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ゴーゾン!

遠慮はそんりょ

お気楽入院記#12 暇の極致

2007-02-08 16:09:18 | 初入院生活


(写真はある日の夕食)

12月23日(土)3日目。

緊急入院したところで、痛みなどがあるわけではなく、
何で入院しているかわからないくらい。

また、トイレくらいしか病室から出てはダメとのことで、
かなり、暇をもてあます。

まぁ、寝るのが大の趣味の僕にとっては、
寝てれば満足なんですが^^;
さすがにね~、動けないのもしんどい。

しんどいで思い出したが、一応身体的には、

・微熱がある。
・股関節まわりや足全般に比較的だるさが残る。
・見た目はピーク時ほどではないが黄色い。
 手足は顕著に黄色い。

こんな症状がでている。

本当に想像を絶するくらい暇なので、
姉や父にお願いしていろんな本を買ってきてもらった。

本など、もう何年もまともに読んでいない。
特に買ってきてほしいものを言わなかったのもあるが、
個人的には、ビジネス書や人生の教訓的なものを
微かに期待していたが、買って来てくれたのは
西村京太郎とか(笑)

さくっと読んでしまった。



食事は、介護助士さんや手の空いている看護師さんらが
ベット横まで運んできてくれる。

食べ終わった後の下膳は、寝たきりの人や
体調の悪い人は下げに来てくれるようだが、
それ以外の患者は、同じ部屋の人や周りの様子をみると
自分で、廊下で待機している看護助士さんのところまで
もって行くようだ。

初日は点滴中だったり、体調不良などで
来てくれたが、今日は体調がよい。
食器をどうしたらいいかわからなくて、さてどうしようかなと言うとき
廊下から介護助士さんのボソッと独り言が聞こえた。

「今日は誰も持って来んな!」
と微かに怒り気味?(笑)

こぇぇ~ちゃんと自分で持っていこう…

今日は実家では近所の人からもらった
霜降りの和牛ですき焼きをするそうで。。。

えぇえぇ、ようござんすなぁ。



お気楽入院記#11 お見舞い考

2007-02-03 17:38:20 | 初入院生活


午後から維持液「ソリター」を点滴。
開始直後から寒気を感じる。

点滴が終わると程なくして夕食だった。
今度はふわふわして、熱がある気がする。
そのまま寝た。

家族がお見舞いに来てくれたけど、朦朧として
ほとんど相手に出来ず
すぐ帰ってもらった。

今回入院してみて、僕はお見舞いに行くのも、
お見舞いに来られるのも好きじゃないと思った。

今まで家族や親戚が入院して、お見舞いに行こうって
誘われても、正直「嫌だなぁ」と思った。

なんだか、普段元気な姿しか見ていない人が
ベッドの上で弱っている姿を見るのが
心底嫌だった。

家では普通の会話をする父や母が昔入院したときも、
何となくよそよそしくなった。
もう早く帰りたい~ってなってしまう。

逆に、初めて味わう、見舞いに来られる側。
これも、嫌だった。

こんなに元気なのに、家族が毎日来てくれるのが
申し訳ない気がした。
実家から近い病院とはいえ、きっと煩わしいだろうし、
冬場だから病人の多い所で風邪とかをもらう可能性もあるし。

だから来て欲しくない。

そして、家族はお見舞いに来ても、
例えば母と姉が来たときは
普通の世間話をベッド横で二人で勝手にしていて
僕としては、家ですればいい会話じゃん、て思って
「そんな話、見舞いに来てする話じゃないよね~。。。」
と言ったら
母「家族の近況をおしえてあげてるの!!!」
と怒られた(笑)

まぁ、家族なりにあまり僕が病気で落ち込まないように
普通を装っていてくれているなら
それはありがたいこととして、受け止めないといけないなぁ
と思った。

同室の患者さんも、見舞いの家族は、、、

妻「xxさんの奥さんが白菜持ってきてくれたんよ。あんたの所持って帰る?」
娘「うち今日幼稚園のxxちゃんの家族と焼肉いくから、明日もらいに行くわ」
娘のだんな「アンパンマン、テレビでやってるぞ?」
娘の娘「くぁwせdrftgyふじこl!!!」

勝手に会話して

入院の夫「…」

患者さんは、会話に入っていなかったなぁ(笑)

これはきっと、意識しないところで
患者さんをいたわる思いやりなのかな…

見舞いが嫌だと言いつつ、
いつも来る時間に来ないと
「今日は来ないのかな…(寂)」
とか思ってしまう。

で、来ると
「キター――!!寝たふりしよ~!」
とかやっちゃう。

お馬鹿だなぁ。


お気楽入院記#10 酵素パワーのGPT!

2007-02-03 17:11:32 | 初入院生活
続いて昨日見てもらった先生が登場。

この先生が今回の僕の入院における
「主治医」になったようです。
ベッドの名前のところにも「DR.xxxx」と名前が
付けられました。

「主治医」って、こういうときにも使うんですね。。。

何となく

「私のメインバンクは◎◎」
「わたしのフェイバリットカフェ」

みたいに、患者が勝手に「お気に入り」登録した先生を
主治医って言うのかと思っていた。

入院中も、ずっと同じ先生が
診てくれるんですね。

考えてみれば、当たり前か…(恥


今朝の採血の結果がもう出たようです。

GPTが昨日2000だったのが
今日は1000くらいまで下がっているそうだ。

え~…
点滴2回だけしかしてないのに、もう半分?
早いなぁ…

「ピークはもう過ぎたようですね。
とりあえず、栄養と、安静で直しましょう」とのこと。

何となく、肩透かし。。。

緊急入院なのでもっと重症と思ったのに
意外と数値の下がりが早いのと、大した治療もないので
つまらん!

「先生!急変です!」「大変だ、君、オペの準備!」
見たいなのを想像しちゃった…

「ナースのお仕事」の見すぎですね。。。

2回目の採血の結果
(カッコ内は正常範囲)

12月21日 13:30

TP 6.0(5.8~8.1)
T-Bil 5.2(0.2~1.1)H
LDH 270(100~210)H
GOT 509(5~38)H
GPT 1449(3~42)H←ポイント
ALP 303(100~340)
γ-GDP 111(0~72)H
LAP 76(20~80)
ChE 182(185~430)L

前回よりも好転しているものの、まだほとんどの指標で
適正値よりもオーバーしている模様。

もうちょっと、ゆっくり下がってくれても、いいのよ?
じっくり入院できるし…

なぜ入院が伸びるといいんでしょうか!
その詳細は後日!!!


お気楽入院記#9 二日目の朝

2007-02-03 01:18:56 | 初入院生活


(写真はある日の朝食。)


入院二日目の朝…

まだ周りも静かな午前6時半頃、

「…さん、おはようございます…
 寝られましたか…?
 採血してもいいですか…(小声)」

いや~、恥ずかしい…
寝ぼけた顔を見られつつ採血。

修学旅行とか外泊とかで
妙に寝起きの顔を見られるのが嫌いな僕。
でも、病人だからいいか。
しょうがない。しょうがない。

採血ッたって、
昨日の今日で、そんなに変わるかな~?と。

治療といっても、昨日は点滴を2種類だけやっただけなのに。

検便・検尿をするように言われる。
朝イチの尿はやはり濃いまま。
紙コップにとる。

便は、僕の場合数日に一回しかいつも出ない。
まぁしばらく出ないだろう。

…ところで、この検便の容器、
どうやって使うの!?
スプーンみたい…

8時前、朝食。ごはんと味噌汁と煮物の小鉢。お漬物。野菜ジュース。

ここ何ヶ月も、まともな食事を取っていなかったので、
たったこれだけの内容であっても、暖かくやさしい味付けが
とてもありがたく思えた。

朝なので量はもともと少なめに盛り付けてあるが
それでも、ここ何日かは熱が出て食欲もなく
ほとんど食べ物をとっていなかったので、
胃が縮んだのか全部食べたが、苦しい。

9時過ぎ、薬剤師さんが来た。

「今の段階では、飲み薬はないですね。食事と点滴で
肝臓を休めましょう」とのこと。

この段階では急性肝炎とだけで、まだ原因は分からなかったが
何となく思い当たるのは…

・風邪薬を無茶な飲み方をしたこと。
 (1回3錠のところを、4~5錠!しかも、2時間おき!)

・この2ヶ月、完全なるコンビニ弁当生活(食品添加物?)

漠然と薬関係で
肝臓がやられたものだろうかと思っていた。

続いて、栄養士さんが来た。

油の少ない、また汁気の多い煮物などが
中心の食事とのこと。

「お肉もしばらくは控えています。
 出ることは出ますが、ささみとか、パサパサしたものだけになりますね。

 本来は朝ごはんは牛乳をつけますが
 牛乳も一応やめときましょう。脂肪分がありますからね。
 野菜ジュースをその代わりつけています。

 今までどんな食事でしたか?」

コンビニ弁当ですね。。。

「自炊は?」

全くです、、、

「それが原因なのもあるかも分かりませんね、、、
 一人暮らしの男性はしょうがないですね♪」

はい~…




お気楽入院記#8 予定調和

2007-01-30 21:40:30 | 初入院生活


すぐに晩御飯。

さっき入院が決定したばかりなのに、夕食がもう用意できてるんだな~と
感心した。

あまり食べられない。

食欲はあったのだが、ここ何日かは、コンビニでカップのスープやら
栄養ドリンクしか飲んでいなかったので、胃がかなり小さくなっているようだ。

4種類くらいおかずがあったが
どれも、一口くらいでご馳走様。

その日は夕食後、すぐに横になった。


うとうとしていると、例のかっこいい看護師さんが来て、
「お熱を測ってくれるかな?」と。

熱は37.4℃

「ちょっと高いね。アイスノン持ってこようか?」
「タオルは持ってきている?」
「あっ、あると思います!…すみません、まだ準備できてなです…」
「うん、いいよいいよ!持ってくるからね!」

はう~ん、なんてカッコいいんだろう…

さわやかなキリッとしたお顔。
話し方は、やさしくまったりのんびりした低い声。
なのに廊下を歩いたり、物を取ったりする動きは
異様に早い!

カッコいい…
そりゃ、熱も上がっちゃうよ…


母が入院セットを持ってやってきた。
父や姉も来た。

さすがに急に入院になって、血相が変わっているかと思いきや、
そんなに心配した様子には見えなかった。

昔から病気マニアの母から、入院するに当たって気をつけることなどの
豆知識を教えられていたが、急に入院することになって、
心の準備もできていなかったので忙しい。

とりあえず、数年前に流行った医療ミスのことも考えて
投薬されるものは全てメモを取っておこうと思った。

案の定母が持ってきた入院セットの中にはメモ帳も入っていた。
未然に防げられることは防がないと。
自分がチェックできることをみすみす
見逃すわけには行かない。


入院初日はバタバタと時間が過ぎた。

急に入院しても、もうシナリオが決まっているかのような
いろんなことがスムーズに流れているようだった。


お気楽入院記#7 素敵な男性看護師

2007-01-29 21:10:51 | 初入院生活


「ちょっと待って!」



いきなり走ってきた男性の看護師さんに止められた。

「ちょっとゆっくり歩いて、ベッドに戻ろうかな。気づかなかったかな?」
何のことやらと思って、ふと点滴のされている腕を見ると、、、

ギャ~!

管の上のほうまで、赤いお!!!ぉおおっ(´;ω;`)!

逆流していたのです。
き、キモス!!!

手を少し切ったりして、血を見ることがある。
でもこんなに多いどす黒い赤の血液、まして自分の血などを
見ると、ちょっとフラッとした。

「大丈夫ですよ~。」とその男性の看護師さん。
しばらく管を上げ気味にして流れを整えているようです。

「じゃぁまた、何かあったら、よんでくださいね。」
と立ち去る。

す、素敵だ!
なんと素敵な男性看護師さんなんだろう!
年のころは、30歳代だろうか?
さわやか!だけど落ち着いた雰囲気!
スマートな動き!
キャ~!!!
あのお方は、誰!?
名前は?
抱いて(?)

そしてまたベッドで横になり、点滴が終わるのを待つ。

あまり時間はたっていないけど、またおしっこに行きたい!
どうしよう…
また点滴台を押して、トイレへ。
今度は、そろりそろりと。腕を動かさないようにして。

今回は大丈夫だ。
さっき行ったばかりなのに、おびただしい量の尿!
猛烈な勢いでしぶきを上げる!
激しい放水!まるで轟々と燃え滾る炎に勇ましく鎮火に中る
消防車の極太ホースから勢いよく噴射される…

(そんなに詳しい描写は要らないですか?笑)

出た~。
で、ズボンにしまって戻ろうとした時、また猛烈な勢いで
逆流を始めた!

わ~~~!!!

早足で病室へ戻り、初ナースコール。
来たのはさっきと同じ、素敵な看護師さん。
「また、逆流しちゃった?大丈夫ですよ~。」
同じように処理して、戻っていった。

素敵だ…。というのは置いておいて
点滴のたびに毎回こうなるのは
困るなぁ…
気持ち悪いなぁ…
と、初日にしてもう、点滴が憂鬱になる。

管に入り、再び血管へと戻っていく血をよく見ると
丸い粒々がさらさらと仲良く泳いでいるように見える。

あぁ、赤血球ってやっぱり球なんだな…
これが一つ一つ、酸素を運んでいるんだなぁ。
自分の知らないところで、自分を生かしてくれているんだなぁと
しみじみ感じた。

普段は意識しない自分の体がとても愛おしく感じる。

死んでもいいやとか、最近投げやりな自分を、反省。

</本文>

以降この「初入院生活」の話中では、
通常なら「看護師」という表現を用いらなければならないのですが
話の特徴からあえて「看護婦」「看護士」という表現を用いているところがあります。

お気楽入院記#6 猛烈に尿意が…

2007-01-29 18:51:57 | 初入院生活


そのあと、すぐに点滴。
点滴も、かなり昔に一度しただけで久々。

「明日からは午前と午後の2回、点滴をしますが、今日は2本連続でしますね。」
まずはブトウ糖と書かれた黄色い液。
一時間ほど時間をかけてそのまま連続で、透明な液体。

点滴が始まる前、看護婦さんから「トイレに行っておいてください。
2時間ちょっとかかりますからね~」
と言われた。
確か昔姉が買っていた漫画「動物のお医者さん」(佐々木倫子)で
主人公のハムテルの祖母が結石(だったかな?)で入院してしまい、
ハムテルの学会がおじゃんになってしまう話のラストで、おばぁさんが
「点滴されるからトイレが近い」旨のセリフを吐いていたことを思い出した。

あぁ、点滴されるとおしっこに行きたくなるのか。
中学や高校の生物で習った腎臓のことを漠然と思い出し、確かにカリウムとか
入ったものが血中に一杯入ってくると頑張ってろ過とかして(?)ダイレクト膀胱だなぁ
とか考えていた。

看護婦さんが針を刺すとき、
「あはっ、やっぱり若い人はいいわァ…」
な、なにがデスカ!?
確かに病棟のほとんどは、おじいちゃんおばぁちゃんですからね。

最初の1時間はなんともないけど、連続してスタートした次の点滴から
猛烈に尿意が…

ナニを入れたんだ!陰謀!?

最初に「トイレに行きたかったら、このまま台を押して行っていいですよ」と言われていたので
よっこらしょとベッドから起きて、トイレへ。

小用を足し終えて、ガラガラと点滴台を引っ張って廊下を歩く。
自分の部屋のドアの取っ手に手をかけた瞬間、

「ちょっと待って!」




お気楽入院記#5 大部屋

2007-01-28 23:16:05 | 初入院生活
看護婦「とりあえずこちらにおかけになって。。。お部屋の希望はございますか?」
母「大部屋でいいですっ!安いほうで!」

まぁ、いいんですけどね^^;

看護婦「ひょっとしたらご希望のお部屋がおとりできない場合があります。
その場合は個室や2人部屋になります。」

結果は希望通り大部屋。後でフロアを見てみると
大部屋でも空いているベッドはたくさんあった。

病院も一応、儲けを出さないといけないから、なるべく単価の高い(?)部屋を勧めたりするのかなと思いました。

部屋に着くとすぐ、レントゲンと心電図を撮りに行ってと言われた。
後で調べてわかったことだが、GPTやGOTが高いだけでは
肝臓の病気かはわからない。実際心臓関係の病気であることもある(でもわからないことはない。僕のように
GPTのほうがGOTより顕著に高い場合は肝臓である場合が大きい。それはGPTという酵素が
肝臓に多いからだそうだ)ので、レントゲンや心電図で、さらに調べると言うわけ。

どちらもストレッチャで運ばれるわけではなく、「自分で歩いていってくださいね♪」
といわれ、広い病院を歩いた。

期待はずれだ。

「通ります!急患通ります!道を空けて!」ってストレッチャーに
僕を乗せて看護婦さんが小走りで廊下を行く!
看護婦さんが点滴とか持って、「大丈夫ですか!しっかりしてください!」
と声をかける!
その上で苦しそうな顔をする僕!次第に意識が…

あ~あ、やりたかったのに(笑)

昔から行っている病院なので、広くてもどこに心電図の部屋があるか、レントゲン撮影の部屋が
あるかはわかった。何かそれもツマラン。

さくっと終えて部屋へ。
ベッドには名前の札がかけられ、いよいよ本当に入院患者になってしまったんだなぁ…と実感。

またすぐに、看護婦さんと面談(?)
普通にある問診。
また、病気以外にもこんなこと聞かれるんだなと思うものも。

「名札を廊下に出してもいいですか?」
「ストレス解消の方法は?」
「心の支えになる人は?」
「宗教は?」
「利き腕は?」
などなど。

親戚の既往症、家族構成なども聞かれたが、全然分からず。

そのあと、すぐに最初の点滴。


お気楽入院記#4 「このまま入院です」

2007-01-28 22:41:29 | 初入院生活
ん?肝炎?
白血病とか、ガンじゃないのね?
とりあえず、安心。
でも、肝炎も、かなりやばいんじゃないの~~~と
このときはまだよく知らない。

何となく昔の血液製剤がどうのやら
なんやら製薬の作った薬で
発症したニュースを思い出し、
何となくABCとかいろんな型があるくらいは知っていた。
Aは貝とかだったかな???
そんなレベル。

先生「これは入院ですね。」

にゅ、にゅいーーーーーん!???
したことネェ~~~!?
ねぇ、やっぱり、やばいのかな、やばいんですか先生ェ―――――ッ!!!
死は!?余命はッ!???

母「何型ですか?」
先生「それは今の段階ではわかりませんね。急性肝炎としか今は。あっ、君。この方の入院の手続き進めて。」
看護師「はい」
先生「かなりの数値が出ています。GPTが2000を超えていますね。」
母「えっ、2000もですか!?」
なにやら病気マニアの母と先生とで僕の知らない話題がどんどん進んでいます。

ここで検査の数値を発表しましょう。
(カッコ内は正常範囲)

12月21日 13:30

HP 65.7 (70~130)
TP 7.0 (5.8~8.1)
T-Bil 6.8 (0.2~1.1)
LDH 400 (100~210)
GOT 866 (5~38)H+++
GPT 2026 (3~42)←ポイント H++++
ALP 351 (100~340)
γ-GDP 133 (0~72)
LAP 94 (20~80)
ChE 216 (185~430)

ほとんどオーバーしています。
特にGPTと言う値がやばそうですね。桁が違いますね。

先生「貝は食べましたか?」
僕「直近ではないです(まさかかきフライ弁当ではないよなぁ)」
先生「海外旅行は…」
僕「行ってないです。」
先生「まぁ、結構わからない場合も多いですからね。とりあえず入院して、様子を見ましょう」

そのまま入院が決定。

今まで大きな病気をしたことがなく、ましていきなり入院と言われ
どぎまぎしている。

看護婦「とりあえずこちらにおかけになって。。。お部屋の希望はございますか?」


お気楽入院記#3 告知の時

2007-01-27 17:47:48 | 初入院生活
そのまま、昔からよく行っている総合病院へ行きました。

母が予約をしてくれていたこともあり
午後からの一発目の診断。しかも、母は
その病院では有名で敏腕な肝臓の先生を
その日外来担当ではないのに呼び出していました。

最初の電話で、母には黄色いとしか言っていなかったけど
黄疸→肝臓系疾患まで予測していて、肝臓の先生に連絡を取っていたようです。

母は、薬や病気のことを勉強するのが趣味で、地元の病院の全ての先生を
綿密リサーチ済みなマニアでしたので、なせる業でした。

到着して程なく、内科診察室前で血圧、体重を量り、
「…さん、2番へお入りください」
来た、診察…

「どうされましたか?」
ご、ご覧の通りとなっております…
熱もありますた。。。

「あー」
あー

「そちらに横になってください」
ひたひた…トントン…むぎゅむぎゅ…

「黄疸が出ていますね。採血しましょう。」

採血・検尿しました。
採血なんて大学に入ったときの健康診断以来
生涯2度目だなぁ…

しかも、何か黒くないですか?
血って、こんなに黒いかなぁ???こわいすよ…(汗

特に苦しいこともなく、暇だなと思いながら約1時間後、採血の結果。

「いけませんねこれは――

来た、このときが…
こんなにこの時が早くに来るとは思わなかった。。。
できれば、僕の前で告知して欲しくなかったなぁ。
知らないまま、死にたかったなぁ。

僕ってかなりの心配性だから、病名言われただけでだけで死んでしまう。
でも、先生は次のせりふを言おうとしている…
やっ、やめて―――!


―――肝炎ですね。すぐ入院です。」

ん?肝炎?



お気楽入院記#2 お母さん…

2007-01-26 23:15:07 | 初入院生活
恐る恐る鏡を見てみました。

すると…
きっ、黄色い!!!

やばいかも、、、
その病気として、なにやら、心臓系疾患、ガン、白血病などの病名が
記されています。
白血病!?
ちょうど同じ頃、カンニングの中島さんが白血病でお亡くなりになった
ニュースが流れていたので、体中の血の気が引くのがわかりました。
いままで、大きな病気をしたことがなかったので
とたんに怖くなってしまい、気づいたときには実家へ電話していました。

「お、お母さん…。どうしよう。体中が黄色くなっちゃってるよ。」

早く帰っておいでと言われ、朝起きたままの状態だったけど、外に出かけられる服だけ
きて、持ち物は財布だけもって、駅に向かいました。

血の気が引いたままなので、半ばふらふらしながら
切符を買い、電車に乗りました。

意識が朦朧としたまま、列車から風景を見ていました。
あぁついに、罰せられるときがきたなと思いました。

そりゃ、こんなにみんなに迷惑をかけながら生きてきて
許されるわけがないな。
短い人生だったなぁ。苦しいこともあったけど、楽しいこともあったなぁ。

ボーっとしてはいましたが、考えることは意外に冷静でした。
外見的な症状が出ているのみで、特に痛みなど苦しいことは何もなかったからでしょう。

1時間ほど電車に揺られ、実家のある駅に到着しました。
母が心配そうに待っていました。

こんな年にもなって親に迷惑かけて、申し訳ないなと思いました。
やばいと思った瞬間にした行動は、やっぱり実家に電話をかけたこともあり
まだまだ親に頼っているんだなぁと感じました。

そのまま、昔からよく行っている総合病院へ行きました。

お気楽入院記#1-黄色い?

2007-01-26 22:49:22 | 初入院生活
過去のブログを見ても、その症状が発症していることがよくわかります。
ーー2006年12月16日 味覚変化…舌に違和感を感じる
ーー2006年12月17日 体のだるさ
ーー2006年12月18日 発熱
ーー2006年12月19日 この日は休みで鏡を見ていなかったが、たぶんすでに
黄色くなっていたと思う。


12月21日(木)
数日前から、体のだるさ、発熱などの症状が認められます。
熱はまだあるものの、ピークは過ぎたように感じました。
未明には何度か、市販の風邪薬を飲んだように記憶しています。
昼過ぎ、ふと鏡を見ました。

顔がかなり黄色い…?

熱にはビタミンC?と思い、前日から普段は飲まないオレンジジュースを結構飲んでいました。
高校のころ、果物が大好きな友達がいて、みかんを食べ過ぎて手足が黄色くなっちゃったという
話を聞いたことがあったので、それかなと最初は思いました。

また、普段飲まない栄養ドリンクを飲んでいたこともあり、それによる黄色に間違いないと思いました。

おしっこも、黄色いを通り越して、かなりの濃さを呈しています。
茶色?
茶色い液体が便器の表面から掃けると、鮮やかな黄色が残る。(うまく表現できない)

けだるい、体がだるいとき、男ならわかると思いますが
意味もなく勃起します。
まあ、何となく、せっかく勃っているので(?)
手淫しました(笑)

で、出てきたものを見てビックリ!
普段白いものが黄色い!!!

さすがにおかしいと思い、ネットで調べました。
「全身の皮膚が黄色い症状」
みかんなどの食べすぎで起こるもの…柑皮症
重篤な病気の可能性があるもの…黄疸
違いは、眼球の白い部分を見て判別しますとのこと。
恐る恐る鏡を見てみました。

すると…

退院した~!

2007-01-26 19:56:29 | 初入院生活


せっかく毎日つけようとしていたブログも
緊急入院と言う形で
途切れさせてしまいました。。。

しかし、無事、退院することができました~

結局、薬らしい薬を飲むわけでもなく、
治療らしい治療をしたわけでもなく、
ただご飯食べて、寝て…な入院でした。

退院証明書をいただき、完治ではなく
「治癒に近い状態」とのことで
まだ何回かは、病院に行かないといけない様で
コピーしていただいた各種検査の結果を見ても
ウイルスの値は完全になくなっているようでは
ないようです。

感想。
もう少し入院していたかったなぁ~

だって、何にもしなくてもいいんですよ。
ごはんも、定時にやってくるし。。。

こんな生活で、手足の筋力が低下してしまい
実家のちょっと重いドアが開けられなかったり
階段数段で足がガクガク震えたりして
ちょっと焦る。

まぁ、入院中書き溜めた
日記を随時うpしていきたいと思われます。

ということで、「ゴーゾン!」再始動なり~~!