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自転地球儀世界

2005-01-30 01:32:10 | 
 徳間書店から発売されている「自転地球儀世界」の3巻を先日読み終えました。
 と、その自転地球儀世界を読み始める前に小野不由美著の新潮文庫「屍鬼1-5巻」を読み終えたんですけどね、屍鬼の1巻を読み慣れてしまえば後は一気に5巻まで読み終えちゃえるんですけどね、1巻の説明箇所を読むのが苦痛でした。しかも、久しぶりの小説だったんですよ。
 去年は聖徳太子の書籍を図書館で借りてきては読んでいて、何かこの年で勉強してるみたいで苦痛だったのですが、久しぶりの小説「屍鬼」は小野不由美さんの読み易い文章のおかげと物語の楽しさでわりと楽に本を読めました。
 物語は終始暗いムードが漂っていて、作風は違うのですが、昔読んだ坂東眞砂子著「山妣」と同じ匂いを感じました。
 屍鬼も山妣も読後感は爽快になりませんが、どちらも良かったです。

 で、その後に家の本棚をあさって、数年前に買った徳間文庫、田中芳樹著「自転地球儀世界」2巻を読んだんですよ。
 ちなみに1巻は何年前に読んだのかすら忘れてるくらい昔の本。
 この作家は続きを書かない事で有名・・・続編を期待してる間に読者離れを引き起こして人気がなくなり、終いには作品そのものが自然消滅・・・なんて事もあり得ます。
 そんなわけで出来る事なら自転地球儀世界も最終巻が出てから一気に読みたかったのですが、何となく2巻を読み始めたら1日で読み終えてしまい、さらに3巻が気になったので神田の本屋さんで自転地球儀世界の3巻を購入。

 が、この「自転地球儀世界」の3巻・・・・
 いきなり執筆者かわってましたよぉぉぉぉ

 何ていうか、かなりショック。
 続きを書かないでイライラ待たされるのも困りもんだが、途中で執筆放棄ですかね??理由分からんが代役ってどうなんですかね??好きな作家なので悪口言うのも嫌だけど・・・
 まぁ代役の作家さんに恨みはないです。しかしまぁ悪いけど、この作品を読み終えたら、僕は二度と某田中○樹著作品は読まない・・・と、心に誓うのでした。
 とりあえず、代役の一条理希さんには頑張ってもらって4巻お願いします。

 で・・・4巻を待つ間に次は何読もうかなぁ・・・・我が家の本棚にはまだ読んでない本が100冊くらいあるので、しばらくは何も買わずにこれを消化しないとね♪