「読書の秋」とはよく言われてきたものの、近年はその言葉の意味も薄らいできた時代になった。
パソコンやスマホの普及で、デジタル化された情報端末機器の中で映像や画像、果ては文字までもが集約され、携帯性も効率性も良く、今では誰にとっても必需品の時代になったのだ。
パソコン、タブレット、スマホを使っても小説や専門書が読めるのだが、それを果たして読書と呼んで良いのだろうかと考えてしまう。
本を持つ意味は、そこに書かれている内容を知ることで、楽しめたり理解を深めたりできるきとが本来の意味であろうが、紙に書かれた活字が表す何とも言えない暖かさが感じられるのは、私だけだろうか。
本を読む、読まないでは、その人の語彙の豊富さに影響されるそうで、よく本を読む人の方がはるかに語彙が豊富だと、何かで知った記憶がある。
とはいえ、私は読書が嫌いで、普段あまり本を読んでいない。
故に語彙は豊富ではなく、ブログを始めて文章を書かなければならない状況に四苦八苦している状況を見れば、本をもっと読んでおけばよかったと、後悔することもしばしばあるのだ。
今更慌てて読んだところで、いきなり語彙が増えるもなく、貧弱な文章力のままこのブログを続けるしかないと覚悟は決めている。
このブログを読んでくださる方々には、申し訳ないと思うのですが、何とか言わんとする意味がお伝え出来ればと思っています。
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