『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.4535 早春の守門岳

【2019年3月のイベント予定】※3/10のイベント締切りは明日です!!
***********************************
3/10日(日)=コーチSW-TARMAC納車記念『牡鹿半島一周ROADライド』
3/17日(日)=Yu-kiさん/mykさん企画『2019まったりツーリング第1弾!』
3/24日(日)=毎年恒例『鳴瀬ROADツーリング』
3/30(土)~毎週土曜早朝恒例『SB・ROAD朝練~シーズン2019~』開始
***********************************


昨日出向いた山行のレポートとなります
BC(バックカントリー)スキーを始める以前から「いつか見に行ってみたいなぁ~」と妄想していた『東洋一の雪庇』真冬の新潟は行くだけでもたいへんですので、なかなかハードルが高いのですが…3月に入りまず道路上の積雪の心配が消えた事もあり、くもりの予報ながら、てんくら予報ではAでしたので『行きたい時が行き時』…思い切って出向いてみる事に
守門岳は、八十里越を歩いたりライドしたりする際に、毎回その雄姿を目にしており、一昨年の秋に登山でも登頂済みです。…が、雪山となると話はまた別物です。今回も自分なりにふんだんにリサーチをして臨みました前日の10:30pmに店を出発し、片道300km(笹谷除く)全線下道で5:50am現地着。夜が明けたばかりの6:10am、除雪最終地点をスタートしました


今回は、先週の湯殿山の経験を踏まえて、12本アイゼン+兼用靴で登り始めました。今日はスノーシューは不要だろう…と車にデポ(苦笑)


少し歩くと大岳/守門山が視界に入って来ましたあんな遠くまで歩くのか?


なんとも神々しい景色です上がりそうで昇らない太陽…結局は最後まで終始花曇りな天候でした
30分ほど歩いて熱くなり、SUGOIのジャケットを脱ぎ、PEARLIZUMIの厳冬期用防寒グローブ(廃盤品)も薄手のSPECIALIZED・XC GLOVEへと換えました。上はFOXの長袖インナー(これまた絶版品)1枚で歩きます因みに下はOAKLEYのスノーパンツ…と、山登りでも基本サイクルウエアです


山行のサイトでよく目にする「角煮」と呼ばれる保久礼小屋です。脂身の部分(屋根の雪)がだいぶ融けちゃってますね(笑)。


少しだけ顔を出しているキビタキ避難小屋。思い起こせば、一昨年秋に保久礼口から登山した際に「やたら渋い(急過ぎず全く緩くない)登りが続くなぁ」と言った印象が残っているのですが…今回もズバリそのとおりでした。地味~に急こう配な斜面が延々と続き、兼用靴(バックル)オールフリーでも可動域がもう少し欲しいし、時折り踏み抜く事キリがなし…今回は、スノーシューがベストな感じでした。まぁ、携帯して来ませんでしたので…後の祭りです


木々が少なくなり視界が開けると、キツさを紛らすためついつい景色に目が行ってしまいます霞んでハッキリ断定できませんが…やはり一昨年歩いた越後三山を始め、新潟のお山は急峻でとてもカッコイイです


曇り空にぼんやり映る太陽先行者の方のお姿が、常に一定の距離で視界に入りながら登り続けます。


最後の登坂も地味にキツく長かったなぁ…遮るものがなくなると、てんくらAながらもだいぶ風が強まり流石に長袖インナー1枚では寒くなりました


スタートから約2時間40分で『守門大岳(1432.4m)』へ登頂完了しましたもう風が強く寒くてたまりません先行者の方は雪洞を素早く作って、温かいコーヒーで暖を取っていらっしゃいました。その先には以前どなたかが作られた雪洞が空き家状態でありましたので、すかさず拝借させて頂きました


少し暖まってから景色を再確認。霞んでおり同定できませんが、おそらく八十里越ルートを中心として右側にボンヤリ映っているのが浅草岳なハズです


そして…待ってました目的でした『青雲岳~守門岳の大雪庇』


今年は降雪量が少なく、これでも控えめ(小さめ)だそうですが…


やはり生で見ると大迫力ですこの時季の初見参で拝めて、感無量でした


あ~~~~~、帰りたくない(笑)


昨秋に登頂した粟ヶ岳の存在感が半端なかったです
さぁ、景色も堪能したし寒いので、スキーを装着して下山開始です


近くで見る中津又岳の雪庇も大迫力でした


滑って来たトレースを振り返る⛷
今回の山行にあたって、とあるBCボーダーの方のログを拝借していましたが…下りルートがもろに沢を行くものでしたので(単独行では怖いので)急遽変更し、真新しく着いていたスキートレースにいざなわれるままに滑降(と呼べるのか!?)しました


終盤に肝心なところでルート確認を怠ったが為に痛恨のルートミス…登り返しに30分くらい余計に時間を費やしてしまい、太腿始め脚のあらゆる筋肉が悲鳴を上げた終盤でした
そんな事もありながら11:40am…無事に駐車場に戻れました車は更に増えて計8台駐車されており、つくづく雪山・守門の人気の高さを痛感しました
昼前にゴールできましたが(八十里越であればゴールは夜)雪山ですので、無理は禁物心身ともにお腹いっぱい十二分に『東洋一の雪庇・早春の守門岳』を堪能できた良き山行となりました~ 帰路も勿論下道でした(笑)
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

最新の画像もっと見る

最近の「峠歩き・山歩き」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事