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スペシャライズドはCLX50の開発開始にあたり、明確な目標を設定しました。それは、深さ45〜55mm、最高のエアロ性能を備え、重量1400g以下の非常にワイドなホイールとすること。この『夢のホイール』の実現には、CLX32で開発した重量削減のテクニックと、CLX64のエアロ性能を取り入れる必要がありました。 いかなる耐久性も損なわずに、あらゆる軽量化を実施。そこから、ホイール深さ数種類をあらゆる角度から研究し、スペシャライズドの厳しい重量と剛性目標を満たすには、ホイールが深すぎると大きな賭けになると判断。こうして、深さを50mmに決定したのです。 深さを決めた後、数値流体力学を用いたコンピュータモデリングにすぐさま取り掛かり、CLX50をできる限り速くし得るリム形状をいくつか導き出しました。これにはある程度の時間を要しましたが、リム形状を3種類に絞り、これらをCNC加工したのちホイールを組み立て、独自風洞施設のウィントンネルに持ち込みました。ウィントンネルでは、タイヤが性能に大きな影響を与えるため、100psiのスペシャライズドS-WorksTurbo24Cタイヤ(測定幅は26mmまで)を履かせたスペシャライズドとライバル社製のあらゆるホイールをテスト。バイクに取り付けた状態ではなくホイール単体でのテストは不正行為と捉えられることもありますが、長年のテスト経験から、バイクとホイール、そしてホイール単体をテストしても結果が変わらないことを知っています。 私たちの軽さへのこだわりを支える最適なリム形状を確定し、有名なセラミックスピード社製ベアリング採用のAeroFlange(エアロフランジ、AF)ハブと、16本のDTスイス・エアロライトスポークでそのリムを組みました。そして最終確認のテストを経て生まれたのが、深さ50mm、1375gのクリンチャーホイールセット。このホイールは、同じ深さのライバル製品より最大で200g軽いだけでなく、そのカテゴリーのどのホイールよりもあらゆるテストで速さを大幅に上回っています。
本日、○様へ納品させて頂きましたロバールのCLX50ホイールセットです
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上の説明にもございますとおり、今考えられるディープ系クリンチャーカーボンモデルの中では、ベスト中のベストなホイールかと思われます
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○様…本日はたいへんありがとうございましたm(__)m
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明日、早速の筆下ろし…たいへん楽しみですね
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