愛なんていらねえよ、夏・・私のドラマベスト３にランキング中！

これってマニアックでしょうか？
視聴率が低かったのでピンと来ない人もいると思いますが、私的にはクオリティ高し！
渡部篤郎、広末涼子、藤原竜也、坂口良子、森本レオ、ゴルゴ松本主演のＴＢＳドラマです。
脚本は「星の金貨」などでおなじみの龍居由佳里、プロデュースは植田博樹。
盲目の資産家令嬢の遺産目当てに、歌舞伎町の風雲児（要するにホストキングです^_^; ）のレイジが、兄と偽って接近し、かつて信じたことのなかった愛と現実の狭間で揺れ動く・・・。
令嬢の亜子は彼の嘘に次第に気づきながら、病魔に苦しみ、自分の資産目当てで近づいたレイジを愛してしまう、というストーリーです。

ドラマの印象として、とにかく画面が暗かった（苦笑）。
なんというか・・・フジの月９にありがちなキラキラした演出がまったくなくて、淡々としていたのが印象的です。

渡部篤郎は「声」だけの偽りの兄なので、やや違和感がある演技、そして感情が極端に抑えられていて、それが言葉にポツリと表現されているところが魅力的です。
元ホスト役なのでファッションも注目。
亜子に惹かれていくレイジを見て、亜子に嫉妬する藤原竜也くんもいつものように抜群の演技です。

注目は森本レオ（レイジの借金を回収するため、彼に付きまとう）かな？
彼とレイジのやりとりは、互いの本心がまったく見えず、なかなかすさまじい駆け引きです。
最後は「これって名言・・・！」と思ってしまう会話で、劇的なカーテンをひいてくれます。

一言で言えば”純愛”
主題歌（池田綾子の「ＬＩＦＥ」）もいいですよ（*＾-＾*）