本日は扇子について少しお話を・・・
普段生活の中に存在している扇子は、やはり夏
それ以外に、扇子をどこで見かけますか?
結婚式、着物を着ている帯に扇子をさしている人がいます。
七五三・結納、人生の節目に扇子が登場します。
落語・・・扇子は必需品ですね。
能・狂言・歌舞伎でも見かけるでしょうか?
日本舞踊・長唄・お茶・・・と日本的なお稽古ごとには扇子を持ってますね~
もちろん正吼がしている剣詩舞にも使います。
昔ながらの遊びに「投扇(とうせん)」という遊びがありました。
それぞれに使い方は色々です。もちろん扇子の意味も色々です。
全部を紹介できるか不安ですがお付き合いを・・・
人生の節目の扇子経験ありませんか?
「お宮参り」、子供の名前と生年月日書き込んだ扇子をのし袋に入れ、麻の緒を添えて神社に
持参。祈願後は神社(土地の守護神)に奉納します。
扇子を広げると、先(末)が広がるので「末広」とも呼ばれ、末広がりに栄えるようにと好まれる縁起物。
子供の誕生を産士神(うぶずながみ:生まれた土地を守る神様)に感謝しての行事です。
七五三・十三参りにも扇子は持っています。
同じように子供の成長を感謝し、これからの人生が「末広がりに栄えますように」という思いが込められてます。
京都では、十三参りに扇子も大人用に変わり、好みの扇子や家々特有の扇子を持つようです。
結納でも扇子は大切です。
扇子を取り交わす。これは、平安時代からの風習で普段、自分が使っていた扇子に
自分の身体と心を込めて相手に託すという意味があります。
結婚式に持つ扇子は多幸を祈り厄災から身を守る魔よけの意味。
ここにも扇子に思いが託されています。
最近ではあまり見られなくなりましたが、「葬儀」などの不祝儀にも扇子は登場します。
鈍色(にびいろ)の扇子は、二度と凶事が起こらないように扇子の要(竹骨を一か所で
止めているもの)をはずして屋根に放り投げるという風習があります。
生まれた時から、神様に感謝する(物を申す)時は扇子を持つか、前に置くという習慣が
あり、亡くなると仏(人)に別れを告げるという意味があるのです。
人生と共に扇子があったのには深いと思いました。
次に伝統芸能ではどうでしょうか?
能を舞う人にとって扇子とは武士の刀と同じです。
常に身に付け、身の回りに置き、扇子によって表現をします。
そこに込められている意味は、「舞踊」が神への奉仕として起こった事にあります。
扇子が人間界と神の世界の境界を示す役割をしていました。
「舞踊の世界でも踊る前には扇子を前に置いて一礼します。
神へ捧げる奉納の舞いとして、神への敬意を表すのです。
ようするに目の前の扇子は人間界と神の世界の境界線としているのです。
扇子を手にして踊り出すと人間から何者かに変身しているのです。
とても神聖なものに感じられます。
だから「伝統芸能」の舞いを見ると心が清らかな気持ちになり洗われたような感覚になるのかもしれませんね。
扇子って素晴らしい
とても素晴らしい物であり深いんです。
粗末に扱ってはバチが・・・正吼も扱いには十分に気を付けなければ(^^;)
普段生活の中に存在している扇子は、やはり夏
それ以外に、扇子をどこで見かけますか?
結婚式、着物を着ている帯に扇子をさしている人がいます。
七五三・結納、人生の節目に扇子が登場します。
落語・・・扇子は必需品ですね。
能・狂言・歌舞伎でも見かけるでしょうか?
日本舞踊・長唄・お茶・・・と日本的なお稽古ごとには扇子を持ってますね~
もちろん正吼がしている剣詩舞にも使います。
昔ながらの遊びに「投扇(とうせん)」という遊びがありました。
それぞれに使い方は色々です。もちろん扇子の意味も色々です。
全部を紹介できるか不安ですがお付き合いを・・・
人生の節目の扇子経験ありませんか?
「お宮参り」、子供の名前と生年月日書き込んだ扇子をのし袋に入れ、麻の緒を添えて神社に
持参。祈願後は神社(土地の守護神)に奉納します。
扇子を広げると、先(末)が広がるので「末広」とも呼ばれ、末広がりに栄えるようにと好まれる縁起物。
子供の誕生を産士神(うぶずながみ:生まれた土地を守る神様)に感謝しての行事です。
七五三・十三参りにも扇子は持っています。
同じように子供の成長を感謝し、これからの人生が「末広がりに栄えますように」という思いが込められてます。
京都では、十三参りに扇子も大人用に変わり、好みの扇子や家々特有の扇子を持つようです。
結納でも扇子は大切です。
扇子を取り交わす。これは、平安時代からの風習で普段、自分が使っていた扇子に
自分の身体と心を込めて相手に託すという意味があります。
結婚式に持つ扇子は多幸を祈り厄災から身を守る魔よけの意味。
ここにも扇子に思いが託されています。
最近ではあまり見られなくなりましたが、「葬儀」などの不祝儀にも扇子は登場します。
鈍色(にびいろ)の扇子は、二度と凶事が起こらないように扇子の要(竹骨を一か所で
止めているもの)をはずして屋根に放り投げるという風習があります。
生まれた時から、神様に感謝する(物を申す)時は扇子を持つか、前に置くという習慣が
あり、亡くなると仏(人)に別れを告げるという意味があるのです。
人生と共に扇子があったのには深いと思いました。
次に伝統芸能ではどうでしょうか?
能を舞う人にとって扇子とは武士の刀と同じです。
常に身に付け、身の回りに置き、扇子によって表現をします。
そこに込められている意味は、「舞踊」が神への奉仕として起こった事にあります。
扇子が人間界と神の世界の境界を示す役割をしていました。
「舞踊の世界でも踊る前には扇子を前に置いて一礼します。
神へ捧げる奉納の舞いとして、神への敬意を表すのです。
ようするに目の前の扇子は人間界と神の世界の境界線としているのです。
扇子を手にして踊り出すと人間から何者かに変身しているのです。
とても神聖なものに感じられます。
だから「伝統芸能」の舞いを見ると心が清らかな気持ちになり洗われたような感覚になるのかもしれませんね。
扇子って素晴らしい
とても素晴らしい物であり深いんです。
粗末に扱ってはバチが・・・正吼も扱いには十分に気を付けなければ(^^;)