仕事上、難聴の高齢者と関わることが多いです。やり取りしているとドリフのコントのようになることも多いです。忙しい外来だとイライラしてしまうこともあります。私のただでさえ大きな声が更に大きくなってしまいますし。
私自身も右耳は全く聞こえず難聴者です。相手が何を言っているのかわからないことがあり、笑ってごまかすこともあります。難聴者の悲しみは少し理解しているつもりです・・・。
メガホンを使うと小さな声でいいですし、相手も理解しやすいようです。メガホンは物理的な働きだけではなく、これを見ることでしっかり聞いてみようという気を難聴者に起こさせるのかもしれません。
写真はいずれもダイソーで購入したものです。当初は大きめのもの(赤いやつ)でしたが、最近見に行ったら少し小さいもの(緑と黄色)になっており追加購入しました。
以前、北海道で地域医療に携わる有名な医師が蛇腹式のメガホンを利用しているのを見たことがあります。それだと小さく折り畳めて携帯にもなるしいいなと思って探しておりますが見つけることが出来ません。
病棟内の何処かに忘れて無くなったと思っていたメガホンが見つかりました。一つは外来、小さめのふたつは各病棟に常備し、もう一つは予備として使っていこうと思います。