ことしの県内のコメの作柄は、5月から6月にかけて低温や日照不足の影響が出たものの、その後、天候が回復したため、今月15日現在の作況指数は、県全体で「平年並み」となりました。
東北農政局山形地域センターによりますと、ことしの県内のコメの作柄は、5月から6月にかけて低温や日照不足の影響で穂の数が少なくなったものの、夏以降は、高温となり、日照不足にもならなかったため、生育は回復しました。この結果、平年を100とした今月15日現在の県全体の作況指数は「100」となり、この時期としては、3年連続で「平年並み」となりました。
地域別にみますと、村山が「102」で「やや良」となったほか、最上「101」置賜「100」庄内「99」と、ほかの地域は「平年並み」となりました。
この結果について山形地域センターは「8月以降、村山は、特に気温が高い状態で推移し、コメのつぶの入りや張りなどをあらわす『登熟』がほかの地域より進んだ」と説明しています。
また、県全体のコメの収穫量については10アールあたり594キロで、去年より1万1400トン少ない37万7800トンになると予想しているということです。


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