「四国・西条祭り」 （H25・10/16）

　台風26号の通過でイマイチ不安定な天候の16日、写真クラブの仲間と里庄を早朝5時にスタートし、四国西条のお祭りを撮りに行く。
金木犀が香る頃、待ちに待った年に一度の西条祭り、都会に出た若者もお盆やお正月に帰らなくてもこの日ばかりは帰省するらしい。祭り命の町である。
伊曾乃神社を中心に四つの神社に奉納されるだんじり・みこし・太鼓台は150台を越えるという。奉納される神輿の数としては他に例のないほど大きなお祭りである。伊曾乃神社だけでも77台の多きを数える。
　9時ごろから各地区のだんじりが次々とお堀端に集合する。勢ぞろいしただんじりが順番に旧西条藩主邸跡の西条高校・大手門前で練りや差し上げを行い屋台を奉納する。
　午後5時ごろから加茂川の土手にだんじりが集まり始め、祭りもクライマックスを迎える。夕陽を浴び土手に並ぶ姿は壮観そのもの、腹に響く太鼓の鼓動、鉦の音がこだまする。土手に整列した70台近くのだんじりが見守る中、両岸から10台のだんじりが川入りし、お神輿を囲んで台風で水かさが増した水中で攻めぎ合う。ゆれる提灯・水引幕、映える男の心意気、このお祭りの最大の見せ場、最高に盛り上がる光景を夢中でシャッターを切る。
朝5時にスタートし、家に帰り着いたのは11時、18時間の気合の入った撮影旅行でした。

　　　
　　　　　　　　　　お堀端に勢ぞろいしただんじり
　　　
　　　　　　　　　　だんじりに乗った可愛い女の子
　　　
　　　　　　　　　　旧西条藩主邸・西条高校の大手門前で屋台を練り奉納
　　　
　　　　　　　　　　お堀を渡る細い道を次々とだんじり屋台が行く
　　　
　　　　　　　　　　今日は楽しい西条祭り・お祭り風景
　　　
　　　　　　　　　　吼える男の心意気
　　　　　　　
　　　　　　　　　　豪華絢爛・神輿屋台とお祭りギャル
　　　
　　　　　　　　　　お祭り子ギャルも楽しそう
　　　
　　　　　　　　　　風船の向こうに勢ぞろいしただんじりが見える
　　　
　　　　　　　　　　お堀の水面に映えるだんじり、風景に溶け込む
　　　
　　　　　　　　　　夕陽を浴びて橋の上を行くだんじり
　　　
　　　　　　　　　　夕陽の中を河原に降りるだんじり、この後、川入り
　　　
　　　　　　　　　　だんじりが土手に整列し見守る中、川入りのクライマックス
　　　
　　　　　　　　　　お神輿の回りをだんじりが取り囲む、ヒートアップ
　　　
　　　　　　　　　　加茂川での川入り、だんじりの攻めぎ合い