『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.4364 月山登山

昨夜のブログで少々触れましたが…火曜日は開店前の早朝に『月山(1,984m)登山』へ出向いて来ました
今月下旬に予定している大山行へ向けての足慣らし的登山の1回目として、目標の大山塊を見渡せる山…という事で今回選んだのが月山でした本当は休みである水曜日に登りたいと考えていましたが、周知のとおり台風が近づいており、且つ台風後の山登りは風が強く危険が伴う為ゴリ押しで決行しました。


3:50am現地着、4:00amにスタートし、駐車場から500mで車両進入禁止の地点まで来ました。このコースで月山を登るのは初めての事です。


開店前の登山という事で短時間でサクッと登れるコースは…一番早いのは志津口コースですが、あいにく早朝はリフトがまだ動いておらず断念…結局選んだのは、片道4㎞/コースタイム2時間50分の『姥沢小屋裏コース』です。


下界は濃霧でしたが、登山口の標高ではスッカリ晴天天の川までは見れませんでしたが、星空がとっても綺麗でした


4:30amを過ぎると、夜明けの始まりです。
このインディゴブルーな夜明けの空の色が溜まりません(笑)


思ったより木道区間も長く、快適に歩けました


稜線が視界に入って来ました。牛首までの500m位が勾配もキツく正念場です


稜線へ辿り着くと、左手には鳥海山が…


右手には、雲海に浮かび上がる村山葉山を拝めました


TOP画像にある山小屋脇を通過しながら視線を小屋内に向けると、結構な数の登山者が朝食を摂り始める所でした。
頂上には思っていたより早く1時間半弱で到着…月山神社本宮へ参拝するには御祓いを受けなければいけません。入口でお祓い料¥500を納めて身を清めて頂きました。神職の方のお腹から出る唱えはオペラを連想させる迫力でした。
月山神社本宮内は、神聖な場所とされているため撮影禁止ですので割愛です。


心静かに穏やかに、身も清まった所で下山開始です。遠くに見えるは蔵王連峰かな…。往路では敢えて振り返らなかった素晴らしい眺望が待ち受けています


南北60km/東西30kmに渡る、飯豊連峰と並ぶ東北のアルプスと称される雄大な朝日連峰を北から南まで見渡す事ができました。素晴らしいの一言です


遠くばかりではありません。月山の中腹の景色も目を見張るものがあります


広大な裾野を広げる山並みにも心打たれました


やはり台風の影響か、場所によっては早くも強風が吹き荒れます。
そんな中でも、これから登頂を目指す結構な数の登山者と擦れ違いました。
南から上がってくる厚い雲がドンドン押し寄せて来ますが、下界と上界の雲の狭間で見れる、この目に映る景色に酔いしれながら慌てず急がずの山行でした


眺望重視の(未だに)登山初心者ですので、高山植物には相変わらずあまり興味がありません(咲いているのを見つけたならば「あっ、綺麗だなぁ」とは勿論思いますが…)。この後、参道の名残を垣間見れる登山道を下り、7:00am過ぎには車に戻れました(往復9㎞/2時間54分)。
非常にコアな予報を出してくれる登山天気予報サイト『天気と暮らす』を頼りに訪れた今回の月山…雨には降られないだろうと思うまでも、こんな数々の素晴らしい景色を堪能できるまで晴れるとは予想外でした…。かなり強行軍的な山行でしたが決行して正解でした。というわけで期間限定山男な今月です
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