『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.1748 ふじやまの余韻

ようやく普通に体が動かせる様になった本日…急ぎの作業を進めつつ、入手困難なパーツを探し求めたり、2011年度特約店契約等で頭を痛めたりしつつも…いまだに回想にふけっていたりします

暗い中登り始めて、ふと上部を見上げると…先を行く登山者の列のライトで、綺麗な弧が描かれていた事…

標高1,800mあたりに、厚く張り詰めた雲海が次第に紅く染まり始め…

御来光が、見る見るうちに顔をのぞかせ始め、富士は赤富士へと姿を変え…

雲の遥か下方に薄く小高い山や夜景を望め…まるで天空にでもいる思いでした
地元の方のお話によりますと「この時季の富士山は、朝は5合目より上は晴れて御来光が見れ、日中は山頂以外はだいたい雲の中、そして夕方にはスッキリ雲が取れ、その偉大な雄姿を見る事ができる」…と聞いたとおりでした

それにしても、下山の砂走りは本当に骨身に染みました
たかだか10㎞足らずの距離が、あんなに長く感じるなんて…
これまで経験した山々の殆どは、参考タイムのほぼ半分程で制覇できていましたので、いくら最近体を動かす機会が減ったとは言え、この時ほど自分の体調と体力を恨めしく思えた日はありませんでした…。
今回の登山を終えて、3,000mを超える山をあなどってはいけない事・高山登山は特に体調を整えて臨む事、この2点を改めて身を持って学びました
そして、『どんな困難も、仲間がいれば乗り越えられる!!』と言う素晴しい事も…

下山し車まで戻れた時に皆さんと交わした握手とあの笑顔は一生の思い出です


最後に余談ですが、帰路のパーキングでの食事の際、みんなでFREEで乾杯だったのですが…高山病の名残があり失礼ながら全くワタクシらしくなく(笑)、ジュースで乾杯させて頂きました

それにしても、楽しいときはいっつも「アッ」と言う間ですね~
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