今回ご紹介する天然石は
暑い夏に相応しい、とても涼しげな
『魚眼石』――アポフィライトです。
まだミネラルマーケット初心者だった頃
ひたすら憧れ続け、ついに思いきって購入した
私が持つ石の中で、今現在に至るまで最も特別な石の一つです。
名前の由来は英語の別名である『Fish eye stone』から
石の劈開面が真珠光沢を放ち、その白い輝きが魚の眼に似ていることから
この名がついたのだとか。
魚眼石はほとんどがインド原産で
実際、私がこの石を購入した先も
インド人の方が開いていた店でした。
ちなみにこの店、現在も新宿ショーでよく見かける老舗です。
魚眼石は一般的に透明感のある白や無色が主流で
石自体はわりにポピュラーで安価なものですが
その中でも、透明度が高く、色鮮やかな緑の石だけは
大変稀少で、値段もとても高価になります。
『green apophyllite』
India Poona産

少し画像が暗いのですが
とても綺麗なエメラルドグリーンのクラスター(=群晶)です。
母岩の白い部分は輝沸石です。

これほど美しい魚眼石ですが、硬度が低く
残念ながら、研磨加工して宝石にするには向きません。

下の画像は上記と比べ1/10の値段の『グリーン魚眼石』です。
束沸石(スティルバイト)の中に埋もれたように
小さなエメラルドグリーンが点在しています。

天然石を扱う店で偶然見つけたのですが
なかなか可愛らしいです。
さしずめ、薄くメロンシロップがかかった
ミルクシャーベットといったところでしょうか

石の裏面です。
母岩部分が露出していて
いかにも鉱物といった風情です。

天然石通の間では昔から人気の高い石ですが
最近では、パワーストーンの世界でも瞑想を助け、霊力を授ける石として
人気が出てきているそうです。
今週は先週に引き続き、木曜日に天然石について更新したいと思っています。
暑い夏に相応しい、とても涼しげな
『魚眼石』――アポフィライトです。
まだミネラルマーケット初心者だった頃
ひたすら憧れ続け、ついに思いきって購入した
私が持つ石の中で、今現在に至るまで最も特別な石の一つです。
名前の由来は英語の別名である『Fish eye stone』から
石の劈開面が真珠光沢を放ち、その白い輝きが魚の眼に似ていることから
この名がついたのだとか。
魚眼石はほとんどがインド原産で
実際、私がこの石を購入した先も
インド人の方が開いていた店でした。
ちなみにこの店、現在も新宿ショーでよく見かける老舗です。
魚眼石は一般的に透明感のある白や無色が主流で
石自体はわりにポピュラーで安価なものですが
その中でも、透明度が高く、色鮮やかな緑の石だけは
大変稀少で、値段もとても高価になります。
『green apophyllite』
India Poona産

少し画像が暗いのですが
とても綺麗なエメラルドグリーンのクラスター(=群晶)です。
母岩の白い部分は輝沸石です。

これほど美しい魚眼石ですが、硬度が低く
残念ながら、研磨加工して宝石にするには向きません。

下の画像は上記と比べ1/10の値段の『グリーン魚眼石』です。
束沸石(スティルバイト)の中に埋もれたように
小さなエメラルドグリーンが点在しています。

天然石を扱う店で偶然見つけたのですが
なかなか可愛らしいです。
さしずめ、薄くメロンシロップがかかった
ミルクシャーベットといったところでしょうか

石の裏面です。
母岩部分が露出していて
いかにも鉱物といった風情です。

天然石通の間では昔から人気の高い石ですが
最近では、パワーストーンの世界でも瞑想を助け、霊力を授ける石として
人気が出てきているそうです。
今週は先週に引き続き、木曜日に天然石について更新したいと思っています。