世界一周記~小さな世界の小さな二人

お互い世界一周一人旅中に知り合った二人が結婚。新たなスタート地点に立ち、今度は二人で世界二週目、新婚旅行へ。の旅記。

世界のヘミングウェイとチェゲバラにsay hello

2013年12月27日 12時32分51秒 | キューバ

愛しのヘミングウェイ

文学少年はっしーたっての希望のキューバだったこともあり。
彼がキューバに残した足跡をちょっと辿ってみました

 

まずは、ハバナ市内にある、彼が良く通ったお店。

モヒート発祥のお店とも言われている

LA BODEGUITA DEL MEDIO

 

ヘミングウェイだけでなく、数々の著名人が通ったお店で。

 

外壁には沢山の落書きが。

 

そして、店内の壁も、ほぼ埋め尽くされたように至る所に書かれております。

 

ヘミングウェイ直筆の

"My mojito in La Bodeguita, My daiquiri in El Floridita"

 も飾ってあります。

 

そして、彼が愛したダイキリのお店。
EL FLORIDITA 

 

店内はおしゃれな雰囲気で、沢山のお客さんで賑わっており、
ほとんどの方がやっぱりダイキリを口にしております。

 

ダイキリのメニューにはもちろんヘミングウェイが好んだダイキリ
パパ・ヘミングウェイが 

 

そして、入口すぐのところには、大きなハバナクラブのカクテルグラスが。

 

ご本人とも、一緒に酒盛りできます

 

 

そして、彼のキューバでのお家も訪ねてみました

早々に、初めてのお使い並みに迷子になりまくり
バス停を探すのに10分。。。

親切な皆様のお陰で、ようやくバス停見つかり、
P7というバスに乗ってハバナ郊外へ約10km


ローカルバス(一律?)2人で片道1CUP(約4円)

 

しかし、どこで降りるか全く分からず。隣の人に聞いたら、
同じところに行くから、付いて来て。って!ラッキー

 

 

お陰ですんなり着きました!ヘミングウェイのお家、

ヘミングウェイミュージアム

このお家は、1939-1960の約20年間住み続けたキューバのお家。
老人と海、等数々の名作はここで生まれました。 

 

ダイニングルームや

 

書斎等。

彼が病に陥り、帰国した後、
アメリカとキューバの関係は悪化した為、
ほとんどの私物は持ち出すことが出来ず、
お家の中は、ほぼそのままの状態で残ってます。 

 

そして、みんなが愛するチェゲバラ 

この人無しにキューバは語れない。

 

彼は街の至るところにいます。

 

ジョンレノンが世界で一番格好良い男と言った彼。

 

革命とか、戦争とか嫌いだけど。。

確かに彼は世界で一番格好良い男には違いないと思う。

努力と正義心で出来た、キューバに平和を齎した英雄は、
今もこの国の人々、そして世界中で愛され続けてます。

 

社会主義国家、キューバ。

いろいろ未知で戸惑いも多かったけど、温かい人々と
楽しそうに暮らす平和な生活。

ゲバラが思い描いた理想の国が実現しているかは
わからないけど、
少なからず、彼のお陰でここの人々は幸せだ

 

またいつか訪れてみたいな。

VIVA CUBA LIBRE!キューバの自由に万歳!!

 

 


ローカル道中最前線、あんえい夫妻とトリニダ~ハバナの旅

2013年12月11日 17時02分17秒 | キューバ

トリニダー~ハバナへ

当初、うちらは行き同様、帰りもタクシー利用でハバナまで帰ろうかと思ってて。
移動前日、トリニダであんえい夫妻と知り合う。

彼らは、キューバをほぼローカルバスで回ってて。
ローカルとめっちゃ触れ合ってて。真のキューバを満喫してる!ってかんじで。

帰りも、もちろんローカルバスで帰ると聞き、おんぶにだっこ状態で便乗させてもらうことに

 

前日に、Viazulのバスターミナルに行ったら、ここからはバス出てないと。
現地の人にいろいろ聞き、バス乗車位置の情報をゲット。

 

 

移動日当日。朝5時半に集合。

バス停と思われる場所に行ったら現地の人も待ってて
聞くとここっぽい。よかった

でも。

まだ陽も昇らない中、少々涼しめで。。

そして、バスっぽいのは通るもののみんな素通り。

待てど来ず。。 


 

ほんとにここなのかな。。と不安が募ってきた
6時40分頃。

待ってた現地の人たちがあれだ!って走り出す

うちらもバックパック背負って、負けずに一緒に走る

お陰で無事乗れた!!ありがと!

 

Viazulの結構快適なキレイなバス
トリニダ(Trinidad)~シエン・フエゴス(Cien Fuegos)
だいたい1時間 20CUP(約80円)/1人

 


シエン・フエゴスに着き、次はハバナまで。。と。
窓口にチケット買いに行くと、買えず。。

 

初めは、席がないのかと思ってたけど。どうやら、

ローカル証明がないとダメ!
とのことで、売ってくれず

運転手さんに直接交渉してもごめんと断られ。
ローカルの人に代わりに買ってもらおうと思っても、ダメ!って。。

さすがに、キューバ人にはどう見ても見えない4人。。

もう手段はないね。

40CUPでどうだって言われ、初め断ったタクシーに渋々交渉。。
なんとか32CUPまで下げてもらい、ハバナのViazulターミナルまで


そこからローカルのバスに乗り、ハバナのセントロ(中心部)まで
ローカルバスで たったの 0.5CUP(約2円)/人

 

あんえい夫妻のお陰で、ローカルな雰囲気を味わえ

無事ハバナに帰って来ました!

 


二つの通貨で!キューバの食べ物、旅歩き

2013年11月11日 12時26分56秒 | キューバ

キューバの食生活

 

キューバは大型スーパーマーケットみたいなところはなく、
初め、どこで食材や飲み物を買ったらいいかだいぶ戸惑いました

ハバナの街に、一軒大きめなところ見つけたくらいで
大体はこういう感じの売店がメイン。

自分で手に取って買うよりも薬局スタイルで店員さんの後ろの
棚に商品が整列してるってところがほとんど。

なので、ちょっと買いにくく。

 

初めのうちはハバナでレストランに入ってて。

 

宿の近くのローカルっぽいところ

うちらは観光客値段でこのチキン 5CUC (約500円)

やっぱ観光客はそれくらいの値段取られるんだ。。。

 

HAVAGUANEX

表側はバーエリアだけど、奥は割りと寛げる雰囲気の良いお店

 

パエリア 5CUC (約500円)

味も美味しく、これも同じ500円なら安い。

 

そして、トリニダのプラザマヨールの近くで入ったこの老舗のレストラン

やけに空いてるけど、きっと時間が中途半端な時間だったからかなと思って

頼んだ一番安い、このハンバーガー 2.5CUC (約250円)

 

でも。。それは、現地の人達は絶対入らないお店。
何故なら観光客向けの値段設定だから。

 

じゃあ、みんなはどこで食べてるんだろ。。と。
現地の人達が群がる売店で試しに買えるか並んでみました

PIZZA DE QUESO 6

これCUC(兌換ペソ)かな?でも。。CUCじゃさすがに高くない?と
恐る恐るCUP(人民ペソ)を出してみた。

(しかも、CUPは、観光客が使っても受け取ってくれないって聞いたりもしたから
尚更ドキドキ

でも、普通にピザが出てきた!買えた!やった


チーズピザ(スペイン語でPissa De Queso)  6CUP (約 25円)

※ ちなみに6CUCだったら600円くらい

 

と言う訳で、すっかり味を占めたうちらは、それから売店生活。

 

フィッシュサンド 5CUP (約 20円)

これシンプルだけどめっちゃ美味しい

 

ホットドッグ 10CUP (約 40円)

これはあんま美味しくなかった

ホットドッグは案外当たりが少ないから仕方ないか。。

 

ちゃんと持ち運べる便利な

お弁当も売ってます  15CUP (約 60円)

しかし、スプーンとか無いので、ふたの紙を千切ってスプーン代わりにします。

ちょっと ローカルになった気分を味わえる

 

 

ハバナにもありました でもハバナのがちょい高め 

チキンアサード 25CUP (約 105円) 

 

チャーハンみたいなのは  12CUP (約 50円)

 

アイスも売ってます

ココナッツアイス 確か5か6CUP (約 20円)

 

 

でもうちらが一番よく食べたのはなんだかんだピザ!
キューバでは何度このピザに助けられたことやら。。

場所によって多少値段の変動はあり、
ハバナにあるここのピザは 10CUP(約40円)

 

でも、ここはピザのほかにこのポテトがめっちゃ美味しくて

だいぶはまったね、
このポテトボール(パパス)  3CUP (約12円 )

 

そしてキューバといえば、キューバリブレ。

ラムコークですね。

 

TU KOLAという、キューバのコーラは
うちらからしたら、コーラそのもの

TU KOLA  12CUP (約50円)

 

そして、さすが生産地のキューバ!

ラムの安さに感激

 

なんと!

750mlのHAVANA CLUB(ハバナクラブ) 3.8CUC (約380円)

 

こんだけ安いとぐびぐびいっちゃいます

 

あんえい夫妻と4人でだいぶ飲み

楽しいキューバの思い出となりました

 


世界遺産の町で、「老人と海」ではなく「トリニダと海」

2013年11月06日 13時19分25秒 | キューバ

彩りキレイなトリニダの町

石畳の道も未だ尚残っている、世界遺産の町、トリニダ。


ほのぼのとした暖か味のある雰囲気で。
なんだか少し、グアテマラのアンティグアを思い出しました。

更に色味がかわいらしい、パステルカラー。
見ても絵になります。

 

プラザマヨール

スペイン植民地時代の名残りでキューバにも、
中央広場のプラザマヨールがあります。
今は少し中心部から外れたように感じますが、
きっと昔は、ここを中心にこの町は栄えてたのでしょう。

 

最近ではどちらかとゆーと、このプラザカリーリョの方が
町の中心、そして市民の憩いの場のようです。

この近くには、町唯一のインターネットカフェや銀行、スーパー等あります。

(※スーパーと言っても、商品が少しあるかなでそんな大きくないです。
売店って言っ方がいいかも。。ちなにこの↓黄色い建物も売店?っぽいけど高め)

 

うちらも、ついついのんびり寛ぎモード。

ビールですっかりまったりの方も。

 

広場ベンチでぼーとしてたら。
声を掛けて来てくれた、安榮夫妻。

彼らも、うちらと同じように世界一周中の夫婦で!

しかし、ヒッチハイクしたり、ローカルバス乗ったり、
テントでキャンプしたりと、正にバックパッカーの旅をしてて。
実にかっこよい
スペイン語も、うちらより遥かに話せ、何とも頼もしい。

甘っちょろくタクシー乗ってきた似非バックパッカーとは違うねへへっ

 

そんな素敵なお二人とすっかり意気投合し、どっか行きますか?
とご飯食べてから海に行くことに。

時間も時間だし、とタクシーで向かうことになり

一度は乗ってみたいと思っていた
初のレトロカータクシー

 

燃費悪いし、スピードメーター壊れてるけど、
めっちゃかっこいい

 

既にレトロカーだけでもテンション上がってたけど

こうして、着いた海、プラヤアンコン

ご覧の通り、透き通るエメラルドブルーの海に真っ白な砂浜

うちらもすっかり、ヘミングウェーと同様、キューバの海に魅了され

キリスト様は海に入らずにはいられませんでした

 

 

トリニダの町詳細図 ↓

 


ハバナを脱出、カラフルな世界遺産の町へ

2013年10月31日 02時32分23秒 | キューバ

 

世界遺産の街、トリニダへ

元々ハバナより、トリニダのカラフルな街並みの方が興味があったのに加え、

 

3月5日にベネズエラのチャベス大統領死亡が報道されました。

キューバの英雄であったチャベス大統領の死は、
国民に大きな悲しみとショックを与え、ベネズエラ大使館を初め、
街中あらゆるところで人々が集まり道は閉鎖。

そんなことも知らないうちらに、
宿のおっちゃんが、街が大騒ぎだ、と、テレビで見せてくれ。

 

(画像は拝借させていただきました)

 

え?この騒ぎはなに?

彼はキューバ国民の英雄だからね。

確かに、キューバのカストロさんとチャベスさんは仲が良く、
年間推定50億ドル相当の無料石油資源を頂いていたそうで。
そんな英雄さんが亡くなられて大騒ぎ。

イベントや道路閉鎖等、3日くらいは続くとのことで。
早々にハバナを出ないと、出られなくなりそう

 

と言うことで。トリニダへ早く行かねば!

翌朝、9時ごろ、チケット買いに出掛けようと思ったら。

もうバス出てないかも。って。

しかも、革命広場付近は道路閉鎖が多く、タクシーも通れない。
と言われ、急遽荷物を持って出ることに。

せっかくバスターミナル近くの宿だったのに
そこは使えず。。

 

目的地の見えないバスターミナル探しのスタート。 

道行く人にドンデスタヴィアズール?(ヴィアズール(バス停の名前)どこですか?)と聞きながら。
うろうろ。うろうろ。かなりの迷子になりながら。

 

こんな時、こんな風 ↓ にネットで調べれたら一発なんだけど、

 


キューバの宿は、高級ホテル以外はほとんどネット環境はなく。
地球の歩き方も、ロンリープラネットも持ってないうちらは、まともな地図すらない。。
いかに日ごろネットに頼りっぱかを実感
グーグルさんいつもありがと

そして、だいぶルートからきっと外れた道に迷いこみつつ

2時間後くらいに、なんとか無事着いた!!

こっちのバスなら、ちょっと郊外に出たし大丈夫そう
時間、何時だろって見にいったら。まだだいぶあり。。

すると、タクシーの運ちゃんがバスと同じ値段で行ってあげるから。って。

怪しいと初めは無視ってたけど。
結局バス出るかもわからんし、絶対同じ金額?と確認したら

同じ金額だし、タクシーのが早いから!と言われ、乗っていくことに

ちゃんとトリニダ向かってくれてるのか。。
と不安はありつつも、途中ガソリンスタンドでブレイク。

初め警戒してたけど、おじちゃん、
飲むか?ってうちらのコーヒーも一緒に頼んでくれ。
なんか、いいおじちゃんだった。

ちょっと、警戒心が薄れたら、

朝からいっぱい歩きっぱからの、疲れと、
ぽかぽか陽気のタクシーでウトウトしつつ。。

4時間後くらいに、無事トリニダ着!!

やっぱこのパステルカラーの街並み。いいね

おっちゃんに、宿探し手伝ってもらって。
取り分け当てもなく、ここからまた宿探しも疲れるので
紹介してくれた親戚の宿で交渉。 

20CUC/1部屋

まあ観光地化が進んでるので、しょうがない値段かな。

部屋撮り忘れちゃったけど、かわいいわんこもいて快適でした。

 

外観こんな感じ!普通のおうちです笑