12月にサックスメインではあるのですが1曲だけフルートを使ったレコーディングがあるので今日は東神奈川から徒歩15分程のところにあるセントラル楽器の地下にあるリペアー工房へ行って来ました。
平山5のレコーディングの為にここ永らくテナーサックスとソプラノサックスの練習しかしていなかったので銀座でのレコーディングが終わってからは手のひらを返した様にフルートの練習しかしていません。
とにかくどんな状況でもそうなのですがレコーディンともなるとことさらに音色のクォリティと言うモノが重要性を増します。こう言った状況でのトレーニングとして先ず始めにしなければイケない事とは良い音の構築です。良い音を書く音域で出せる様になったらその音域で運指をまわしても音色のクォリティが保てる様に、そして運指と音色を連動させる事が出来たらタンギングなどのアーティキレーション、ダイナミクスコントロール、ヴィブラート等のテクニックを併用しても音がプアーにならない様にと心がけてゆくべきだと思っています。
なので先ずトレバーワイの音色とアーティキレーションを改めてさらっています。フルートを遊びで吹いている時に下降するフレーズはついついデクレシェンドしてしまうものですがこの教本では下降するエクササイズでむしろクレシェンドさせる事により音の太さを一定に保てる様に意識させてくれます。作者はこう言った事をよく考えていて素晴らしい指導者だったのだと教本を通して感じる事が出来ます。フルートを始めた頃は全く感じられなかった事です。
そんな訳でフルートの低音域ばかり練習していたのですがどうにも指に無駄な力が入ってします。自分も元々得意では無いもののここ迄では無かった…知り合いのフルートプレーヤーにアドヴァイスを頂き早速試しても改善はしてもどうも上手く行かない…。もしやと思って東神奈川へと向かった訳です。
特に交換するパーツも無くキーのバランス調整だけダッタので即日で帰って来ました。教本から得た教訓や知り合いから教えてもらった事が効果てきめんで吹くと凄く気持よい!
やっぱり楽器のメンテナンスはこまめにやらんとイケませんね。
なーんて一日