iwackeyの「水に流す日々」

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メディア関係の株式時価総額ランキングその2。

2009-04-10 | news & opinion
前回2月19日付「メディア関係の株式時価総額ランキング。」につづく株式時価総額ランキング第2弾。「期末期初」を越えて1カ月半後の順位変動を中心に見てみよう。4月10日の終値ベースの概算で、今回も国内全市場が対象。

まず、メディア以外の全業種トップは当然、今回もトヨタ。前回の10兆円台から13.5兆円近くまで回復してきた。2~3位も変わらずNTTドコモとNTT本体で、こちらは6兆円台。このへんの順位が変わることは今後当分なさそう。

次に、メディア・コンテンツ関連では任天堂がトップで、4兆円に迫る勢い。KDDI2.2兆円。ソニーは1.6兆円から2.5兆円へ回復。ヤフーは1.6兆円で変わらず。ソフトバンクも1.6兆円に伸びた。

で、大日本印刷6900億円と楽天6800億円の順位が入れ替わった。阪急阪神5800億円弱。凸版印刷5100億円。電通4600億円。印刷2社と電通が伸びた。一方、ジュピターテレコム4500億円。ベネッセ3700億円。どちらも下落気味。

その下に、電通とベネッセに次ぐ既存マスメディア系3位として、フジ2700億円弱。東宝がそのすぐ下にいるが、ここの順位も逆転。TBSも2600億円台に迫ってきている。本業の不振を無視してでも不動産価値か。セガサミーは2600億円弱。バンダイナムコ2500億円。日テレ2300億円、額は変わらず。コナミ2300億円弱と伸びた。スクウェアエニックス2100億円。下降気配は発売延期の流れか。博報堂DYは1700億円で上昇中。スカパーとGREEは、約1300億円で変わらず。相変わらずテレ朝1200億円よりも上。CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)1400億から下げて1200億を切ってきた。カプコン1100億円。

さらに下層。松竹850億円。テレ東760億円に下落。ADK750億円で変わらず。東映700億円にアップ。前回抜けていたサンリオ660億円。ミクシィ620億円。東京ドーム580億円。角川530億円にアップ。ぐるなび500億円にダウン。ソネットも500億円。歌舞伎座480億円に下落。

続いて、エイベックス420億円弱。タカラトミー380億円。吉本興業360億円。サイバーエージェント360億円弱にアップ。朝日放送350億円弱。東北新社300億円。エイベックス>吉本>朝日放送の差が開いてきた。

あとは列挙するのみ。ドワンゴ290億円。USEN270億円弱にアップ。Gyaoバイアウトのおかげか。図書印刷210億円で共同印刷よりも上に。その共同印刷とニフティと東映アニメーション200億円。中部日本放送と御園座180億円で変わらず。WOWOW180億円弱。学研とハドソン(前回漏れ)160億円台。ブックオフ150億円台。インデックス150億円にアップ。丸善も140億円にアップ。

マクロミル120億円にアップ。ホリプロは120億円で変わらず。光村印刷110億円台。ぴあ110億円。ヴィジレッジヴァンガード95億円。アミューズ(前回漏れ)90億円強。RKB毎日放送90億円弱。朝日ネットは80億円、トムスエンタテインメント70億円台で100億円圏外へ。

ゲーム系企業が多数ランクインしているなかで、サンリオ、タカラトミーなど老舗おもちゃ企業が小額にとどまっている。広告、印刷の2業種は回復基調。ほかは、1カ月ていどのスパンでは、ほとんど順位に変化がないようだ。

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