成安造形大学環境デザインニュース

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住環境デザイン展Ⅵ その1

2008年05月13日 | トピックス


住環境デザイン展Ⅵ
大地の改変~『小公園の造形』を中心として~

ここに展示する多くの作品は、1年生前期の課題として制作されたものである。
この課題は、イサム・ノグチのプレイ・グラウンドに刺激を受けて考えられた。
土だけで公園が出来ないだろうか。それがこの課題の最初のコンセプトであった。樹木の優しいニュアンスにひとまずは頼らない造形。土を掘り込んだり、積んだりすることをとおして、大人も楽しめる子供のための遊び場ができないか。
大地を改変し、大地の潜在的な力を引き出すことができるようになれば、ランドスケープ・デザインの神髄が理解できるのみならず、建築造形を支える役割を持つ「地」としての大地の造形可能性も見えてくるはずだ。
模型制作は油土を用いて行なうが、この形定まらぬ模型素材とその作業に表現の可能性を見出した2,3,4年生の作品も併せて展示をしておこうと思う。
忌憚のない批評を乞いたい。(住環境デザインクラス教員  磯野英生)


山口雅人 (1期生:北陽高)「卒業制作」             NG AI LING (1期生:日新獨立中.マレーシア) 「2年前期課題」

浦 清彦(1期生:長崎日大高)「2年前期課題」           天目石 愛美(5期生:南大隅高)「3年前期課題」

西村 京子(1期生:銅駝美術工芸高)「2年前期課題」        杉本 知香(1期生:金沢錦丘高)「2年前期課題」               

畠山 鉱平(5期生:札幌清田高)「1年前期課題」

菊池 朝香(5期生:三重高)「卒業制作」