『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.1747 富士山ツアー・DAY2!!

【天国に一番近い…地獄ツアー2日目!!】
                              (今回の企画者:くどうさん命名

昨日に続いて“富士山スペシャルツアー”2日目のレポートです
午前2:30に起床、3:00に宿を出発、途中コンビニで買出しし、前日HCしたあざみラインを車で登ります
駐車場の暫く前から路上駐車の車両があり、嫌な予感を感じながらも3:40頃駐車場に到着…するも、やはり既に満車
あざみライン片側のみ路駐が許可されており、下るも…車の列は延々とッ
1㎞下った所に何とか入れる隙間があり、半ば強引に路駐しました

結局1㎞余計に歩くハメになりましたが…予定どおり4:00丁度にスタート
30分後に駐車場に到着し、昨日も撮影した場所で“登山バージョン”にて撮影

上の画像の裏側…山小屋が2軒あります…真夜中のオアシスですね

そして、いよいよ山道へ…全員ライト点灯し、歩みを進めます

6合目を迎える前に御来光を望む事ができました~
濃く厚い雲海を眼下にした絶景が、そこにはありました…感動ものです

ほんの一瞬しか見られない“赤富士”も堪能できました~

もう、かなり歩いた感がありますが…ようやく到着した6合目
6合目あたりまでは、樹木地帯を歩くシングルトラックで、雰囲気もグッドです

そこから暫く登って、辿り着いたは7合目かと思いきや…本6合目

そして、予想より道のりは遥か遠く、やっとの思いで7合目へ…

路面はやがて、砂に小砂利を混ぜた様な歩くには好ましくない状態へ

一部、下山路とブル道と重複する箇所がいくつかあります。
ブルとは言え、ひっくり返るのでは…と思える位の急坂です(実際その様な事故も起きているらしいのですが…)
山小屋へ荷物を運ぶだけには見えますが、ある意味命がけの危険な仕事なんだなぁ…と感心させられました。

8合目かと思いきや、こちらは本7合目
ワタクシも少々高山病の症状が出始めた地点ですが…休憩所・地べた・岩の上…に関わらずダウンされてる方が多く見られたのも、ここら辺からでした

個人的にここから先は頭痛や動悸が徐々に酷くなってしまい、休憩をコマ目に入れながら登頂を目指しました(ので画像がメッキリ少ないです)。
8合目からは傾斜もキツくなり体調も更に悪化…先を行くショウさんに申し訳ないと思いながらも、9合目ではとうとう横になってしまいました
しかし見上げれば目指す山頂は目前です(…が実際歩くと結構時間を要します)
密かに苦しそうなI川さんのサポートを受けながら、少しずつ歩みを進めました

そして、なんとかみんなの待つ須走口富士山頂上へ到着しました
しかしゴールは更にこの先、お鉢めぐりの後やって来る“剣ヶ峰”です

蔵王のお釜も大迫力ですが…さすが日本一の山…更にスケール大です
1周3㎞のお鉢めぐりコースですが、画像のとおり平坦な箇所は殆ど無く、キツい勾配のUP&DOWN…意外と険しいルートです
キツい登りが入ると頭がズキズキし、ギブアップ寸前でしたが何とか踏ん張り…

13:30…念願の“日本最高地点・剣ヶ峰(3.776m)”へ立つ事ができました
全員かなりの疲労ですが、なけなしの笑顔とチームウエアで記念写真を

その後、昼食&休憩を取り早々と下山開始…少々下った地点から、剣ヶ峰のある旧気象観測所を見上げた画像です

残り半周のお鉢めぐりの途中“富士宮コース分岐点”を見下ろした画像です

そして火口にも別れを告げ、須走コース下山道から本格的に下山開始です
画像の様な火山灰地が延々と続きます…。
一歩一歩深く刺さりながら下る“砂走り”と呼ばれる路面で、体力のある方は小走りで駆け抜けます(登山前は自分も走るイメージしか持っていませんでした…)が、『はしる』の“は”の字も出ないほど体調・体力的に弱り切っていました。
下山に関しては5人全員が同様で、屈辱的な思いを味わいました
普段はあまり運動などしてなさそうな小太りのオジさん・大きなサングラスをかけた今時風の女子・普通にデートでもしている様に手を繋いで歩いて行くカップル・そして終いには小学生にまで、とことん追い抜かれてしまう始末でした

日も陰り始めた17:10頃…なんとか5号目到着…感無量でした
この日もソフトクリームでカロリー摂取し(笑)、早めにお土産もゲットしました

暗くなる前に…と、そそくさと残り1㎞車デポ地点まで下山開始し、18:00頃到着。
歩行距離:20㎞・所要時間:約14時間の耐久チーム登山を無事終了できました

その後休む事無く、素早く着替えて急ぎ帰路へ着きました
往路とはルートを換えて、富士五湖有料道路~中央道~外環道~東北道で帰る予定が…途中の案内板で『中央道渋滞35㎞・都内を抜けるまで3時間必要!!』の知らせが
車内にて緊急会議を開き…「同じ位時間がかかっても動かぬよりはまだマシ」…と即行決断し、中央道~長野道~北新越道~北陸道~磐越道~東北道で帰るルートへ変更…約100㎞遠回りですが、渋滞も無く夕食にも早くありつけ、ストレスフリーにて帰路のドライブも楽しめました
そして、無事に9月6日午前3:00過ぎに宮城IC到着…1泊3日のスペシャルツアーに幕を閉じたのでありました

今回の企画者&発案者:くどうさん・ショウさんの思惑どおり、『日本一のお山を下から上まで自力で登る!!』豪快なツアー…持ち前のチームワークで見事目標達成する事ができました~。
みちのく伝説史の1ページに、新たに書き加えられた瞬間でした…

今回のツアーはすっかりおんぶに抱っこ状態での参加となってしまいましたが…ご同行頂きました皆さん、本当にお世話様でした…そしてお疲れ様でした~
















昨日よりは多少マシですが、まだまだ強烈な筋肉痛が続いております
これもまた、日本一のお山を制した証拠なので…痛みも楽しい思い出のひとつになりそうです
それにしても、愉快で、スケール壮大なツアーでした
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