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ノグチサトキ

名もなきギタリストの物語

『勝手にしやがれ』

2013-06-26 | 映画は心の処方箋

映画を見始めると、続けて観たくなってしまうもので、

今夜は、手持ちのDVDからチョイスした。

昨夜に続き、フレンチ。巨匠“ゴダール”衝撃のデビュー作、

1959 『A bout de souffle』 

邦題 『勝手にしやがれ』 

  

私たちの世代で、『勝手にしやがれ』と言えば、

沢田研二さんのレコード大賞受賞曲を思い浮かべる人も多いと思うが、

歌名の由来は、まぎれもなく、これによる。

同じく沢田研二さんのヒット曲、『カサブランカ・ダンディ』、

これもまた映画が題材にされており、こちらは、1942製作『カサブランカ』から。

“ボギー、ボギー、あんたの時代はよかったぁ”とのフレーズ、

かなり、懐かしいが、

この“ボギー”とは、その映画の主役“ハンフリー・ボガード”のこと。

 

今日紹介する、この映画『勝手にしやがれ』では、

その映画『カサブランカ』のポスターに写る“ボギー”が登場する。

ジャン=ポール・ベルモンドが演じるミシェルは、大のボギーファン。

ポスターを眺めるミシェルを観ていると、

沢田研二さんの歌詞がよくわかる。

 

また、モンキーパンチの『ルパン三世』も、この映画にかなり影響を受けているように思う。

スタイル、ファッション、女、盗み、BGM・・・ 、

ミシェルと、“ルパン三世”の類似点は、かなり多い。

“ルパン”と“ジュリー”と言えば、世代的にも、思い入れが強いので、

その辺りも、興味深い。

さて、前置きが長くなってしまったが、

この映画、最初に観た時は、インディーズで作りも大雑把、

それまで、普通?の映画しか見たことなかったから、初回は、少なからず驚いた。

けれど、しばらくしたら、また観たくなってきて何度もレンタルしたり、

数年前、みなみ会館でリバイバル上映された際には、観に行ったりもして、

結局、DVDも購入した。

1959フランス  

監督:ジャン=リュック・ゴダール

主演:ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ

 

 

 “A bout de souffle”      fin

  



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