!品川!うわぁ人多い!すごい!
山手線、あの山手線!
…押さないで!押さないでェ~~~みたいに混雑しているのかと思ったら
普通に座れるし…ん???調子狂うなぁ。
次は中央線に乗換え。
田舎でもテレビでよく聞くあの都会の「新宿駅」で乗り換えだな!
、、、んじゅく。 、、、じゅく。

「次は~原宿~原宿~~」
おおここだここだ!都会の原宿!
あれ~オレンジ色無いよ!

何で?
何で何で?

おおっと!「はら」じゅくじゃなくて「しん」じゅくだ!
笑っていいともの新宿!原宿じゃないよ!
危ない…

新宿!
ぎゃー人多い!多すぎ!
オレンジ、オレンジ…
あとはオレンジの電車に乗りゃ、八王子までレッツゴーよ!

中野……三鷹…これが都会の街並みかぁ、家多いなぁ。ギッシリやな!
…国分寺…立川!
立川まできたら、あと数駅で八王子だな!

♪~♪~
西立川…東中神…中神……おかしい?
確か立川を出て、3つ目は八王子だったはず…もう何駅か過ぎたよね?
八王子って、結構街のはずだけど、風景はのどかよ?

のどかさに拍車がかかって、都会っぽくなるどころか、うちの地元とあまり変わらない…?
おかしい?おかしい!降りよう!

小さな駅。
どこここ…
あの女の人に聞いてみよう…

「あの、ここは、どこなんでしょうか?僕八王寺に行きたいんですが…」
「は、はい?」

わぁ、日本人じゃなかったよ!(フィリピン系)
わかるかなァ…?日本人のクセに日本内のこと解らずに恥ずかしい…

「あぁ、ここはXXしまよ!XXしままで行って、ハチコウ線にのるのよ!」

おぉ、流暢だった!
「あ、ありがとうございますッ!」

ここはなんとかシマで、なんとかシマまで行って???
ハチ公?
忠犬?


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テレホンサービス

2007-04-16 00:31:33 | 大学受験


大学受験#32


国公立大学の2次試験の出願が始まった。

自分の中では一橋大学を受験することは
内定している。

ただ、どの学部に出願するかだ。

ぶっちゃけもう、学部はどこでもよかった。
とりあえず、受験させて欲しい。
足きりにならないで欲しい。

他の受験生の出願の状況を見ながら、
各データの行間を読み取り、見えない裏の裏を考えて
学部を選択することにした。
ぎりぎりまで検討することにした。

出願開始から毎日、数時間ごとに
出願情報を知らせるテレホンサービスに
電話をかけ、全学部の出願情報を確かめる。

少しでも足きりの可能性の低い学部に出願するため、
その数の増え方から
出願者数を割り出そうと、そっちのほうに懸命になっていた。

「今日は何人増えた…」
「このペースだと何人になって、何人不合格が出て…」
「この人数になると、このあたりの点数で足きりボーダーか…」

前期日程、一橋大学。
後期日程、神戸大学。
(何となく一橋とルーツが似ているし、
ネームバリュー、都会から選択。判定は当然お寒い)

もう後がないにもかかわらず、受験したところはこれだけで、
しかもいわゆる「滑り止め」というところを
受験していない。

無謀というか、勇敢というか。

実は姉が2浪していたので
意識はなかったけど、心のどこかで
今年失敗してもいいやと思っていたであろう。

また、浪人しておいて、去年とあまり大差ないようなレベルの大学は
受験したくないし、行きたくない。

「大学に合格し進学する」のが目的ではなく
「(浪人しているんだから)そこそこ名の通った大学を受験する。合格したい」
ほうが目的になってしまった。

出身高校へ調査書をもらいに行った。

県内では最低高校と言われている、
ほとんど生徒は就職という進路を取る高校だった。

進学特別コース出身で、浪人1年したとはいっても
さすがに「一橋大学」「神戸大学」という単語が出てきて
職員室中大騒ぎである。

高3のときの担任に手続きをお願いしたのだが
「がんばったなぁ」「もう少しの辛抱だな!」と
励ましてくれたが、先生の眼鏡の奥では心なしか
「無理だろ…」みたいな雰囲気を
心なしか感じた。

もう出願してしまうのだから、もうそこを受験するつもりで
あとは突っ走ってがんばればいいのに、
まして2次の比率が高いからがんばれば奇跡で挽回できるかもしれないのに
まだ、2段階選抜の結果が気になって仕方ない。

またその後も一向に試験対策には集中せず、再びテレホンサービスに聞き入った。
さらにホテルや移動の手配もしなくてはならない。

このとき初めての東京。

もちろん、移動は飛行機!
早速繋がったばかりのインターネットで予約をする。

便利な世の中になったものだ。

受験要綱の中の大学生協のホテル斡旋のチラシを見ると
国立周辺は住宅街でホテルがないそうだ。
ちょっと出遅れているので、生協経由でやっていたのでは
手配が間に合わないかもしれない。
新宿になってしまったら、危険だろう。
ここでも、ネットを利用して
探した。直接予約。

一件目、満室…
二件目、満室。

やばいかも…

国立以東の中央線沿線はホテルがすくない。
ちょっと遠くなるけど、一旦国立を通り越して、八王子でも探さないといけない。
数件電話してやっと「ご用意できます」の返事。
よかった~

受験旅行の手配はできた。
あとは受験票が届くかどうか…
予約の労力が水の泡となりませんように…



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おもちゃ

2007-04-15 23:54:09 | 大学受験
大学受験#31

センター試験後は一刻も早く
2次試験の対策に入らなくてはいけないのに、
僕には気になることがたくさん出てきてしまった。

センター試験の点数が、足きりラインにかかるかも。。。

自分用に本当の点数での判定と
親や高校、その他世間体用の嘘の点数での
2種類の点数で判定を調べないといけないこと。

出願と受験旅行のいろんな手配。

実は喉から手が出るほど欲しかったパソコンが
思いもよらない形で手に入ったこと。

センター試験の2日後、手に入れたパソコンをセッティングして、
インターネットにもつなげていじっていた。

さまざまな予備校のネット判定が公開されるのは当然、
全国からデータが集まってからスタートとなるので、
センター試験数日後ではまだ公開されていない。

各予備校は特別体制をとって
可能な限り早くデータ処理をし、結果を送付してくれるが、
それでも数日はかかるため、国公立大学志願者の場合、
志望校を検討したくても、
どうしてもしばらくは何も動けない時間が生ずる。

だからその間に少しでも勉強していりゃいいのに、
ましてもう自分の中ではどっちにしろ受験するであろう
志望校を決めてしまっているのに、
ここで思いがけず楽しいおもちゃが手に入ったので
そればかりに夢中になってしまった。

とってもやりたかったインターネット!
電子メールもできるんだ!
ワープロ!
いろんなCDロム!パソコンじゃないと見れなかったんだよなァ。

と、四六時中パソコンをいじるようになってしまった。
うれしいなぁ♪楽しいなぁ♪

数日後、データ公表が始まった。

とりあえず、河合塾や代々木ゼミナールのページへ行って、判定。
かなり危ない。微妙なところにいる。

AとかBとかというレベルではなく、門前払いになるかどうかである。

センターリサーチのデータが出て、
受験生が多少動く範囲を考慮しても
足きりにはたぶんならないだろうけど、なる可能性も
完全には否定できない。
これは、少しでもその可能性が低い学部に出願しなければならない。

本来は社会学部を希望していたのだが、
とにかく一橋大学には行きたい。
特に勉強したいものが確立されているわけではないので
入れるのならどこでもよかった。いや、今の段階では
合格するか否かではなく
受験ができるところを選ばないといけない。



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予備校辞めます

2007-04-14 21:40:52 | 大学受験
大学受験#30 

<本文>

得点をごまかそう。。。

はっきり言って、こんなこと、意味が全くないことは
明らかである。
でも、せっかく一年がんばってきて、受験出来ないと
あとから悔やむことになると思った。

奇跡も起こるかもしれない。
だからせめて、受験したいと思った。

とりあえずいくつかの教科において得点を上乗せし、
8割と少し得点したことに自分の中で取り決めた。

自分の部屋から出て、居間にいる母に
「今年はこれだけ取れたよ。一橋大学を受験できそうだよ…」
といった。

予備校でのセンターリサーチは提出に行かなかった。

母にはこう言った。
「センター以降はX予備校で直前対策などがあるけど、
もうX予備校へは行かないよ。
一橋大学を目指して、自宅で勉強する…」

一橋大学を受験することは結局一度もX予備校へは
言っていなかったし、
このあとX予備校へ言ったとしても、この予備校がすることは
何となく予想がついた。

よっぽどよい成績の生徒以外は、志望校のレベルを急激に落として
Aランクをはるかに超える判定しか出ていない大学まで落とさせて
以降の対策としていたからだ。

そんなところで2次試験の学習をしていたのでは
はっきり言って無駄な時間だと思った。
だから、このセンターの翌日、予備校へは偽りの電話を入れた。

「もしもし、○○ですけど、大学進学はあきらめました。
専門学校へ進学することにしたので
今日で辞めます…」

センターの点数は、リアルの点数と偽りの点数の2種類を持っている。
一応、親用には偽りの点数でもって
正式に一橋大学の受験の許可をもらわないといけない。

でも、リアルの点数によってでも動向を
調べておかなければならない。
センターリサーチを同じ名前で2種類の点数をダブって出せるわけではない。
なので、父と母にお願いした。

「パソコンと、インターネットを買ってください~!
最近はインターネットで判定できるらしいよ!
しかもネットの判定のほうが詳細で信頼できるんだって!」

などとうまく丸め込んで、この切羽詰った時期に、当時格安で注目を集めた
香取慎吾出演のCMであったIBMの「Aptiva」(約9万円)を父と一緒に買いに行った。

このパソコンとの出会いが、また不幸の道となる。


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「浪人」いかがです?

2007-04-01 20:08:03 | 大学受験
新浪人1年生へ

泣いた?ねぇ、泣いた?
がんばった人は、泣けて泣けてしょうがなかったと思う。
挫折を感じたよね?

でも、そんなことは、さ、
ぶっちゃけ関係ないよ。

浪人1年なんて、結構みんなしているよ!
むしろ、将来話のネタになっていいよ!
だから、浪人することは恥ずかしくないてことは言いたい。

それよりもっと大事なのは、
この1年、本当に(ぼそぼそ…)だよ!
がんばれ!

自宅浪人はするなよ~
ここでケチると後悔するよ~


新浪人2年生へ

泣いた?ねぇ、泣いた?
泣けなかった人は、やばいと思うよ。

言いたくないけど、聞きたくないだろうケド、
今年で最後だよ!

もうここで決まったところに行ったほうがいいよ!
とりあえず入学が先!

編入とか大学院と言う手もあるし、
就職だって、はっきり言って
「かなりある。」
心配するな!

逆転の可能性は
お世辞でもなんでもなく
「かなりある。」
てか、ありすぎてどうしようって感じ。


新浪人3年生へ

泣いた?ねぇ、泣いた?
泣いてないよね?
泣いてないと思う。

浪人を許してくれた親や
周りの人に絶対感謝すべき。

ゲームしてた?
寝てた?
ネットしてた?

それで、何か得た?

たぶんあなたもそうだと思う。
僕がそうだったから。
諦められないんでしょ?あれが。

でもそろそろ、受験以外に
心配しなきゃいけないことが
自分の知らないところで出てくるよ。

頑固なあなただから、聞き流しちゃうかもしれないけど、
そろそろ、

別の道

も模索したほうがいいかもよ。
僕もあまり強く言えないけど、
たぶん、そうならざるを得なくなっちゃう。
むしろそっちのほうが、いい道になるかも。


3浪後、新大学1年生へ。

ようやく道が開けたね。
それが望んだ大学か、そうじゃない大学かわからないけど、
とりあえず、得たものを逃がしちゃだめ!

とりあえず、友達をたくさん作る!
イヤでも作る!
バイトは絶対、深入りしない!
将来好きなだけ働ける!だからできるだけ今やるな!
資格!検定!ボランティア!部活!やっとけ!

大学生活なんて就職活動のためのネタ探しだよ!

望まない大学だったひとも、
授業は抜かりなく受けとけ!
編入するにしても、留学するにしても
結構単位が要るよ!


僕へ。

バカだね。
こんだけチャンスが数限りなくあって、
全部捨ててきて。

一番望んだ夢まで
捨ててしまったね。


「入る」者と「卒る」者。「退る」私。。。

2007-03-18 06:02:26 | 大学受験


ついに教務に言ったよ。
「やめます」って。

すっごいあっさりだった。

正確には「除籍」を「依願」した。
かなり特殊。

何にもない大学生活だったな。

まぁこの辺りはこのカテで書こう。

荷物も全部まとめたし、
引越しの手配もしたし。

一人暮らしが終わる寂しさもあるけど、
それよりも早くこの土地から逃げ出したい!新しい一歩を踏み出したい!っていう
気持ちのほうが大きい。

今年に入って、何もないのに忙しい。
大きな変化が僕の手の届かないところで起こっているみたい。

神様期待していいかしら?

大学時代を過ごしたこの街で、唯一知り合った気の合う
Kさんと飲んだ。

本音かどうかわからないけど、寂しがってくれた。
「おれ友達いないのに、これからゲームしかすることなくなる」なんて
そんな寂しいこと言うなよ。
また遊びに来るから。

腎臓の話はショックです。
くれぐれも、体を大事に…。

ありがとう、この街。

そして、、、

こんな街来るんじゃなかった。

大学受験#29 陰謀リサーチ

2007-03-05 01:57:25 | 大学受験
12月中旬。冬期講習開始。
僕は、この講習で「センター数学用初心者コンピュータ問題」講座を
取った。
数学①②各選択問題の「コンピュータ」の問題だけを扱う講座である。

こんな直前に何をやっている…

しかし、他の教科もだが、数学は何もできていない!
とりあえず、点数が稼げるものはなんだ!となれば
いまから復習に入るよりも、
1からコンピュータをやった方が得策だと
考えた。

この講座は、僕が大変気に入っていたJ先生が教えるものだった。
小学校時代にクラブ活動でBASICをつついたことがあり
また相性の良いJ先生の講義でさくっと覚えてしまい、
とりあえず、センター数学の「保険」として知識に修めた。

◆(一浪)センター試験

一浪してからのセンター試験。

会場は去年と同じ大学の
同じ建物の、同じ教室の、ほぼ去年と同じ位置の席。

センター試験は50音順だから、どうしてもこういう現象が起こるのだろうか?

去年、現役のとき僕と同じ会場で見たことのあるおじさんが
このときももいた。若い感じの人がどうしても多くなる大学の試験で
やや禿げ上がって中年の雰囲気をかもし出していたので
印象に残っている。

◆パソコン購入、センターリサーチ

センター試験終了後、予備校では自己採点がある。

今年も、予備校へ行っていきなり現実と向かい合うのが嫌だったので
まず、自宅で自己採点をしていこうと思った。

(※データ挿入すること)

ほぼ全教科で前年よりも得点が上がっていた!

ただ、地理のみ昨年よりダウンで、53点だった。
それを考慮しても、全体で8割に届いていない…。

これだと、一橋大学は2段階選抜(いわゆる「足きり」)で不合格の可能性もあった。

このセンターでいい点数を取れば、今までX予備校には第一志望として隠していた
一橋大学を受験することも打ち明けようかと思っていたけど
この点数では、厳しい。

しかも、この一年一橋大学をただひとつの目標としてがんばってきたのに
志望校の変更なんて、何にも考えていなかったし、
受けられないなんて、考えられない!!!

さらに、この点数を親に言えば、間違いなく変更しろと言われそうだ。

あきらめたくない―――――!!!

僕はこの朝、自分の部屋で自分しか知らない陰謀を練った。

つづく

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大学受験#28 一橋対応模試

2007-02-21 14:09:22 | 大学受験
秋も深まったころ、一橋大学の赤本が発売になる。
また、このころZ会も一橋大学対応問題が
各教科で掲載されてきた。

ここで、ようやく一橋大学形式の問題と初対面となった。

素人目に見てもシンプルで
単純な問題のように見えるのに、全く手をつけられない。

国語は、所詮日本語だからと思って後回し。
数学は糸口が全然つかめない。
地理は、解答用紙が原稿用紙…?。

こんな状態で、河合塾(だったと思う)の一橋大学向け模試を
受験することになる。

いままで数え切れないほど模擬試験を受けてきたが、
この一橋大学の模試ほど緊張したことはない。

自分のような底辺が、一橋大学というレベルの高い大学の
模擬試験に来ている…

いいのか?

受験しに来ている人間は、みんなとても頭のいい人ばかりなんだろうなぁ…
場違いじゃないのかと思って、その場に居辛かった。

試験開始。

結局どの教科もほとんどペンが動かず、、、
みんな一生懸命解答しているのに、自分の手は
ほとんど動いていない。
座席が一番前で、みんなからこの白い解答用紙を見られているんじゃないか?
そんなことを思って、顔がどんどん赤くなってくるのが分かった。

初めてのこの一橋大学の模試の成績は
どこかにいってしまった。
でも、衝撃の成績であっただろう。

とりあえず、このままではやばい。

でも、もうセンター試験まで時間がない。
2次試験対策をやっている時期ではない。

僕はこの時期はほぼ予備校の授業を捨てて、
Z会のD(センター試験問題コース)を解いた。



一橋大学の受験案内を取り寄せた。

11月に入ると、各大学から入学案内やら受験申込セットが
発行になる。

これを取り寄せる手続きにも時間がかかる。

昨今では、「テレメール」などを利用して、
一括で請求できるが、
この頃は、まだ無かった。いや、あったかもしれないが
知らなかった。
まして国立大学は本屋で市販されるものではないので、
面倒くさい。

自筆で一筆「お願い」の手紙を書いて、
直接大学に請求したほうが印象がいいという
わけの分からない噂を信じて、
バカ丁寧に自分で一枚一枚送付依頼の手紙を書いて
請求していた。

11月というシーズン直近の時期にもかかわらず、
こんなどうでもよい作業に時間を費やすほど
バカなことは無かったと思う。

それで、一橋大学の受験案内を見た。

すごい。
さすが一流の大学って感じだった。
ここに入りたい、とも思ったが、
なんだか格が違いすぎて、イメージがつかめない感じだった。


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大学受験#27 やっと焦る

2007-02-15 17:07:47 | 大学受験
あっという間に9月。

季節もなぜか暦どおりにぴったりと涼しくなる。
ちょっと焦る。

9月に入ると、程なくしてセンター試験の受験案内の配布が始まる。
一気に焦りを感じる。

それまで「まだまだ腐るほど時間があるから」と
余裕を感じていたのに、
やはり受験案内をいざ目の当たりにすると、
衝撃を受ける。

あまり進んでいる感じがしない。
むしろ何も終わっていない。
本当に何もやっていない!

9月の初旬は、このセンター試験の手続きでしばし時間を取られる。
実質2学期の授業に本腰を入れ始めることが出来るのは、9月も末ごろからであろう。

テキストの内容も、基礎から実践の内容へと変わる。
が、相変わらずテキストの内容に不振を感じ、
また、受験生向きではない先生の授業が相変わらず多い。

このまま無駄な授業をガマンして聞いて、
時間を無駄にするわけにはいかないとさすがに焦りを感じ始め、
厳しい出欠確認があったものの、「もうダメだ」と思った先生の授業は
隙を見ては抜け出して、自習室で自習をするようになった。

Z会も、あまりにコースの選択が多すぎてついに数ヶ月遅れの
提出になり、
さらに、解答して送付するまででかなりの労力を使ってしまうため
復習まで手を出す能力は皆無。
答案が帰ってきても放置になってしまっていた。

とりあえず、毎週末ある確認テストだけが目標というか、
ノルマになってしまっていた。
でもこのテストも高校の定期テストと同じで一夜漬けになってしまい、内容は
あまり理解していない。また終了後も復習できない。

毎週毎、計画を練り直すが、何一つ完遂できない。
どれも中途半端に手を出して、何にも身についていない。
気持ちだけが焦る。


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大学受験#26 夏期講習

2007-02-15 00:28:06 | 大学受験
予備校生が夏を感じるのは早い。

というのも、予備校の1学期というのは7月の冒頭で
終了になるからである。

つまり、夏期講習のシーズンである。

夏期講習。浪人生だけではなく現役生も同じ教室にたくさん混じって、教室は満杯。
僕はしぶしぶセットコースと、選択コースをとりあえず選択。

僕はただでさえ、
予備校の1学期の内容が網羅できていなかったり
Z会が全く進んでいなかったりしていて
夏期講習などに参加している場合ではなかった。

本当ならば、復習もかねて夏休みは
自宅でじっくりやりたかったが、
教科によっては夏休みしか扱わないものもあって
選択せざるを得なかった。

結局は1学期の様子と変わらず、
・テキストの体裁が古いので嫌。
・天下り爺さん先生、パート主婦先生らの精彩のない授業で閉口。
・そんな先生なので予習しない。
・そんな先生なので授業を聞いていない。
で、何もしていない。

かといって1学期の範囲の復習、Z会も全く進まず。

かといって、遊んだわけではない。
僕は出不精である。

すでに進学した友達が地元に帰ってくるシーズンなので
当然お誘いがあるのだが、断っていた。
お前らより、いいところにいってやる!と
闘争心があったにもかかわらず、何もしなかった。

僕は夏の暑いのが心底嫌だ。

勉強したくても、汗が出てきて集中できない。
極端な几帳面さが仇となり、
汗でノートがべたつくのが嫌だ、だから勉強できない、
となる。

だったら、クーラーのよく効いた予備校の自習室があるじゃないかと。
確かに、涼しくて静かである。

でも、極端な几帳面さが仇となり、
僕の場合、その教科の参考書・テキストなど関連の勉強道具が
その場に全てないと勉強できない。

例えば、英語なら
ジーニアス英和辞書
構文参考書
単語帳A
単語帳B…
イディオム集
英文読解100の原則
参考書A、B、C、、、
と全部揃っていないと勉強できない。

なぜなら、几帳面だから、
きれいなまとめノートを作るのに
「お、確かあの本のここに書いていたような気がする、調べよう」
「あ~今持って来ていない!今書きたい!ここだけスペースを空けるのは嫌~!」
「今はや~めた。」
となって、当然全ての参考書を持って来れない
予備校の自習室では、前に進まない。

ちなみに相変わらず練習問題にあたらず、
キレイなノート作りに余念がない。

じゃ、家で勉強すれば?となると
自分の部屋にクーラーがないので出来ん…
暑いのはいや…
以下ループ…

バカである。

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大学受験#25 甘いキリギリス

2007-02-11 15:15:54 | 大学受験
浪人1年生生活はだんだん初夏のにおいがしてきました。

<本文>

Z会は、5月ごろまではなんとか提出できていた。

しかし、予備校での予習、復習などで
だんだん、手が回らなくなってきた。

この間出したばかりなのに、もう次の問題が届いている。。。
だんだんと、遅着扱い。

また、出だしで浪人生活を張り切りすぎたことや、
梅雨の時期に入ったことなどから体調が思わしくなかった。

予備校での授業も、慣れが出てきて
だんだんと高校での授業のように
「ただ時間が過ぎるのを待つ」受身の態勢で、
全く集中できていなかった。

休み時間も楽しくおしゃべりして、
必須の授業が終われば、「今日は疲れたから帰ろう」と
自習室にも行かず、
買い物に行ったり、街をぶらぶらしたりした。

諦めているわけではなく、
「まだ時間があるから余裕」という
意識があった。

本当は、ゴールデンウィークにいろいろと
片付けたいことがあった。

新学期からの分の復習だったり、
先に自習で基礎の部分を終わらせたいとか、
たまってきたZ会とか。

でも、「春からの疲れが出た~」とか言って、
結局何一つ片付けなかった。
ただ寝るだけであった。

自分の中にもっと
焦りを感じる中枢があればいいのに、
何でも、「まだ日にちがあるから大丈夫」と思ってしまう。
「本気出せばすぐ終わる」と思ってしまう。

危機を感じる能力がない。

</本文>

僕は小学校~高校まで
夏休みの宿題を
新学期の提出日までに終わらせたことが

一度もありません。。。

夏休みが始まる頃はいつも
「最初の数日で全部終わらせる!」
と 必ず 思うのに、

やり始めるのはいつも8月26日。。。

計画や目標はいっちょまえに
立てるクセに、
「まだまだ時間があるから大丈夫!」と
思ってしまう。

結局時間切れ。

今日のポインツ。夏休みの宿題が終わらなかった人。
●持久力がない
●楽天家
な人は、受験要注意人物だと思います。


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大学受験#24 押しの強さ

2007-02-09 21:56:59 | 大学受験
ハイレベルコースの人たちは、どの人も明るそうに
話していた。
テキストの問題なども楽しそうにサクサク解いているし、
浪人生である事はたいして苦ではないオーラが出ていた。
むしろ余裕?

変な人もいた。金髪とか。
当時流行ったゲームセンターにある
ドラムのゲームの練習を熱心にやっている子もいた。
予備校で何しているの?と思ったが、
この人はその後、ハイレベルについていけないとのことで
標準クラスへ下がってきた。

一方、僕のいる標準クラスでは、皆おとなしいと言うか、
うだつの上がらなさそうな人ばかり。
教室も静か。
なにか、やっぱり「押しの強さ」も受験には必要なのかなと
思った。

目標を一橋大学に定めたものの、まだ初夏の段階では
敵である一橋大学の試験問題がどんなものなのか分からなかった。

赤本はこの時期は当然ないし、
予備校では一橋大学が第一志望とは言っていないので、
職員室にある赤本のコーナーへは
近づけなかった。

ある日、Z会でもたまに名前が出てくる
「大学への数学」という本が気になり、
本屋で買ってきた。
ちょうど、今春の試験問題特集で一橋大学の問題も
掲載されていたからだ。

この本は、マニアックすぎる…
こんなあやしい世界が僕の知らないところで
繰り広げられているんだということと、
なぜかそれを知って自分の価値が
上がった気がして、わくわくした。

実際、一橋大学の数学の問題を見ると、一見シンプルな問題に見えるのに
全然分からない。
今度の入試では、こんなのを解いていかないといけないのかと思うと
不安だった。

でも、危機感はこの頃はまだ感じていない。


大学受験#23 ゼロから歩き出そう

2007-02-04 18:04:31 | 大学受験
ただ、そんな授業ばかりの中で、
生まれて初めて
学ぶことが楽しい!解けることがうれしい!しかも苦手な数学で!
と思う授業がひとつだけあった。

それは、無から始める生徒向けの数学Bであった。

数学Bは高校時代、学校サイドのごたごたで
ほとんど開講されていない(しかし評価は5)。
ほとんど何も教えられていない。

だから、この「ゼロから」感は惹かれるものがあった。
とにかく開講から集中して行こうと意識した。

幸運なことに担当のJ先生は若い。
おじいちゃん先生じゃなくてよかった。

本当に0からだった。小気味よいテンポ。
でも、一気に教えるんじゃなくて、ある程度教えたら、そこまでの
授業内容で解けるレベルの問題を配る。
で、その場で解かせる。
教えてもらった後だからすいすい解ける。解ける喜び!
板書も早くて大胆なのにキレイ。キレイ好きな僕好み!
ポイントを厳選した端的な説明!

僕はどんどんこの先生の授業に引き込まれた。
このような感覚は初めてだ。

とにかく、J先生の授業は一言一句聞き逃さないよう
ノートに書きとめよう。
実際、板書せずに口早に説明だけにとどまったことも
今まで使ったことのない手の筋肉を総動員して
ノートに猛スピードで書き留めた。

さらによかったことは、
・この授業が少人数であったこと
・(表現が失礼だが)他にあまり頭のよい生徒がいないこと
・先生が僕だけをいじってくれたこと
僕が最も快感を覚えるパターンである。

先生が生徒にある質問を投げかけて
何人に当てても答えが出ない、分からない。
僕は先生の説明した言葉を全て書きとめていたので
その中には余裕で解き方やヒントを散々言っている。

ここまで説明した内容からしか問題にしていないのに
なぜみんな分からないの?と。

最後にJ先生は僕に当てて
「××くん(僕)は分かるよね!」
「◎◎です。」
「いいね!さすがだね~」
と、ヨイショしてくれる。
き、きもちいぃ~!!

先生の言うことを素直に聞いて、それをうまく組み合わせて
解いているだけなのに、きもちいい!

僕は毎週、この授業が楽しみで楽しみでならなかった。
普段やらない予習も復習もバッチリ。
だって、楽しいから…
楽しいことは、もっとやりたい!ってなる。

あるこの授業の日、課題とされていた宿題をやっていかなかった日があり、
そのときJ先生が
「どうしてそんなことするんだ?もう知らんぞ」
と言われたときは
本当に僕は見捨てられる気がして、焦った。

「せっかく僕に良くしてくれる、すばらしい先生に
嫌われたくない!捨てないで~!」
そう思って、それ以来予習復習に加えて
さらに自主的に問題にもあたるようになりました。

振り回すサディスティックな彼氏!
そんな彼でも好きで尽くしてしまうマゾヒズムの彼女!
みたいな感じ。(?)

それからというもの、
ベクトル・複素数に関してはたった1年で
難関大学の入試もこなすほどに成長しました。

今でも、この先生の数学Bのノートとテキストは
大事に持っています。(もう使う場面はないですが)

また、このときの勉強方法は自分のもっとも
知への「快」を得る方法として参考にしています。

さらに
「浪人時代に1に戻ってやることは決して怖く、不安なことではない」と言うことも
知った。


大学受験#22 自分は自分

2007-02-04 15:13:06 | 大学受験
居心地が悪い授業があった。

それは2次試験に数学を必要とする
文系受験者向けの数学の授業(任意選択)である。

現役時代、数学はセンターまでしか用がなかったので、
解き方もセンター的な、計算用紙にぐちゃっと解く方法。
また、そのとき方もごまかしだらけで、全然理解していなかった。

2次試験に数学のある文系なんて、
大体頭がいい人が集まっている。
普通レベルのクラスから参加したのは、僕だけ。
後は全員ハイレベルのみなさん…。

はっきり言って、授業についていけない。

マーク式と違い、採点官に見せなければいけない答案?
書き方のルールなんて知らないよ…

怪しい計算方法。
論理の展開の矛盾。
今までどんな方法で数学の問題にあたってきたか、
そのボロが出まくる。

練習問題も、手が動かない。
それを周りに見られるのが恥ずかしくて
なるべく教室の隅の席に座り
影を隠していた。

引け目と言うか、うらやましさと言うか
そんな感覚で後ろからボーっと彼らの姿を見ていた。
そんな5月のさわやかな風の吹き込む午後…

やばいよなぁ、
一橋大学志望なのに。。。
やっぱり浪人から2次数学を始めるなんて
無謀かなぁ…
何であんなに、サクサク解けるんだろう?

0ではないと言い切れない文字で割ろうとして、笑われてしまったり、
先生には「君、もぐりだね」って言われる始末。
ほとんど、座っているだけ。

一方、レギュラーの数学。

「じゃ、2次関数の頂点はどこだ?」みたいな
おじいちゃんによる高校1年生のような授業。

『これは、バカにしているのか?』

その間をうまく埋めるレベルの授業がなかった。



一度、授業で褒められたことががある。

古文の時間。
最初の校内テストが返却された日で、
ある問題において「××を意味する××詞『××』の××形」と
完璧に答えたのが文系生徒の中で僕だけだったと先生が褒めてくれた。

これは全然難問というものではなく、
古文大嫌いの僕のなかでも「基本の基本」問題だった
記憶がある。

僕の出た高校よりレベルの高い高校出身者がたくさんいるのに
何で答えられないの?と不思議に思うと同時に
「どうだ~B高校の奴ら!」と誇らしく思った。

「進学特別クラス」とはいっても売名用の、
最底辺のレベルの高校へ入学せざるを得なくなって、
「ほかの高校と授業の内容が違ったのではないか」と
高校時代も卒業後も不安なところはあったが、
やっぱり教えてくれていたことは
正しかったんだなと思った。

さらに、「やっぱり僕も曲がりなりにも高校時代、ちゃんとやっていたんだな」
と感じて、
何も高校時代にやってこなかったのかなという不安
数学の時間の不安が
少し和らいだ。



はっきり言って、どれも授業後「満足した!」と思えるものが
なかった。
予習しても、無駄。
復習にもならない授業内容。

全て対面式の授業のため、「授業中当てられたらイヤだな」くらいの勢いで
実は予習していた。
で、しばらく授業を受けてみて、先生がやさしいとか、当てられないとわかったら
予習をやめてしまった。

予習の意味を、わかっていない。
授業をより深く理解するための予習なのに、
「当てられたらイヤやな」の予習。
予習を知らずに生きてきた結果がこれだ。