お気楽入院記#26
食事は1日3回。
患者さんによっては、栄養状態や
絶食などによる時間的配慮から
おやつが出る人もいる(いいなぁ)。
こと急性肝炎(B型)は
薬などでの治療はなく、
安静と栄養が主な治療となる。
一昔前の文献によると
食事は高タンパク、高カロリーを摂るようにとあるが、
近年では、安静による運動不足で
太ってしまうので、今は高タンパクの食事を
摂るように指導しているようです。
最初に栄養士さんが僕のところに来たときの説明でもそうだった。
そのときにくれたパンフレットにはこうある。
1 バランスのよい食事を規則正しく
2 脂肪の少ない食品や部位を使う
3 揚げ物は避け、油を使わず煮る焼く蒸す調理法を活用
4 アルコール禁止
5 カフェインや炭酸飲料、香辛料は、痛みを起こすので避ける
6 一度に大量に食べず、何回かに分けて少しずつ
まぁ今までの食生活では
全然守られていないわ。。。
上の写真は朝食。8時から。
ごはん。
味噌汁。
豆腐、そうめん、たまねぎ、麩などがローテーション。
味はしっかりしているけど、味噌(塩分?)は少なめだった。
味噌のカス(?大豆のぬけがらっていうのかしら)が
いつも大量に入っていた。
これもわざとなのかしらん?健康にいいの?
煮物。
わざとなようですが、汁でだくだくにしているのが多い。
ごはんのとも。
たくあん、キューちゃん、梅干し、昆布、ふりかけ、しば漬けなどがローテ。
野菜ジュース。
他の人は牛乳(脂肪?)だけど僕の場合はだめだそうです。
ごはんでなくパンの日もあるます。

写真は昼食。12時から。
ごはん。
ホット1(メイン)
昼ごはんの主菜が一日で一番よかった。
よかったというのは、肉のときが多かったってこと。
ホット2
煮物。やはりだくだくのくたくた。
コールド1
酢の物とか、和え物とか。
果物。
みかん、バナナ、リンゴとか。
フルーツが出るのは一日でも昼だけ。

写真は夕食。18時から。
ごはん。
ホット1&2
コールド1&2。
おかずの数は一日で最も多い。
何となく(3食問わず)やたら目に付いたのは
煮物としてのアスパラ、
すり下ろしではない山いも、
おくら、
にんにくの芽、
ヤングコーン。
なんかにんじん、かぼちゃ、ほうれん草とかは
出てきても普通じゃん?
当たり前というか、出るべくして出たというか。
でもこれらは何となく意外だった。
ねばねば系と、緑の硬い系野菜(?ブロッコリーとかインゲンとか)は
よさそう。
肉が出るときは、かなり油抜きをしている感じがした。
結構パサパサしている。
僕は好き。
当然牛豚鶏肉より、魚とか卵が多かった。
トレーが右ゾーンと左ゾーンに分かれているのは
どうやら運んでくる機械のなかが
同じトレー上でホットとコールド
両方で保温できるしくみらしい。
すげいな!
でもこうして、規則正しく、野菜もきちんと食べるだけで
調子もよくなり、病気も治るんだから
食事ってとても大切なんだなぁと思いました。
単に空腹が満たされるだけでよいとか
単にサプリメントを摂るだけはいけない。
さらに、食べられることに
感謝をするようにもなった。
◆
一日何も動かないにもかかわらず
やはり18時から翌8時まで何もないのは耐えられず、
夜な夜な差し入れのお菓子をぼりぼり食べていました(ォィ