停年後の生活を楽しみましょう。

常識を脱して、新しい目で停年後の生活を考えましょう。定年後は自分のために楽しむ時間です。

「イタリア道中記」 №112 サン・マルコ広場へ(Ⅰ)

2018年05月25日 | 定年後を楽しく過ごす
 45分ほどのゴンドラ遊覧を楽しんで上陸しました。ここから「サン・マルコ大聖堂」の有る「サン・マルコ広場」まで徒歩での移動です。陸に上がったところから少しこんな狭い路地を通っていきました。

少し歩けば広いとは言えませんがそこそこ広い道に出ました。町はやはり古い街だからでしようが、道は碁盤目の様には走っていません。鋭角な三叉路など道が縦横無尽に延びている。と言う感じです。

その道の真ん中に何やら物が積まれています。道の真ん中にこんなものを置いて邪魔にならないのかな?

道を少し行けばその答えが解りました。長いテーブル?これは満潮時の歩道です。「ヴェネツィア」は海の上に造られた人工の島の街です。満潮時には街が海水で覆われることもあります。そんな時はこのテーブル様の長い通路の上が歩道になります。

 余談ですが、道はかなり狭いですね、それにこんなテーブル様の歩道が置いて有ったりしては邪魔になるのでは?と思いましたが、私の浅はかな誤解でした。「ヴェネツィア」は運河の街で、運河をゴンドラが通れる、そして人が上を通れる様な橋は有りますが、車が走れる様な橋はありません。つまり、この街には自動車は走らないので、道幅も広くする必要は無いようです。精々手押し車程度が通るくらいでしょう。

日本は日本の文化を大事にしましょう№39
 欧米には欧米の文化が、開発途上国には発展途上国の文化が、人種や民族にはその人種や民族の文化があります。最低限の行動として「自らの文化を、自らの価値観を他に押しつけるのは止めましょう。」それが文明の熟した国の民族の証です。
 他国に、他民族に、他人種に、自らの文化が最良と思って文化を押しつけるのは、
「文化が未発達な国や人種のすることで有り、非文化国家の証と言えます。」
 日本人は日本人の、欧米人は欧米人の、発展途上国は発展途上国としての文化を守りその文化を育てましよう。

 長くこのテーマの連載をしてきましたが、私の主張にしつこさを感じる人も居られるようです。今回でこのテーマは一旦お終いにします。