秋の色 其の27 秋桜を見ると思い出されます

　朝夕に，寒さすら感じさせる候になりました。あなたは，いかがお過ごしでしょうか。この歳になると，昔のことがよく思い出されます。高校三年生，セーラー服が，夏服から，冬服に変わった頃。

　夏服は，めちゃくちゃ良かった。白の半袖，紺の襟とカフス。あの制服が着たくて，入学したっておなごはんも。男どもにとって，落胆の季節でもありました。

　でもね，憧れのおなごはん。私にとっては，夏服でも，冬服でもどっちも可愛かった。別に，告白したわけでもなく，ましてや，一対一で，話したことすらなかった。まぁ，みんなの前では，話したことがありますが。なんせ，高嶺の花でした。テストの成績は多分私よりいつも上。親父さんは，市会議員。彼女より優れていたのは，体力だけだったような。遠くから見てるだけで幸せでした。

　すぐ横道に逸れてしまうような。

　秋は，やっぱりコスモスの花が，似合うのかなぁ。

　そうそう，コスモスの種子って，見たことありますか？また，撮ってこようかなぁ。

　この頃思うんだよね。一番目立つ時は，みなさん注目するんだけど。一旦盛りが過ぎると，見向きもしなくなる。そんな気がしますが，違うでしょうか。花壇なんて，盛りが過ぎると抜かれちゃう。ちょっと可哀想な気がします。

PS

　日本学術会議の問題，なぜ，任命しなかったの個々の説明が必要ではないでしょうか。具体的には，何の説明もしない。というか，私怨だけで行ったような。もう，何回も書いてるけど「胆力」のないお人です。反対意見があるが故に論理は深化することを知らない。