¶タイタン号の宇宙探検¶

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ボーイズラブとは?女は男×男の関係に萌える!~彼女達の妄想は止まらない

2006年06月08日 16時38分32秒 | エンタメ・ラジオ・サブカルの話

【受】・・・・挿入される側のこと。もしくは精神的に受身側のこと。襲い受(相手を押し倒す受)、誘い受(相手をその気にさせる受)なども存在。

【攻】・・・・挿入する側のこと。もしくは精神的に“押せ押せ”な側のこと。鬼畜攻(受に対していたぶるかのような態度で接する攻)、ヘタレ攻(情けない趣を持った攻)なども存在。


な、なんでしょうか、これ?わかる人・・・すみませんがこのまま速やかに他のブログへ移動お願いいたしますm(__)m

「電車男」ですっかりメジャー(?)になったオタクですが(それまでもメジャーだったけれど、肩身はかなり狭かったはず)、オタクって他にもいろいろな種類が存在するのを皆さんご存知でしょうか?

コミケ会場に行ったら場所が大まかに2つ(現状はもっと細分化されているのかもしれませんが)にわかれておりまして、

『男(アニメ、美少女、フィギア、格闘系、オリジナル他)』
『女(BL、宝塚、ジャニーズ、スポーツ系、オリジナル他)』


などに分離。憧れの“先生”(^_^;)へのプレゼント用のフラワーショップ、重くてとても持ち帰れないオタッキーたちのための宅配便屋さんも出向しております。
そしてちょっと広い場所に行けばコスプレ(キャラになりきった人たち)軍団が、ファンに囲まれて記念撮影。まさに“スター気取り”です。

言っておきますが、私は決して “オタクではありません”!!侮蔑するつもりもありませんが、とにかく違う世界に生きております。ただ関連する仕事に、以前ついていたことがあるので、たまたま知っているだけです。その点をどうかご了承ください。(「ケロロ軍曹」も「プリキュア」も知りません。)

さて、そのなかでもっともびっくり!そしてキモい!のは “BL(ボーイズラブ)” 、つまり“仮想”同性愛の世界です。(薔薇族、ゲイとは異なります。念のため)
冒頭にあげた用語はこの “BL(ボーイズラブ)”の専門用語。覚える必要はまったくありませんので二度と顧みなくて結構です。

このジャンル、古くは「六神合体ゴッドマーズ」から始まったといわれていますが、真相はさだかではありません。(“ショタコン”という言葉は聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?ショタコン=ショータロー君コンプレックスのこと。少年愛に限りなく近い意味)
そのあと「キャプテン翼」「聖闘士星矢」「天空戦記シュラト」「鎧伝サムライトルーパー」などなど。
共通点は、魅力的な少年(どこが?と思うものもなくはありませんが、ここは妄想のなせるワザ!)が複数登場するということです。更に付け加えるなら、女性キャラが殆ど不必要な世界。

例えば現実に戻して、ジャニーズ。(野球、サッカー選手でも可)

「私亀梨くん派♡」
「私はやっぱ山ピーかなぁ」


なんて会話は結構普通ですよね。でもこれが“オタッキー少女(少女と呼べる年齢かどうかが激しく疑問…^_^;)”だと、

「私はだんぜん亀梨くん攻!」
「え~!?私は亀梨くん受だな。そのほうが自然っぽくない?」


という会話に変身!(すみません、素人なので会話のリアルさに欠けますm(__)m)

・・・魅力的な少年が複数いて、目移りするのはわからなくもないです。私だって、かつてはSMAPの中では誰がいいか、なんて会話をしたこともあります。今だって、韓流スターの誰が好き?なんて会話を、やはりあちこちで誰かがしているはずです。
でも彼女ら(オタクな女)はそのずっと先を妄想してしまいます。
つまり『同性愛(もちろんSE○含)』

しかもどっちが攻か、受か、誰が誰をどういうシチュエーションで攻めるのか?まで細分化し、これらのジャンルが女性向け漫画(そもそも漫画でしか成立できない!)で猛威をふるっているのです。

それがアニメから波及しているのは、そもそもあの外見!
スネ毛なし、胸毛なし。必要以上の筋肉も贅肉もなし。女顔負けの美貌と輝くような多彩な色の髪(苦笑)、そして美しいシルエット。更には、アニメの内容上、いつも過酷な運命を背負って辛い目に遭い、時に苦痛にもだえ、涙を流したりもします。(しかも友情に熱い!)
そんな彼らに“オタッキー少女”らは愛情、更に飛躍して肉体関係まで妄想し、それを漫画にしてしまうのです。(いわゆる自費出版)
それを更に買い集めるために、オタクのメッカ、コミケ会場に、小学生高学年(であることを、おばさんは切に願う・・・^_^;)から年齢不詳の女性までもが、首都圏などに集結し、数万円(数十万円もあり)を使い果たして帰っていきます。

女性が男の同性愛を見て喜ぶ文化的歴史は、正直私も詳しく知りませんが、だいたいギリシャ時代が人類史上もっとも男性同性愛が発達していた時期と言われています。ただ、この時代において、女性がこの同性愛を見て楽しんでいたとは考えにくいです。
でも!考えてみれば少女漫画(こちらは正当な方ね)にも、名作と呼ばれる作品に、その要素の濃いものがいくつかありました。

「トーマの心臓」(萩尾望都)、「風と木の歌」(竹宮恵子)、「BANANA FISH」(吉田秋生)、「日出処の天使」(山岸涼子)、「エロイカより愛を込めて」(青池保子)
などなど。
(私はこれらを全部知ってます。ストライク世代ですので・・・)

で、話を“オタッキー少女”に戻しまして、私は前述したとおりそれらのオタクな方々と生で接触(なんか普通の生物じゃないみたいですが、みなさん相手が“同類”とわかるまではそこそこ普通です)したことがあるのですが
「どんなときにそういう妄想が膨らむのか?」を聞いたことがあります。
答えは
「男同志が親しげに談笑している姿を見たとき」

だそうで、スキンシップ(肩に手を置いただけでそれに該当!)なんぞ見てしまったら、即、肉体関係アリ!になってしまうのだそうです。(気をつけてね、美少年諸君)

更にはスーツ、正装姿(男子がナースに萌えるのと同じ)だけでも、多くの萌え少女を狂わす要素になり、怪我をして包帯姿の男性など(これは「エヴァンゲリオン」のレイに似てる)は魔性の姿らしい・・・。

とにかくこれらの“オタッキー少女”たちの共通点は、その妄想力をもって男と男の“関係性”を見抜く(って、それは実際は違うんだけれど^_^;)能力に優れているというということなのです。
ここが即物的妄想を求めがちな男性(まさか男性がここまで妄想するとは到底思えないので)との違いでしょう。関係性に異常に敏感。
これこそが『BL(ボーイズラブ)』魂なのです。

彼女らは、世の中のすべての事象を瞬間的にアレンジして「受と攻の関係」にしてしまうのだそうな。
例えば──例えばですよ。「週○文春」が攻で「週○新潮」が受とか、「めちゃいけ×2」が受で「み○さんのおかげでした」が攻だとか!!
(の、脳みそが溶けていく・・・)

・・・ちょっと頭を冷やしまして、現実に戻りますね。
それらの“BL”本はごくフツーに書店に並んでいます。男女ではなく、男男なのですから、レイプでも、過激なSE○でも、文科省に注意されることなくガンガン流通しています。アニメやスポーツ選手、芸能人の“BL”は、名前を変えて描かれていますので、まず問題になることはないでしょう。
男性がこれを見たら卒倒すること間違いなしですが(パロられてる当人ももちろん卒倒)、“オタッキー少女”たちの船出は随分昔(もう数十年たってる)に始まり、まだまだ航行中です。しかもこの船団、まだまだ増えていくかもしれない・・・。

とある編集関係者の男性(ゲイでもオタクでもない、普通の文化人)がこれらの女性の心理について、かつてこう言っていました。

「彼女たちは男性を陵辱したいんじゃないだろうか。自分は描く世界の中では常に“攻”で、そちら側に思い入れがあり、自らを投影している。自分の女性という立場に不満があり、逆に男性を支配したいという無意識の欲求がそこに表れているのかもしれない。」

最後は普通の(?)意見で締めさせていただきました。
そういう心理があり、その“BL命!少女”の人口はどのくらいなのか・・・。コミケ会場に行けば即わかることですが、これは「電車男」のように卒業する術もなさそうです。別に「現実のフツー男」と接したいという願望があるわけではなく、むしろ無意識に否定しているのですから。
(電車男自体卒業したのかどうか怪しい・・・^_^;)

とにかく、何を好きになろうが人の勝手です。でも一応、女のお子さんをお持ちのお母様方、この記事を読んだら娘さんの読んでいる雑誌をよ~くチェックしてみてくださいね。
とんでもない過激なシーンがないかどうか。そしてその登場人物が男なのか女なのか・・・(これ、判別が意外に難しいんですよ^_^;)

ちなみに小説版もありますので、ご注意ください。念のため──m(__)m

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2 コメント

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この記事面白い!(笑) (おぎ)
2007-10-06 12:00:30
2006年の記事にコメントですみません(汗)
なんか腐女子の解説本ってのも出てましたよね?

私もイラスト暦が長いので(それと、ブログのカテを見ていただけるとわかるのですが、ちょっとした趣味もあるもので)こういう世界は知ってます。あまり興味はないんですけどね!
むしろほとほと他の方達の想像力のたくましさにびっくりするほどでして…すごいですよね!タイタンさんが例に挙げてらした「週刊○春」と「週刊○潮」でのたとえとか(笑)はまり込んでる腐女子って本当になんでも受攻で考えちゃうんでしょうかねぇ?

ちなみに知り合いの方がこういう世界にはまってて、カップリングについてアツく語られたりするんですが、生暖かく見守っています(^^;)

あ、一つだけ。私の興味はほんとあれらの漫画の絵にしかありませんので、安心してくださいね!ああいう漫画の絵って別な人が描いてるのになにか画一的なものがありますよね?本屋に並んでる表紙を眺めてるとそれが面白いんですよー。

ハムイラスト自体選手自身が見たら何と思うかわからないので、実はドッキドキだったりしています。私のは当たり障りのない絵のつもりだけど…ハラハラ!
返信する
おぎさん…(^_^;) (タイタン)
2007-10-06 12:43:25
「生暖かく見守っています」
…ウケる!_| ̄|○∠))バンバン

野球のBLマンガもあるんだろうな~、読んでみたいな~、ムネリンとか大変そう…

と妄想しかけましたが、止めました!!
最近は野球選手、カッコイイ人増えましたからね。
昔みたいにごっつい人はやっぱり攻め……

あ、いかん、いかん!!(^_^;)
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