やまだファミリー歯科&5人6脚ほのぼの日記

現在、滋賀県は彦根市で歯医者、やまだファミリー歯科という歯科医院を開院中!歯科的情報発信します&家族5人6脚ブログです。

レントゲン写真について

2024年10月04日 21時24分58秒 | 仕事の話

下の写真でどこがむし歯でしょうか?

わかったら明日から歯医者になれる( ´ ▽ ` )ノ??

赤マルで囲んだところがむし歯です

むし歯は黒く写ります

削ってみるとこんなに大きな穴が(T ^ T)

でも!安心してください!

無事治りましたよ(^ ^)!

歯と歯の間はむし歯ができやすい場所です

特に乳歯列の時期の奥歯はね!

だから歯ブラシでは届かないところを

フロスでしっかり

そうじしてあげてください

😊 😊 😊 

以前も同じ投稿をしましたが

今日お伝えしたいのはレントゲン写真の話です

この患者さん見た目は全く異常なし

でもレントゲンではむし歯を確認できました

放射線被ばくを心配してレントゲン写真は撮らないでくださいと
いわれる保護者が見えますのでちょっとお話しさせてください

シーベルト(SV)は人体に与える影響を表す単位です
一人当たりの自然放射線量(年間)は
日本の平均1.5ミリシーベルトと言われています
わたしたちは、日常食べ物や大気、大地、などからも
ほんの微量ですが自然に被ばくしているのです
それを自然放射線といいます
ただし、健康被害が出るような数値ではありません
さらに歯科医院でのレントゲンやCTは
さらに被ばく線量が少ないのです
歯科治療時に撮影される被ばく線量は
デンタルX線写真(上の写真)で0.01ミリシーベルト
パノラマX線写真(お口全体を映す写真)で0.03ミリシーベルト
歯科用CTで0.1ミリシーベルトです
体に影響を及ぼす被曝線量は
約100シーベルト以上と言われていますので
デンタルX線写真はわずか1/10000の線量です
撮影時は鉛の入った放射線防護用エプロンも
着用していただきます
安全だとわかっても
なんだか不安だとか
それでもレントゲンはやめて!という方は
我慢せずに歯科医師やスタッフに遠慮なくお伝えください

 
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コメント
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