『安倍晋三回顧録』。いきなり「売り切れ」になったりました。
安倍首相は若き日に李登輝と会って感銘をうけていました。
大ベストセラーとなっている『安倍晋三回顧録』は各方面で話題を呼んでいます。
産経新聞と読売は好意的に報じています。
安部首相は世界の指導者に言及し、「好戦的」な印象のトランプ前大統領は、実際には軍事行動に消極的だったこと、
それを北朝鮮に見抜かれることを恐れていたことを回顧しています。
秘話は習近平国家主席に及び、
「もし私がアメリカに生まれていたら、共産党には入らなかっただろう。
おそらく民主党か共和党に入っていただろう」と語ったそうです。
ちょっと信じられない話ですが、ジョークでしょうね。
習近平は「強烈なリアリストだ」とも分析しています。
在任中に27回も会談したロシアのプーチン大統領は「クールな感じに見えるが意外に気さく」との評価をしています。
さて、
台湾での注目箇所はやはり李登輝元総統との交流の深さ、その親密ぶりですね。
台湾のメディアでも已に内容が詳しく紹介され、日本とは別の角度からの評価が拡がっています。
『自由時報』(2月8日)によれば、
「安倍首相は、1994 年に李登輝前総統と初めて会ったときの衝撃を振り返り、李登輝は間違いなくアジアの偉大な代表者であると語った」と紹介され、安倍首相は官房長官や総理大臣を務めた後、李登輝と何度も会談した経過も書かれています。
安倍首相は1994年に自民党青年局次長として台湾を訪れ、李登輝総統と初めて会って衝撃を受けたと語っています。
李登輝の教育と演説、そして台湾の 2000 万人の国を守るという見解に深く感銘を受け、李登輝にオーラがあると感銘を受けたと回顧しています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます