なんて大層なものではございませんが。
前にね、とあるコラムでね、セーラームーンの月野うさぎは金髪、白人、ゆえに、日本人は、白人に憧れている、みたいなご意見を拝見したことがありまして…
現代っ子(昭和59年生まれ)からすると、「ちょっと違う」と思ったのです。
確かに美の価値観として「金髪」「白い肌」「青い目」というのは存在します。
未だに、ヴィクトリアンな世界観、フランス、英国、北欧、そのへんに対する憧れ、というか、なんというんだろう… 王子様に憧れ、プリンセス思想というのは存在するのは認めます。
ただね、その時代は終わっているんです。具体的にいうと、キャンディキャンディな時代くらいに。
確かに、あの時代は、すらっと伸びた手足、白い肌、金髪、ああ、白人に生まれたかったわ…… って女の子たちが思っていた時代でした。
今の子がわかる人だと、ガラスの仮面の「姫川亜弓」みたいな感じ。
ママ女優、パパ監督、お金持ち、ばあやがいて噴水があってバラがあってお紅茶のんでピアノひけてバレエできて…エトセトラエトセトラ(←これももはや古いwwwww)
じゃあ、なぜ終わってしまったのか。ムカつく答えですいませんw 簡単に手に入るからです。
あんね、金髪にしようと思ったらね、ドラッグストアさ行って、ブリーチ買えばできんねん。美容室に行ってもいい。自毛変えるのはやだなぁって思ったらさ、カツラ…じゃなかった ウィッグとかでも買えるわけさ…
白い肌は、簡単ではないけどさ、やる気になればできるわけさ… 金さえかければ。
これは別に白人を推奨するわけじゃないよ! 逆に黒くするって人もいる。一時期、日焼けマシーンとか流行ったよね…。それも美なわけさ。
髪だってね、金髪だけじゃなく、茶色くたって、赤くたって、緑だってできる… 白髪だってやる人はいる。やる気になればね。
お紅茶だってね、バラだってね、ググれば、ブランドものだって手に入る。
望めば、ね。
でもね、その代わりに私たちは知ってしまった。そこに幸せがないことを。それらを得ても幸せになれるわけではないということを。
くっそ生意気でサーセンwwww
当時はね、欧米に憧れていた時代はね、美しく生まれたら、欧米に生まれたならば、幸せになれると思っていたの。
だから、必死こいて金稼いで、狭い庭で一生懸命バラ育ててさ、こどもにはピアノとバレエを習わせて… ママが子どもの頃はやりたいけどできなかったのよ、とか言ってさ…。
しかし、外国に何回行っても、良い物いっぱい持っていても、幸せになれなかった…。
なぜなら幸せになってしまったからw くっそ皮肉だよねw
あんなに結婚したかったのに、したら地獄とか。
あんなに就職したかったのに、したらブラックみたいな感じだろうか。
私は幸せだよ。自分が買わなくでも、手が届くところにドレスがある幸せ。家だって、車だって、美ですら、買わなくてもいい、いつでも買えるんだって思えるだけで幸せなのだ。
実際これはとても幸せなことなんだと思う。得たいものを得られないことが不幸ならば、得たいものを得ることも幸せだけど、得たいものが特別ないこともまた幸せなのだろう。
そんなわけで、同級生たちは大体2つに分かれる。従来の手に入れる幸せを追求する人と、持たない幸せ、いわゆるミニマリストと。
ただまあね、私流にいうならば、幸せを幸せと感じられるのが幸せなんさ。
逆に言うと、他人の幸せなんて押し付けられても幸せなわけじゃない。あなた幸せなのよ、って言われる不幸たるや… ずっとそう言われて育った世代なんだけどさ…。戦争がなくて… 飽食で… 便利な世の中で… ってね。
でも、そう感じるあなたが幸せなのであって、私にとってはそうではない。就職難だったし、これからの高齢化社会… アジア情勢…
そんなの持ち出さなくたって、私は私の問題でいっぱいなのよ。
だから、今の子は幸せね みたいなのはあんまり好きじゃない。そういう人はどうせ、あなたの時代は幸せでしたねっていうと怒るんでしょ。同じことよ。
幸せが多様化しているのさ。どれもメジャーじゃない。マイナーでもない。そこに優越は存在しない。
つまり、金髪も好きだし、黒髪も好きなのさ。
白い肌も好きだし、小麦色の肌にも憧れる。
BLでもGLでもノマカプでもいいの。
だけど、その幸せを否定しないで。
これが現代っ子なんだと思う。これが、みんながみんなそのままでいい。良いところを伸ばそうね教育の成果ですよ。
その結果、幸せのベクトルが散らばった… というわけなのね。
それを大人たちは嘆くけれど、それを育てたのはやはり大人たちなのよ。
でも私はいい国だと思う。みんなにとって、と言えないだけで。
前にね、とあるコラムでね、セーラームーンの月野うさぎは金髪、白人、ゆえに、日本人は、白人に憧れている、みたいなご意見を拝見したことがありまして…
現代っ子(昭和59年生まれ)からすると、「ちょっと違う」と思ったのです。
確かに美の価値観として「金髪」「白い肌」「青い目」というのは存在します。
未だに、ヴィクトリアンな世界観、フランス、英国、北欧、そのへんに対する憧れ、というか、なんというんだろう… 王子様に憧れ、プリンセス思想というのは存在するのは認めます。
ただね、その時代は終わっているんです。具体的にいうと、キャンディキャンディな時代くらいに。
確かに、あの時代は、すらっと伸びた手足、白い肌、金髪、ああ、白人に生まれたかったわ…… って女の子たちが思っていた時代でした。
今の子がわかる人だと、ガラスの仮面の「姫川亜弓」みたいな感じ。
ママ女優、パパ監督、お金持ち、ばあやがいて噴水があってバラがあってお紅茶のんでピアノひけてバレエできて…エトセトラエトセトラ(←これももはや古いwwwww)
じゃあ、なぜ終わってしまったのか。ムカつく答えですいませんw 簡単に手に入るからです。
あんね、金髪にしようと思ったらね、ドラッグストアさ行って、ブリーチ買えばできんねん。美容室に行ってもいい。自毛変えるのはやだなぁって思ったらさ、カツラ…じゃなかった ウィッグとかでも買えるわけさ…
白い肌は、簡単ではないけどさ、やる気になればできるわけさ… 金さえかければ。
これは別に白人を推奨するわけじゃないよ! 逆に黒くするって人もいる。一時期、日焼けマシーンとか流行ったよね…。それも美なわけさ。
髪だってね、金髪だけじゃなく、茶色くたって、赤くたって、緑だってできる… 白髪だってやる人はいる。やる気になればね。
お紅茶だってね、バラだってね、ググれば、ブランドものだって手に入る。
望めば、ね。
でもね、その代わりに私たちは知ってしまった。そこに幸せがないことを。それらを得ても幸せになれるわけではないということを。
くっそ生意気でサーセンwwww
当時はね、欧米に憧れていた時代はね、美しく生まれたら、欧米に生まれたならば、幸せになれると思っていたの。
だから、必死こいて金稼いで、狭い庭で一生懸命バラ育ててさ、こどもにはピアノとバレエを習わせて… ママが子どもの頃はやりたいけどできなかったのよ、とか言ってさ…。
しかし、外国に何回行っても、良い物いっぱい持っていても、幸せになれなかった…。
なぜなら幸せになってしまったからw くっそ皮肉だよねw
あんなに結婚したかったのに、したら地獄とか。
あんなに就職したかったのに、したらブラックみたいな感じだろうか。
私は幸せだよ。自分が買わなくでも、手が届くところにドレスがある幸せ。家だって、車だって、美ですら、買わなくてもいい、いつでも買えるんだって思えるだけで幸せなのだ。
実際これはとても幸せなことなんだと思う。得たいものを得られないことが不幸ならば、得たいものを得ることも幸せだけど、得たいものが特別ないこともまた幸せなのだろう。
そんなわけで、同級生たちは大体2つに分かれる。従来の手に入れる幸せを追求する人と、持たない幸せ、いわゆるミニマリストと。
ただまあね、私流にいうならば、幸せを幸せと感じられるのが幸せなんさ。
逆に言うと、他人の幸せなんて押し付けられても幸せなわけじゃない。あなた幸せなのよ、って言われる不幸たるや… ずっとそう言われて育った世代なんだけどさ…。戦争がなくて… 飽食で… 便利な世の中で… ってね。
でも、そう感じるあなたが幸せなのであって、私にとってはそうではない。就職難だったし、これからの高齢化社会… アジア情勢…
そんなの持ち出さなくたって、私は私の問題でいっぱいなのよ。
だから、今の子は幸せね みたいなのはあんまり好きじゃない。そういう人はどうせ、あなたの時代は幸せでしたねっていうと怒るんでしょ。同じことよ。
幸せが多様化しているのさ。どれもメジャーじゃない。マイナーでもない。そこに優越は存在しない。
つまり、金髪も好きだし、黒髪も好きなのさ。
白い肌も好きだし、小麦色の肌にも憧れる。
BLでもGLでもノマカプでもいいの。
だけど、その幸せを否定しないで。
これが現代っ子なんだと思う。これが、みんながみんなそのままでいい。良いところを伸ばそうね教育の成果ですよ。
その結果、幸せのベクトルが散らばった… というわけなのね。
それを大人たちは嘆くけれど、それを育てたのはやはり大人たちなのよ。
でも私はいい国だと思う。みんなにとって、と言えないだけで。