しらはま探検

白浜の景色・お店・ひとびと・穴場etc.をリポート。白浜とその周辺の楽しみ方を探ります。

091 白浜温泉から城崎温泉へ

2005-09-29 18:39:40 | 別の町へ旅に出る

研修で城崎へ行ってきました。しらはま探検、ではないですが他の温泉地も知っておこうということで。。

夕刻、浴衣を着て、自分もカラコロと履き慣れない下駄を鳴らし、温泉をブラブラ。泊まり客は外湯が無料になる。宿泊せずに入ると600~800円なので、たくさん入るとすごく得した気分に。(意地になってきて、7カ所の外湯を全部巡った。歩き過ぎて親指に豆が出来てしまう・・)

最初に行ったのは今年7月にオープンした「御所の湯」。旅館で貰える入浴券を、外湯入り口で渡すだけで良い。ここの露天の開放感は、外湯で一番よかった。風呂から出る時は、スタッフが浴衣で宿泊先を確認して、下駄をサッと出してくれる。どこの外湯でも統一されたサービス。この対応が気持ちよかった。 そのあと、「まんだら湯」、「一の湯」と続けて入る。

「一の湯」の露天は洞窟になっていて、女湯と仕切りを入れた造り。話声がよく響いた。ひとりの男性が「よく声が響いて来ますなあ」とそのまんまを隣の男性に話しかけ、男性は苦笑いを浮かべる。

夕食後は「鴻の湯」、「柳湯」へ。 「鴻の湯」はなんて無い。「柳湯」かなり熱かった。酔ったおっちゃんがしきりに「○ん○んやけどするわ、なあ?」と周りの客に話しかけていた。

一緒に行った方に誘われ、射的をやってみる。この道40年(と勝手に推測)のおばちゃんが、近距離で打たれ、倒れまくる人形をせっせと拾う。あまりに近距離なので、危うくおばちゃんを打つところだった。だれが何個倒したとか、覚えてるんだろうか?ある人の賞品を見ると、へんな陶製の置物ひとつだった。。

・・・夜の城崎は、若いカップル、家族連れ、団体、みんな町の風景の一部となって、そぞろ歩きを楽しんでいた。みんな浴衣で、普段着のお客さんはほとんど無し。2年前に行った「大江戸温泉物語」を思い出す風景だった。非日常的な、タイムスリップしたかのような感覚。細部までの作り込みが重要、と感じる。


 
今年7月にリニューアルされた「御所の湯」。露天の開放感が良い。


「まんだら湯」。旅館近く。ちょっと狭い。近くにいた旅館従業員のおばちゃんに話を聞くと、
町民は4才までと70才以上は入浴無料、小学6年までは50円、その他は100円だそうです。
住民と温泉が密接な関係。風呂の設備が無い民家も多いらしい。


「一の湯」。御所の湯に負けず、ここも重厚な作り。洞窟型露天風呂に入るべし。


「鴻の湯」。露天では会社の経営について延々語るサラリーマンが4名。
・・すぐに退散。


ある旅館の前に趣のある水槽が。金魚すくいが出来るようになっていた。
ちなみに、城崎温泉は男の集団が喜ぶ通りは無い。11時ごろには通りもひっそりとしていた。
コンビニも無かった。


翌日6時に起きて旅館のお風呂に入ったあと、7時から城崎駅前の「さとの湯」と「地蔵湯」へ。「さとの湯」は屋上の露天が最高。駅の向こうに円山川の流れが見えた。地蔵湯は、まあ普通。

ちなみに「さとの湯」の建物内には役場の「温泉課」がある。
白浜温泉には無い。


城崎温泉駅前の「さとの湯」。電車通学の高校生らが駅に急いでいた。


駅の入り口。なんか、字が下手に見えるが・・・。


駅前に、各旅館が下駄を奉納。
温泉の恵みに感謝の意を表しているんだろう。大切な部分ではないか。


駅前には「お宿案内処」がある。旅館組合が運営。


最後は地蔵湯。全部制覇。歩き疲れた-。

湯の品質に関しては、外湯は全部「加水あり、加温なし、入浴剤の使用なし、消毒処理あり、循環式ろ過あり」だった。温泉のにおいはあまりしなかった。でも表示はちゃんと出来ていた。泉質どうのこうのよりも、外湯を巡る楽しさがそれを上回っている感じだ。

温泉情緒とは、温泉を含めた「非日常的な空間」を、五感で味わうもの。
温泉に浸かるだけでなく、温泉を含めた「非日常的な雰囲気」に浸かるもんだ、と感じました。

以上、研修レポートでした。


城崎の帰り、車窓から円山川を眺める。
昨年の水害では温泉街も水浸しになったそうです。



 


089 コニタンがやってきた

2005-09-23 00:38:04 | ひとりごと
地元を舞台に、「ストロベリーフィールズ」という映画が撮影されている。
地元でフィルムコミッションという組織を立ち上げて、全面的にバックアップしているようだ。素晴らしい取り組みだと思う。エキストラに誰が出ているか探すのが楽しみだ。
その関連で、今日の地元紙に「小西博之も友情出演」という記事が一面に載っていた。

コニタンだ。

コニタンには、かつて裏切られた記憶がある。
小学生の頃、子どもなりにコニタンが地元の出身であることを知っていた。
コニタンの生まれた上秋津は、親父の出身地でもあった。

ある日、祖母の部屋で欽ちゃんの番組を見ていたら、コニタンが現れこう言い放った。

「わてが、『ナニワ』の小西ですー!」
(・・・違うやろ。『上秋津』の小西やろ。)
「わてが、『ナニワ』の小西ですー!」
(・・・え、上秋津て、恥ずかしいから言えんのか?)
ナニワてなんなよ。違うやーん。あーあ。


今も思い出すあの失望感。ただ今回、地元紙にて「他愛のない風景が実は素晴らしいものだと感じてもらえたら」とコメントしているのを見て、ああ、やっとこれで分かってもらえた、と感じました。

「わいが、『上秋津』の小西ですー」


088 龍神温泉へ行ってきました

2005-09-22 12:37:23 | 別の町へ旅に出る

日曜日に、龍神温泉へ。
白浜温泉からは1時間あまり。田辺の市街地からは1時間かからない。
(市町村合併により、日高郡龍神村が田辺市龍神村になっています)
いつも海の近くで仕事をしていると、山奥へドライブするのがすごく新鮮に感じる。

龍神温泉は群馬の川中温泉、島根の湯の川温泉と並んで「日本三美人湯」のひとつだそうです。(ちなみに白浜の長久酒場という居酒屋は「日本三大居酒屋」のひとつと聞いたことがあります。あとふたつ知っている方います?)

元湯の入浴料は600円。浴槽は2つ、露天もあります。露天はもっと景色が見れたらなあ、と感じる。この前白浜の「崎の湯」へ行ったからか・・

白浜温泉、龍神温泉を日常的に楽しめる環境を有り難く思う。旅される人たちも是非、紀南のいくつかの温泉を(白浜を中心に)満喫しつつ、素晴らしい景色、おいしいもん、面白い人に巡りあってほしいなあ、と思う

※この日は行かなかったが、元湯の少し奥、「季楽里」の温泉もおすすめです。


歴史を感じる「上御殿」。情緒ある通り沿いにあり。詳しくはHPを
                ちなみに「下御殿」もあります。



温泉法で、最近追加された項目の表示。加水はしていないが加温する場合がある、衛生管理のため循環ろ過装置を使用するが小浴槽は掛け流し、入浴剤の使用は無し。ちゃんと表示しているのが良いなあ。


087 早朝の白良浜清掃

2005-09-21 08:44:15 | 風景
仕事の関係で、9月18日(日)の早朝6時集合に集合して、白良浜の清掃を行いました。

7時までやって、パンとコーヒーの朝食をいただく。

結構気持ちのいいものです




086 空に近い小学校へ

2005-09-20 18:38:02 | 風景

白浜ではないですが、先日訪れたところをご紹介。

田辺市の「大坊小学校」です。田辺市は白浜町の隣町で、大坊はその市街地からずっと山を登っていったところにあります。全校生徒は30名くらい。

ここの景色はすごい!かなりの標高にあるので、校舎からは遠くの海を望むことが出来ます。

この日は町民運動会でした。みかん畑に囲まれたグラウンドに万国旗が揺れ、小中学生も老人会もおっちゃんもおばちゃんもみんな、楽しそうに参加していました。

のどかな雰囲気がものすごくよかった

リゾート地のプールぐらい、眺めが良い。素晴らしい環境。

ここ大坊はブランドみかんの生産地。実はまだ青かった。


085 崎の湯露天風呂へ

2005-09-18 08:45:19 | 風景
先日、久しぶりに崎の湯露天風呂へ行きました。約1300年前、当時の天皇さんたちもよく訪れたという歴史のある温泉です。海が本当に目の前なので、景色は最高。波の高い日は閉鎖されます。

あまりに開放的過ぎて、ホテルシーモアの海中展望台の陸橋からは丸見え。。(男風呂の、海に向かって左手から)。女性の方はどうなっているのか・・遠くの船から見られたりするかも、ということを聞いたことがあります。まあ、「のぞく、のぞかれる」、という感覚を超越した、原始的なものを感じる露天です。そんなことを気にしない人は、すごくリラックス出来ることでしょう。

崎の湯露天風呂HP 0739-42-3016
※観光協会HPの中に「湯船から海まで10m」という記述がありますが、今は拡張されて2~3m、岩の上にたてばすぐ足の下が海、という感じです。協会さんHPの写真は改修前のものでは。。