しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

伊豆をバイクで10年、伊豆に住んで27年目に突入!(古い記事は過去になってるので注意です)

救援格差問題が発生しております!(3月26日)

2011年03月29日 | 災害・地震・津波・原発脅威
・             【21年前のチエルノブイリ原発】

今回の福島原発の事故レベルはスリーマイル以上、チエルノブイリ以下と言われてます
が当初はスリーマイル以下と言われてました、原発炉の冷却が旨く行かず現在事故レベルの
測定でチエルノブイリに肉薄しているように思います!

6基の原子炉が全て津波の被害を受け、4基の原子炉から放射能漏れを発生させて
3基の炉自体の冷却不足から発熱(暴走)を抑えられません、注水により原子炉を
冷やしていますが弊害としてあふれ出た水が高レベル放射能に汚染されて流れ出て
います

(子供達は春休みなのに外で遊んでいません、天気も良いのに公園に出られず
 可愛そうになります)

石棺が作られるまでの犠牲者を考えると恐ろしくなります


・            【原発事故での格差はどうなんでしょうか?】

2,3日前の記事に福島原発被災者の運送任務を担当した岐阜県警と静岡県警が断ったと
ありました
警察は屋内待機の人々を搬送しないほど放射線の危険を察知しているのでしょうか?
政府はすべて情報を開示していると言ってますが本当なんでしょうか
高レベル放射能被害が出る事を知っていての行動だとすれば許しがたい行動ですね

(被災者を目の前にしての逃避行動を警察が真っ先にしたとしたら情けないね!)

防護服があるといっても福島原発では安全停止にむかって、自衛隊、消防、東電、民間人
が必死になって被爆の危険性を顧みず作業に当たってるはずです!




・            【避難所では朝市が開催されました】

原発問題が中心で相馬市、南相馬市にはマスコミ関係者の訪問も少ないそうです
津波の被害の広大さはリアス式ではない相馬の海岸を横に広くなぎ倒して
走る津波が家屋を押し潰して、川を遡り、田畑に家屋の残骸を置き去りにして
広がる実況があった所です

被害地域に人は少なく、救援物資もトラックが風評被害に乗じてやってこない
救援物資が届かない救援格差地域として存在しています

そもそも原発30km圏の「屋内退避エリア」とは一時的措置であったはず、2週間も
たって解決しないのですから、強制退避を措置をとるべきでしょう


避難所には物流が比較的スムースに流れて救援物資が届きやすい所もあれば
トラック輸送ができずに全くの孤島状態に置かれている所もあります
道路整備を直ちにやればと簡単に思うのですが、橋が陥没していたり
瓦礫の山で道路ができない等、いろんな事情があると思います

町の近くに避難所がある所、遠くに避難所がある所、行政が機能していない所
自衛隊が来ない所、ボランテイアさんが来にくい所で格差が生まれていると
思います

避難所の規模が大きくてもプライバシーが守れないとか、医療関係でも格差は生じております

(時間とともに解決していく所、格差が拡大している所があって問題山積です)



本日は地震があって以来の静岡市訪問です
あの日(3月11日)の帰りに地震に遭遇、電車が止まって26時間何処にも
行けずに過ごして、健康ランドでTV中継に齧りついていました

(地震の巨大さ、発生した津波の大きさは未曾有うのもので、原発問題は
 安定停止の道筋が見えてきません)


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