goo blog サービス終了のお知らせ 

ゴーゾン!

遠慮はそんりょ

入院における食事療法

2007-04-19 01:44:57 | 初入院生活

お気楽入院記#26

食事は1日3回。
患者さんによっては、栄養状態や
絶食などによる時間的配慮から
おやつが出る人もいる(いいなぁ)。

こと急性肝炎(B型)は
薬などでの治療はなく、
安静と栄養が主な治療となる。

一昔前の文献によると
食事は高タンパク、高カロリーを摂るようにとあるが、
近年では、安静による運動不足で
太ってしまうので、今は高タンパクの食事を
摂るように指導しているようです。

最初に栄養士さんが僕のところに来たときの説明でもそうだった。
そのときにくれたパンフレットにはこうある。

1 バランスのよい食事を規則正しく
2 脂肪の少ない食品や部位を使う
3 揚げ物は避け、油を使わず煮る焼く蒸す調理法を活用
4 アルコール禁止
5 カフェインや炭酸飲料、香辛料は、痛みを起こすので避ける
6 一度に大量に食べず、何回かに分けて少しずつ

まぁ今までの食生活では
全然守られていないわ。。。

上の写真は朝食。8時から。

ごはん。

味噌汁。
豆腐、そうめん、たまねぎ、麩などがローテーション。
味はしっかりしているけど、味噌(塩分?)は少なめだった。
味噌のカス(?大豆のぬけがらっていうのかしら)が
いつも大量に入っていた。
これもわざとなのかしらん?健康にいいの?

煮物。
わざとなようですが、汁でだくだくにしているのが多い。

ごはんのとも。
たくあん、キューちゃん、梅干し、昆布、ふりかけ、しば漬けなどがローテ。

野菜ジュース。
他の人は牛乳(脂肪?)だけど僕の場合はだめだそうです。

ごはんでなくパンの日もあるます。


写真は昼食。12時から。

ごはん。

ホット1(メイン)
昼ごはんの主菜が一日で一番よかった。
よかったというのは、肉のときが多かったってこと。

ホット2
煮物。やはりだくだくのくたくた。

コールド1
酢の物とか、和え物とか。

果物。
みかん、バナナ、リンゴとか。
フルーツが出るのは一日でも昼だけ。


写真は夕食。18時から。

ごはん。
ホット1&2
コールド1&2。

おかずの数は一日で最も多い。

何となく(3食問わず)やたら目に付いたのは

 煮物としてのアスパラ、
 すり下ろしではない山いも、
 おくら、
 にんにくの芽、
 ヤングコーン。

なんかにんじん、かぼちゃ、ほうれん草とかは
出てきても普通じゃん?
当たり前というか、出るべくして出たというか。
でもこれらは何となく意外だった。

ねばねば系と、緑の硬い系野菜(?ブロッコリーとかインゲンとか)は
よさそう。

肉が出るときは、かなり油抜きをしている感じがした。
結構パサパサしている。
僕は好き。
当然牛豚鶏肉より、魚とか卵が多かった。

トレーが右ゾーンと左ゾーンに分かれているのは
どうやら運んでくる機械のなかが
同じトレー上でホットとコールド
両方で保温できるしくみらしい。

すげいな!

でもこうして、規則正しく、野菜もきちんと食べるだけで
調子もよくなり、病気も治るんだから
食事ってとても大切なんだなぁと思いました。

単に空腹が満たされるだけでよいとか
単にサプリメントを摂るだけはいけない。

さらに、食べられることに
感謝をするようにもなった。



一日何も動かないにもかかわらず
やはり18時から翌8時まで何もないのは耐えられず、
夜な夜な差し入れのお菓子をぼりぼり食べていました(ォィ

イライラすることもある。

2007-04-08 02:37:22 | 初入院生活


お気楽入院記#25

大部屋は何かとガマンしなければいけないことが多い。

まず暖房。
コントロールするところが別の患者さんの
領域(?)にあるので
気軽に調節できない。

他のルームメイト(笑)はおじいちゃんなので
みんな大体、寒い。

僕は暑がりなので、かなり暑い。
結局12月末からの入院なのに、
院内はずっとTシャツで過ごせた。

それでもかなり暑い。

日本的な暑さじゃないのだ。
乾燥した暑さ。
なんか暑いのに乾燥している空間は
慣れていないので、息苦しい。

Cwa,Cwb,Cwc。温暖冬季少雨気候?

さすがに我慢できないときは、
領土に入っていってエアコンのスイッチ斬るんですケド…

暑いと感じるのが熱が出ているからなのか
単に空調なのかわからなくなっちゃう。

あと、テレビ。

大体おじいちゃんなので
ボリューム大き目。

こっちが寝ようとするときに
起きだしてきて、テレビ見始めるから
イライラ。。。

しかもテレビの内容に反応するからなぁ…
水戸黄門見ていて、
本気で八兵衛に怒鳴っているから困る。

お見舞い。

大体おじいちゃんなので、
孫が来る。

うるさい~~~。

看護婦さんの声も大きくなるからね。

「○○さん、薬のんだん?」
「あ~?」
「お昼のお薬飲んだん?」
「ぅおぁ~?」

「お昼にな、飲まんといかん、お薬、ちゃんと、飲んだん?」
「はい、はい。」

うるさいよ!寝られん!



入院の期間の中ごろは
痔に悩まされた。

今回の入院した病気が原因での
身体上の痛みとか苦しみは皆無だったものの、
一番痛かったのは、痔だったかも。

やっぱり、毎日規則正しい時間に
健康的な食事を摂っていると、
便も立派で美しいのが出る。

今までこんなに毎日美しいのが出たことってない。
中二日~三日で下痢。
便秘~硬い~下痢~中四日、みたいな。

で、前述のように乾燥した病院だったので
便も硬い。(そんな因果関係があるのか?)

だから痔になった。
痛い痛い!



期間の終わりごろは、
腕がただれ始めた。

毎日点滴2セットと、終了後は綿を
テープで貼り付けているので、かなりテープかぶれる。
で、青たん&瘡蓋。
読めね~よ、「かさぶた」。

毎回毎回腕を変えりゃいいんだけど、
そのたびに自分で事前に
点滴台を右~左~右~…って
帰るのが面倒。

点滴台はずっと自分の領域に置いてあって、
右側においていれば、勝手に右に点滴してくれるし、
左にあれば、左に回ってしてくれる。

あまり腕に血管が浮き出ているタイプじゃないので
いつもやりやすいらしい、
腕の曲がるところばかり。
分散してくれても、ちょっとはましなのにな!



安静にして、と言われても、
このようになかなか精神的には落ち着かないこともたくさんあった。

毎月の支払いとか、いろんな手続きも
心配だけども、自由が利かない。
動けない。

入院の最初の頃は何にもしなくて
寝てるだけでいいからラッキーと思ったけど、

だんだん落ち着いて、シャバのことも気になりだすと、
心配事も多くて、
何もしていないように見えて、
自分も社会でいろんなものに関わって生きていたんだなって
思った。

1週間に一度入る風呂が
一週間の垢を落とし、
プライベートな空間ができ、
制限された病院内での行動で唯一大きな許可だったから
そんな些細なことがすごく自由に感じて
快適だった。

セロコンバージョン!

2007-04-08 01:15:58 | 初入院生活


お気楽入院記#24

入院中一~二週間に一回
血液検査があるのである。

最初の頃は肝機能の数値を見るため。

その後、肝機能の数値が落ち着いてきたら、
今度は抗体の様子を見ていく。

前者は病院内で分析できる生化学的な検査で
安いんですケド…

後者は微生物(イヤやな響きが^^;)の実数を測ったりする
検査で、病院内では分析できず、
院外の研究所屋さんやラボやさんに
依頼するから点数が高い。

いろんな仕事があるんですね。

ある日また明け方に起こされて
「採りますよ~」と来たもんだ。

実は、今度採血に来たら
看護師さんにお願いしようと思っていたことがあった。

僕は生まれてこのかた、
自分の血液型を知らない。

生まれたときに測定していなかった。
献血もあまり興味がなかったので。

結構学校や職場など、初めて知らない人にであったときの
しょうもない会話の一つに
「血液型は何?」と言うのがある。

この手の質問をされると厄介だった。
会話が終わってしまうのである。

「知らないんですよ。」
「え~、隠さないでいいじゃん」
「イヤ本当なんです。生まれたときにやってないんです。」
「献血は?」
「行ったこと無いです。」
ーーー終了ーーー

いつもこの流れw。
もう毎回毎回言うのが面倒くさい!

だから、せっかくこんなに一生のうちに
こんなにたくさん短期間で採血するチャンスも
なかろう!ということで、

「血液型を調べてもらえませんか?」
「有料ですけど、いいですか?」

金取るのかよ!まぁそりゃそうだ罠。
素人考えで、血液検査であまった血を
ちょちょっとサービスで分析してちょ、みたいに
簡単にはいかないですね!

わくわく…

で、結果は「B型」!

前述のように今まで血液型が分からなかった分、
興味もなくて、
何型がどんな性格なのか
興味がなかったですが、
うすうす几帳面な性格から、A型かと
思っていました。

B型!

ややこしいな!B型肝炎でB型とか。。。

後日B型の性格について調べると

むむむ、そこはかとなく当たっている~♪
面白い!

でも、几帳面な僕の性格は
一体どうしてくれる!




医療の現場の現実

2007-04-01 19:18:15 | 初入院生活


(写真はある日の夕食)

お気楽入院記#23

僕の同じ部屋で入院していたおじいちゃんが
いきなり怒って出て行ってしまいました。

どうも、看護婦さんや主治医の先生に
不振感を抱いたようです。

隣だったので、一部始終ずっと聞いていたんですが、
まぁおじいさんの言うこともわかっるけど、
病院側も仕方ないなと思いました。

そのじいさん、自分が入院している病気とは違う部分で
変なところが膨らんできたようです。

それを主治医の先生に言ってみると、
「これは脳なのか眼科なのか微妙な部分ですね。
とりあえず様子見て、大きくなったらまた言ってください。」

大体、痛みとか腫れ物とかは、大きくなったりひどくなったりしない限り
お医者さんはみんな様子見ますよね。

まずそれが気に入らなかったおじいさん。
検査して欲しかったらしい。

後日、
「先生、コレなんやけど、どうにかならんのですか?」
「大きくなりました?」
「…」「心配じゃ」
「…じゃ、眼科で一応見てもらいましょうか。眼科はあさってに空くので
そのときで…」

「あさって」でまた怒ったもよう。

で、検査して、結果が出るのは一週間後らしい。

その結果の出るより前の日に、
「先生、この間の結果はどうなったんかの。」
「××さん、眼科の先生は明後日結果が出るって言ってたでしょう?」
「…」
そりゃあ内科のセンセに聞いてもわからんよね。

今度は看護婦さんに、
「検査のぉ…結果は…」
「何の検査?なんか受けたん?調べてくるね。」(受け持ちじゃない看護婦)
で、間を置かずに別の看護婦さんがやってきて、
「さっきのことやけど…どうだったかの?」
「何?さっきのって。わたしワカラんわぁ。」

少し立腹した模様。

看護婦さんは有能なので、大体一般的に
高齢のおじいさんのいうことは

たわごと

として、軽くスルーすることもある。

こうしてこのときは間が悪く
たまたまやってきた看護婦さんに聞きまくっていたので
看護婦さん側も混乱して
「何のことかわからない。ごめんね。」
「何を言っているの?もう!」
「はいはい、またセンセに聞いとくからなぁ~(スルー)」

じいさん一人で怒りだすw。

まぁ、入院患者が病院の顔色を伺う必要は
全くないんですが、
病院側も悪いし、しょうがない部分もある。

今回の件は、
高齢者の言うことをたわごとと思って聞き流す傾向が常日頃から
あったし、
変なところが膨らんできて、医学に無知な患者の不安な心を
汲み取ってあげるような対応ができていなかった点で、
病院も悪いと思う。

一方、実際の現場では物理的なタイムラグでスタッフ間の連携が
どうしても入れ違いになることもあるだろうから、
答えてあげられない場合もあるし、
昨今の医療の現場の人手不足で
看護婦さんも疲労困憊していたから、いちいち一人の患者に
付きっきりにはなれない。
田舎の病院じゃ
検査が毎日できて、毎日結果が出せるわけじゃない。
その辺は患者のほうも理解しないといけないのかな。

そのおじいさんはその場で別の病院に電話をかけて
診察のアポを取り、
プンスカ言いながら荷物をまとめて出て行きました。

不審な行動を看護助士さんが見つけて引き止めていましたが
残念ながら出て行きました…



今回入院してみて、看護師さんの対応を初めて受けた
感想は
良く言えばこなれた、ドライな接客。
悪く言えば、やっつけ仕事
見たいな感想^^;

ドラマの世界とは違う。

入院と娯楽

2007-04-01 19:06:36 | 初入院生活


(写真はある日の昼食)

お気楽入院記#22

入院中はとかく暇だ。
入院当初は安静のためトイレ以外は
病室から出てはだめだっていわれていたけど、
次第に風呂の許可が下りたり、娯楽室へ足を運んでみたり、
それなりの自由が与えられた。

何もしなくていいというのも、
そればっかり続くと飽きる。
寝るのがとても大好きな僕でも、さすがに

寝る
ごはん
点滴しながら寝る
ごはん
点滴しながら寝る
昼寝
ごはん
寝る

ではしんどい。
よく寝すぎて頭が痛いって言う人がいるけど
初めてそれを体験したよ…

さて、やることとはいっても
かなり制限された。

給湯室へお茶を入れに行ったり、娯楽室の新聞を
見に行ったり。

唯一と言えば、テレビでしょう。

最近の病院は液晶テレビになっていますた。
(裏を見るとリース備品ってなってた^^;)
高いんですよね。
約1円で1.5分換算。

カードを買う仕組みなんです。
テレビを見ていて、トイレ行きたくなったり、
番組と番組の間の長いコマーシャル(ステブレ)の最中は
こまめに消さないと、カードもったいない!(ケチ!)

よっぽどな番組じゃないと見ないとか
ちゃんとラテ欄チェックしたりしないとね!
ザッピングとかももったいない!

僕の病室で滞在中最後に入ってきた人は
常連なのか、ちゃんとラジオを持ってきていましたね。

これはお勧めですね!

バカなテレビ番組よりも、有益な情報が多い
ラジオはいいよね!
僕が入院した病院は
電気代がフリーなので、テレビ見るより安いよね!
僕は最後のほうはパソコン持ち込んでネットやっていました。

なぜか、携帯とかオッケーだったんですよ?
病院なのに。
もちろん、ドクターは館内PHS使っていますが、
入院患者とか、出入りの業者が廊下でバンバン携帯使っていても、
何にもお咎めがありませんでした。

だから僕も端末持ち込んでネットやりました。
でもほとんど繋がらなかったんですよね^^;
田舎だから?

でも、2階下のフロアは完全NGって書いていました。
フロアによって違うのかしらん?



入院患者にとってテレビって、ただの暇つぶしじゃなくて、
例えば普段は寝たっきりで何にもしないおじいちゃんが
NHKの歌謡コンサートを見て一生懸命一緒に歌っていたり、
長期で入院している人にとって、イチゴの収穫のニュースを見て喜んでいたり、
そういうのを見ると、こちらもうれしくなります。

あぁじいさん生きてたんだって(ぉぃ
ではなく、
あぁ、元気を出してくれて良かったなぁって。

毎日毎日、病気の不安と
時間も温度も変化のない空間で
テレビやラジオは
潤いを与えてくれる一種の薬なんだなって思いましたよ。

そういう僕も改めて健康を見つめるようになり
年末年始の健康系の特番ばっかり見ていました!

本当は怖い家庭の医学とか
ためしてガッテンの心臓の回とか
難病と戦う人たちの特集とか
芸能人の食生活チェックとか
きらきら研修医とか

まぁ、いい機会ですわな!


ちやほやされたいのか?

2007-03-21 19:11:11 | 初入院生活


(写真はある日の朝食)

お気楽入院記#21

1月5日

朝5時。

今日もまた夜明けごろに看護婦さんがやってきて
採血していった。
この夜明けにやる意味は何なのでしょう?

目クソとかよだれ口クサの白目半開きな時に(笑)
いきなり電気つけられて他人様に顔を見られるのは
恥ずかしいです…

昼前。

先生の回診。
「どんなんですか~?」
ちょんちょん。
トントン。
むぎゅむぎゅ。
「変わりないです…」
「はい~。」

えぇ商売ですなぁ(失礼)。
楽チンそうな仕事で。。。

今日は体重測定の日。
「元気な人は××の前に集合!」って放送がある。
めんどくさいけど、行く。
寝てても後でやってきてくれるけど、このフロアで一番若い僕ですから、
行かないのもなんかきまずい…

「じゃぁ、乗ってください~」
バシコーン!
「大丈夫ですか!!!」
す、すみません(笑)
よろめいてバランスを崩して、
目の前の壁のガラスにぶつかってしまいました。

あぁ、病弱な僕。。。
なんてか弱いんでしょう。
ちょっと憧れ。
小学校の全校集会で貧血とかで倒れた人を見て
微かに「うらやましい」と思った僕(バカ)。

でも、本当は「寝すぎてよろめいた」なんて口が裂けても言えない…
バカみたいだから(爆)

入院とお金…

2007-03-21 18:06:47 | 初入院生活


(写真はある日の昼食)

お気楽入院記#20

1月4日

入院から今日で15日目。
事務の人がやってきて今日までの請求書を持ってきた。
10日ごとに〆るのね。

!!!

約9万円!!!
これは全額負担!?いや3割負担の額!??

ここまで、入院費用のことを考えていなかったけど、
入院って、こんなにするの!!!

無理無理~!払えない!



最初の数日はいろいろな検査や処置がたくさんあったため
かなり高かったが、結局最終日までに繰り延べて換算すると
一日当たり約6,000円。

高いなぁ。

3割だから、実質一日20,000円か~。
食事、投薬、場所代を考えると
ほとんど人件費?(註:←ここは病院と言う条件を忘れています。)
そんなにサービスしてもらっていないけどなぁ…

こんなに高いんなら、もっと図々しくしていればよかった。。。
でも、そうは思いつつ、人手を減らしているような病院だったので
どの看護師さんも疲れ果てていて、かわいそうだなとも思った。

ところで、貯金もない僕だったので
どのように保険料を支払ったのでしょうか?

大学入学のときに母に「保険だけは入っとけ!」と
言われていましたが
「こんな大学は長くはいないだろうし、病気もしないだろう」
とたかをくくっていましたので、
保険には入っていませんでした。

がびーん。

しかし、実はちょうど一年前に僕は痔(→肛門周囲膿瘍)になってしまい(笑)、
手術の手前までいったことがあります。
そのときから母がひっそりと保険に入ってくれていたため
助かりました。

親の愛…

また、父のほうも僕のための学資保険?郵便局のやつ?に
特約?があって、そこからも保険がおりることになりました。

あぁ捨てる神いれば拾う神あり…。

人間いつ病気になるかわからない。
へへっ、でも僕は大丈夫だモンね~と言っていた僕が
まさかこうなるとは…とほほ。
お金は大事だよ~って、
最近妙に保険会社のコマーシャルに食いつくようになりました。。。w

アヒルとか、ア○コさんとか、
今僕のところに来たらホイホイ入っちゃうかもよ~

お気楽入院記#19 ツイてない日

2007-03-05 03:05:45 | 初入院生活


1月3日(水)

入院生活の中で最も忙しい一日。

入院していると、全てが規則正しい時間で進むので、
確固たる身体リズムが確立されるような気がする。
トイレに行く時間も、目が覚める時間も。

しかし外泊して、たった数日の外泊でも生活のリズムが少し変わった。
昨日の21時ごろ寝る体制に入ったのに、なかなか眠れない。

もぞもぞしていて、最後に時計を見たのは午前3時。
そこから、寝られるかも…と思った、その数分後。

ピーッ、ピーッ、ピーッ、ピーッ…
向かいの部屋から何かのアラームの音で目が覚めた。

なんや?せっかく寝そうだったのに!
何か鳴っとるよ…

ピーッ、ピーッ、ピーッ、ピーッ…

しばらく鳴っているけど、誰も来ない。
程なくして、その音の原因であろうおじいさんの癇癪を起こしている声が…

「…っくそ!どなんしたらええんや!」
「うるさいのぅ、どなんなっとんや…わからんわ…」

お~い、誰か見に行ってやれよ~。
おじいさん、困っとるよ~
僕?ぼくは眠くて動けないよ~

…ピーッ、ピーッ、
「えーい、くそっ!わからんのや…看護婦さん……あぁ」

あぁ~うるさいなぁ!早く誰か来いよ~~~

…待てよ?もし、生命維持装置とか大切なものが何らかの形で
エラーを起こしていて、その音だったらヤバくないか?
おれが気づいていながら、死んだりしたら、後味悪いなぁ…

もう!めんどくさいなぁ!

眠い目をこすりつつ部屋を出ると、
ちょうどその原因のおじいさんも廊下に出てくるところだった。
オムツ一丁で、輸液ポンプの繋がった点滴台を引いていた。

爺「かんごふさ~ん!かんごふさ~ん!」
廊下からナースステーション方向に向かって叫びだした。
僕「呼んできますよ。待っててください。」

「すみませ~ん」
ナースが一人、机の上の書類に目を落としているように見えた。
「あの~」
「はい?」
!!!
ね!寝てただろ!
目が半分閉じて、まぶしそうな、かつ、うっとおしそうなまなざしで
ナースは振り向いた。
おいおい~大丈夫か~?

「むこうでおじいさんがずっと呼んでいますよ。」
「あぁ、ホント?ありがとう~~~」

おい~
ほんま眠そうやなぁ^^;

てか、点滴を輸液ポンプで管理している人の点滴って、重要なんじゃないの?
そんな重要なポンプからアラームがなっても、ステーションには連絡行かないものなの?
アラームが鳴り始めて、患者がナースコールを押すことができる人ならいいけど、
押せない人や、途中で意識が無くなったりしたら、どうするの?

それだけじゃなく、何で夜中に、ステーションに看護婦さんが一人しかいないの?
何か掲示に「深夜には3人看護婦がいます。」ってご丁寧に書いているわりに
いないじゃん。緊急時どうするの?

てか、なんでおれが呼びにいかないかんのじゃ!
おれも患者だっちゅうの!

あぁ~、せっかく寝られそうだったのに。

午前8時、まどろんでいるところに朝ごはん到着。
結局、眠れなかった。
昼間に寝てやろう、と思いつつもそもそ朝ごはんを食べた。

食べ終わって、数分後。

おなかが痛い。
痛いよ?
痛たたたた…
何じゃ?

とりあえず、じっとしていると痛さにばかり気が行くので
ベッドの上でもぞもぞしたり、立ったり座ったりしていた。
でも、引かない。

食後30分後に、検温があった。
そのときに言うか迷ったけど、痛さが引かないので言った。

「あの~、おなかが痛いんですけど。。。」
「あら、どうしたのかしら?ちょっと様子を見てみましょう。」

それだけですか^^;
トイレに行っても、出そうな雰囲気ではない。
この痛さは、下痢が出そうな雰囲気なんだけど、出ない。

とりあえず、しばらくじたばたしていた。
すると、一回目の便が出た。普通。

出してものの数分で、2回目。軟便。

で、出して部屋に戻ったら、また行きたい。
3回目、ゆるゆる。

また戻っても、すぐ行きたい。
和式の個室に入って、踏ん張る。
何か水っぽいものが出た感触。で、便器を見ても
ん?何もない?
で、もう一回便器を覗き込みながら踏ん張ると
!!!
なんか無色透明の液体が出たんですケド!!!

さすがにやばいかなと思いつつ、
トイレを出ると、担当の看護婦さんがちょうど僕を探していて
「大丈夫?」
「いや、ちょっときびしいデス…」
「ちょっと先生に聞いてみるわね」

しばらくして、その看護婦さんが来て、
下痢止め?整腸剤?腸の動きを止める薬?
をくれたので、飲む。

食後又は食事中におなかが痛くなるのは
この秋ぐらいから結構頻繁に起こるので
たぶんそれかなと思う。

でも、いつもは1回出すと腹痛は収まるのに
出しても収まらなかった。

まぁ吐き気がないから流行のノロではないでしょうし、
大腸ガンかしら?

しばらくしていると、痛みはなくなった。

お昼ごはんが運ばれてきたけど、また痛くなったらいやだなと思って、
一口も手を付けず。

昼の点滴の時間がやってきた。

「点滴しますね~」
いつものように、点滴台をセットし、準備。

「ちょっとチクッとしますよ~」
はい~…

で、いつもなら刺して、ゴムみたいな縛っているやつをはずして
量を調節して、管をテープで止めて…とやる。

でも今日の看護婦さんは、量を調節する部分を持ったまま、ちょっと止まっている…
作業の様子はいつも僕は見たくないので(痛そうだから)、目を閉じているんですが
閉じていても、いつもと雰囲気が違うのがわかる。

「…」

何だ?

すると、いつもは尋ねない言葉を言った。

「…、痛くないですか?」

はぁ、別に。。。

「…」

な、何だぉ?

「……、じゃぁ、また、何かあったら呼んでください…」

はい~

で、僕はいつもならここで寝ます。
数分ぐらいうとうとして、寝返りをうとうと思って
ふと点滴のほうを見ると…

なんか雫が落ちていないんですケド~~~!

これ、落ちていないとどうなるの!?
点滴って、空気が入ったら死ぬんですよね???
や、やばいです~~~!

♪~~~♪~~~♪♪♪!!!(註:ナースコールの音)
ステーション「どうされましたかぁ~?」
僕「ちょっとすみませんが…(汗)」


「は~い、どうしましたかぁ」
「て、点滴、落ちてないんですガ!!!」
「ほんとね~、腕の向きが悪いのかしら。。。あら、漏れてるわね!
 腕が少しはれているわね!ははは」

は、はははじゃネェよ!

いわゆる「点滴漏れ」でした。
後で調べると、静脈外で漏れてもゆっくり吸収されるから、問題はないようですが、
知らない僕はもう冷や汗!
(追記:漏れてはいけない点滴もあるようです。)

「腕変えてやり直しますね~」
そういえば、この事件がなければ、入院して以来ずっと左腕で、
腕中かさぶたやら青あざやら黄あざやらテープかぶれやらで
ぼろぼろだった。

よく考えれば、別に右でもよかったのに、何で変えなかったのかな?

あぁ、心なしか点滴漏れした腕がだるい…
今日は散々な一日だったなぁ。。。

てかあの看護婦、おかしいと思ったに違いないのに、
やり直さなかったのがすごいな!
絶対事故を隠すタイプやな!

今日は母が健康祈願のお守りを持ってきてくれた。

お気楽入院記#18 大晦日

2007-02-22 21:36:27 | 初入院生活
12月31日(日)

いよいよ大晦日。

まさか入院という形で
年末年始を過ごすとは思わなかったなぁ。

おかげで、あんまり年の瀬って感じがしなかった。

今年は、本当に「無」な一年だった。

他の部屋の人も、一昨日くらいから徐々に帰宅しているようで、
ここ何日かは何となく静かになっているような病棟の雰囲気。

この日のお昼ごはんは年越しそばだった。
長期入院の患者さんは、このような行事食によって、
季節を感じるようにしているんだろうな。

昼食後は姉が迎えにきてくれて、帰宅の途へ。
ナースステーションで、外泊届けを書く。

「理由も一応、書いておいてくださいね」
なんて書けばいいのかな?
「何でもいいですよ、気分転換とか。年越しとか。」
じゃあ、『年越しのため。』

入院してからはじめての外出。

全然歩いていないから、病院内の廊下を歩いて
出入り口までにたどり着くまでにもうすでに足がプルプル震えている。
完全に筋肉が弱っていることを実感した。

地球に帰還した宇宙飛行士状態。

安静にしておけとは言われても、多少は動いていないと
復帰したときに、ちょっとやばいんじゃないかなと思う。

帰宅。
何となく妙に家族が優しくしてくれる。
まぁ、普段も全然実家には帰ってこなかったし、
帰ってきたと思ったら、こんな入院患者だし。

久々だから、ちょっと甘えよう。

紅白歌合戦を見たりして、ようやく年末なんだと実感する。
ダウンタウンの番組が面白かった。

お気楽入院記#17 出会いと別れ

2007-02-18 18:15:31 | 初入院生活


(写真はある日の昼食)

12月30日(土)

まだ部屋も廊下も照明が落とされている時間、
夢の中だったが、不穏な声が外の方から聞こえてきて
目が覚めた。

嗚咽と共に
「姉ちゃん…姉ちゃん…」と喚く男性の声。

あぁ、考えてみれば
入院病棟には、この場面に出くわす可能性があったのだ…

聞きたくない声だ。
聞きたくない。聞きたくない。

布団を深くかぶった。



昼過ぎ、隣のおじいちゃんが挨拶に来た。
「今日で私、退院することになりました。あなたもお大事になさってください。」

「これはおめでとうございます。家でも養生なさってください。」
糖尿病のおじいちゃん、毎日の血糖の測定も順調に下がっていたみたいだったし、
よかったすなぁ。

僕が入室して話したこと無かったけど、ご丁寧に挨拶に来てもらって
恐縮だなぁ…

と言うか、入るとき、出るときはルームメイトに
挨拶するのが普通なのかな…?
そうなの?
入院してきたとき挨拶していなかった僕はやばいデスカ!?

おじいちゃんが出発したあとは間髪いれずに看護助士さんが
ベッドメイキングと掃除にやってきた。
早い早い!

まぁ入院なんて、いつ入ってきてもおかしくないから(僕も然り)
いつでも迎えられる体制にしているんだなぁと思った。

と思ったら、早くも新しい人が入院となった。
早っ!

おじいちゃんだけど、超大柄な人。目の上にガーゼをしている。
事故かな?

このおじいちゃんは、このあと僕の中で
要観察人物となった。


お気楽入院記#16 B型肝炎

2007-02-18 00:57:13 | 初入院生活

(※加工しています)

12月29日(金)

数日前、
母「年末は帰れるとか、先生言ってた?」
僕「いや~、なんも言っとらんかったよ。」
母「おかしいなぁ、ここの病院、年末は患者を帰そうと必死になるんだけどね。
  看護婦さんも休ませないといけないから、人手が減るし。だから患者を帰すわけ。」

ほ~、なるほどね。
なんかそれってやだなぁ。
病院でも人件費か…
人件費、人件費って、世知辛い世の中よのぅ…

と思っていた矢先、看護婦さんが
「年末はどうされますか?」と聞いてきた。

やっぱり僕も例に漏れず帰宅させようとしているな。
まぁ、別に重症じゃないしね。

入院してから、外に出ていないし、
帰れるなら、一度は帰っとこうと思っていたので、
31日の昼食後に一時帰宅することでお願いした。

何日かは検査も無く、体調もよくなってきて、まぁそんなに
長く入院ではないんだろうなぁ、と思っていた。
気楽なもんだ。

そんなところに、先生が回診に来た。

「B型でしたよ。」

えぇっ、B型?

なんで…B型、、、?

たしか、脳内の薄い知識の泉に問い合わせると、B型肝炎は母子感染だという
結果が出てきた。

母はB型肝炎ではない。
仮にそうだとして、何でいまさら?

「A型か、C型かも調べましたが、B型でした。
 海外へは言っていないですよね。」
「ええ、行っていないです。。。先生、B型肝炎は母子間で感染するやつですよね?」
「そうですね、まぁそれもありますがそれ以外でも考えられます。
 原因がわからない場合も多いですね。」

え~、B型肝炎って、、、
おいおい~。。。
せめてA型が希望だったのに…(?)

何か、それで落ち込んだ。

A型肝炎は、確か貝とかでそんなに重症ではないけど
B型肝炎は、ちょっとやばかったんじゃないかな…

その一言だけで、ここ最近の浮かれ具合が急激に覚めて
ちょっと調子が悪くなってきた。

B型肝炎は母子間の垂直感染もあるが、それ以上に
水平感染、いわゆる

「性行為」

での感染が多いことは、まだ知らない。

お気楽入院記#15 看護計画

2007-02-15 19:11:33 | 初入院生活
12月26日(火)

僕を受け持つ看護婦さんが決まり、看護計画も
決まった。

初日に「若くていいわ~」といいつつ点滴をしてくれた
看護婦さん。
若くはないけどかわいらしい、やさしい、丁寧な方。

正直、ほかの比較的若い看護婦さんは感じが悪い(と見える
のは、きっと人員削減の影響だと思うが)
人ばかりだったので、この看護婦さんに当たって
よかったなぁと思った。

一応、その計画書とやらを持ち出して説明してくれるんだけど、
あまりはっきり見せてくれない。
というのも、

「ごめんなさいね~、空白が多いでしょ。。。
あんまり書くことがないの~うふふ」

と焦っているようだった。

確かに重症じゃないから、あまり看護することもない
という理由もあるんでしょう。

まぁ、形だけでも仕上げないといけない書類が
病院にもあるんだなぁと思った。
大変だ。

「対応:困ったことがあったら、介助する」というのがあって
無理やりやなと思った(笑)。

とりあえず、治療の方針は
・栄養をきちんと取る
・安静にする
がメインとなる。
とくに強い薬の投与、手術などはなし。
点滴もただの「ブドウ糖」と「電解質」のみ。

入院期間は、およそ2~3週間という記述があった。
も、もっと…

12月27日(水)

急に入院が決まってから、風呂に入っていない。

なんせ要安静で、トイレ以外部屋から出たら駄目だってんで
当然、風呂もダメ。

ここ数日、頭がかゆくて仕方ない。
鏡を見てみると、表面には大量のフケが…

ぎゃ~

いくら入院患者とはいえ、これは恥ずかしい…
それからは隠すためタオルを頭に巻いて生活していると、
担当の看護婦さんが気づいてくれて

「お風呂に入れないからかゆいでしょ?
ちょっと先生にお風呂入っていいか聞いてみますね。」

で、しばらくすると、
「お風呂はまだ駄目みたいだけど、シャンプーとかはいいみたいだから
場所案内しますね。」

ほお。

同じフロアに、「浴室」と書いた部屋があった。

入ってみると、ここはかなり広い空間。寝たきりの人や要介護の人が
介助付きで入るための風呂のようだ。
その一角にシャンプー用の洗面台がある。

「ここにある椅子を持ってきて、座ってやってくださいね。
立ってシャンプーして疲れちゃうといけないからね。
でも、気軽に言ってもらったら、私がシャンプーしてあげますよ。」

へぇ、そこまでしてくれるのか…
「いやぁ、大丈夫ですよ。自分でできますよ。」

「あら~、いいんですよ。遠慮しなくても。
今しましょうか?いま私やることないし。うふふ。」

で、まぁ僕は本当に元気なのにわざわざ看護婦さんにしてもらうのは
心底申し訳ないと思ったので、自分でします!と
お断りした。

そんなやり取りをして、今日は夕方ごろシャンプーをした。
や、やりづらい!!!
3回くらい洗った。でも、あまりのやりづらさにあまりきれいになっていないような気がする。

まぁでも、ちょっとはすっきりした。



お気楽入院記#14 5日目

2007-02-14 17:57:59 | 初入院生活


(写真はある日の昼食)

12月25日(月)

お昼ごはんには、ちょっとかわったものが。
メインが、ホイルに包まれている。。。

クリスマスを意識しているのかな?
と思ってわくわくして包みを開けると
何のことはない、ささみと野菜のホイル焼きレモン添え。

上品なお味で(=薄味)。

それとともにメッセージカードが添えられていた。

(※hs061225_0024.jpg挿入

この日母がお見舞いに来た話によると
父が今朝ほど嘔吐と下痢を何度か繰り返したため
病院に行ったとのこと。

僕のお見舞いで、何かうつってしまったのか?

何か忘れていると思ったら、今日は「のだめカンタービレ」の最終回だった。
ここ何日かバタついてて忘れてた。

久々にドラマを抜けなく見続けていて、最終回を見逃すわけには行かない!
入院後初めてテレビカードを買って、見た。
面白かった。



最近の病院のテレビは、液晶なんですね。。。
時代が変わったなぁ。



食品を扱う

2007-02-14 00:07:01 | 初入院生活

病院の食事で出されていたジュース。

カゴメと書いてあります。
「野菜生活」のように見えますが、商品名は違うようですね。
でも中身は「野菜生活」です。

で、なにが言いたいかというと、
パッケージに
「全国病院用食材卸売業協同組合」とあります。
またの名を「Japital Foods」。

そんなのがあるんですね。
僕の知らない世界がまたひとつ。。。

病院で出ていたふりかけなどにも
この「全国病院用食材卸売業協同組合」と書いてありました。

調べてみると、全国的に有名な会社が結構
参加しているようですね。


最近の入院患者の食事が出来る過程は、
昔とはシステムが違うようです。

調理スタッフを病院で雇わず、
「シダックス」や「グリーンハウス」などの
フードサービス会社に委託したり、
病院の給食場で作らず、
センターキッチン方式で作り
近辺の複数の病院に同じ献立を配送するそうです。

合理的ですね。

病院の栄養師さんは、レシピを作り、患者さんごとのオーダーをまとめると、
そのような専門会社が、残りの作業をやってくれると。
う~ん、アウトソーシング!
経費削減!

話がそれましたが、そういうところなどに、
「全国病院用食材卸売業協同組合」からの食材が
納入されているということです。

最近では大手菓子メーカーによる不祥事とか
話題になっていますが、
何となくここの団体に入っているメーカーは
無条件に食に対する安全感はありますよね。

だって、病院に卸している会社ですからね。。。
結構製造にも厳しいんじゃないですかね。



僕がしていた点滴は
「大塚…」さんところや
「味の素…」さんところの点滴でしたよ。
食品メーカーで有名なところは、密かに製薬会社も
兼ねているんですね。。。

ということは、某オロ○ミンCとか、某旨み調味料の会社に関しては
過ちは起きないんじゃないですかね。

株とか買うなら、こういうところもポインツですね!

(下記追記)

て書いてたら、上記某社から自主回収の案内が出てたよ…
まぁ薬と食品は製造過程が違うわな。。。




お気楽入院記#13 サイレントナイト

2007-02-09 22:34:59 | 初入院生活


(写真はある日の夕食。)

12月24日(日)4日目。

今日はクリスマスイヴ。

はぁぁぁ…

何が楽しくてクリスマスに
病院に拘束されんといかんのじゃ~!

今回入院しているのは、キリスト教会系の病院。
うちの家庭は、別に特定の宗教はないんだけど。。。

なので、この時期、この病院全体の雰囲気は華やかです。

ツリーもあるし、廊下はささやかながらイルミネーション。
いろんなデコレーションが施されています。

廊下から入院患者同士のこんな会話が聞こえてきました。

「今日のごはんは、アレらしいわよ」
「夜には何か、ナニがあるから、あれしないとね~」

んん?
何があるの~~~???

ちょっと期待しちゃう。

お昼ごはん。
廊下から「わ~すごいごちそう!」との声。

おおっ!なになに~???

入院して、食事の時間が唯一の楽しみである僕には
わくわくさんですな。

「(ぼくのなまえ)さん、お食事ですよ~」

キタ――!(AA略)

…?

???

わ~っ、、、素敵な…

煮物…和食…

ど、どこがごちそうですか―――――ッ!?w

僕の食事は、いわゆる制限のない「一般食」ではなく
治療の一環である「治療食」だったので、こんなんである。
(一般食はすごかったらしい…)

仕方ない。

夜ごはんも微かに期待したけど、やっぱり素朴なもの…
う~ん、素敵な和食クリスマスディナー(涙)



「ちょっと電気を消しますね~」
夜7時ごろ、看護婦さんがやってきました。

お?もう消灯か?と思ったが
なにやらイベントがあるらしい。

いつもの消灯でも常夜灯やトイレの照明はついているけど
このときは全てオフ。ほぼ真っ暗。

しばらくすると、廊下から歌声が聞こえてきました。

子供たちや神父、シスターが
きよしこの夜を歌いながらの
キャンドルサービスです。

おおお~すてきだ~!

廊下を幻想的な光の塊が、ゆったりと進んでいます。
普段寝たきりのおばあちゃんも、廊下まで歩いて顔を出しています。

何となく、感動。
なかなかいいときに入院したものだ。

クリスマスなんて、各種商業の罠にハマり、
恋人同士のなんとやらって言うけど、
本来のクリスマスって、こういうことなんだなぁと
実感した。


HBV.doc 16/30 6L