里庄写真クラブのヤマじいさん

ネイチャー大好き・アウトドア大好き
楽しく気ままに自遊なカントリーライフ

「京都の紅葉おさんぽ」 (H26・11/25~27)

2014-11-29 15:17:53 | 日記
 三年ぶりに大学の同期会が大学時代を楽しく過ごした京都で行われ、真っ赤な古都の紅葉お散歩を楽しんだ。
11月25日、倉敷駅北口から高速バス「京都エクスプレス」で京都烏丸口へ。集合は13:30、地下鉄松ヶ崎駅改札口、一緒に学び遊んだ同期の11名が集まる。皆、後期高齢者となり、体力・健康を維持するのにかなり努力が必要になっている面々である。
再会を喜び合い、まづ向かったのが宮本武蔵が吉岡道場の一門と決闘をした一乗下がり松の地へ。洛北の紅葉の名所・園光寺から八大神社・詩仙堂を紅葉お散歩する。園光寺は丁度この朝NHKTVで素晴らしい紅葉が放映された。山門を入ると枯山水石庭「奔龍庭」が眼前に広がり、さらに中門を抜けると緑の苔と真っ赤な紅葉が飛び込む「十牛之庭」、緑の苔の上に壮大な散りもみじのジュータンが広がる。雨上がりでしっとりと息をのむほどの素晴らしい光景だ。京都の秋が燃え上がる錦秋の世界である。詩仙堂は曹洞宗大本山・永平寺の末寺で趣のある茅葺き屋根に紅葉が舞い落ち、秋の終わりを演出する。
 今夜の宿は洛北・高野川のほとりにある母校近くの「アピカルイン京都」、夕食の宴会は大いに旧交を暖め、楽しかった学生時代の話に花が咲き大いに盛り上がる。

   
          園光寺・枯山水石庭、龍が飛ぶ“奔龍庭”
   
          中門近くの紅葉と散りもみじ
   
          京都の秋が燃え上がる、この朝、NHKTVで放映された
   
          禅の悟りに至る道、園光寺“十牛之庭”
   
          緑の苔に真っ赤なもみじ、目を見張る美しさ
   
          鮮やかな緑の苔に散りもみじのジュータンが広がる
   
          散りもみじの中で可愛い地蔵が微笑む
   
          詩仙堂の座敷から眺める錦秋の光景
   
          趣のある茅葺き屋根に紅葉が映える
   
          散りもみじが秋の終わりを演出する
   
          苔むす茅葺き屋根に真っ赤な紅葉のコントラスト
   
          紅葉の中に残り柿二つ・晩秋の秋模様
   
          雨上がりの紅葉と小鳥さんに残した柿一つ
   
          宿泊したホテル“アピカルイン京都”の近くを流れる高野川

 二日目はまず母校を見学に行く。学び舎もラグビーで汗を流したグランドもすっかり様変わりし、昔の面影はない。銀杏の黄色い葉っぱが散る構内を散策した後、京都府立植物園へ。大正時代に開園した日本最古の植物園で甲子園球場六個分という広大な敷地にカエデやフウなど様々な木々の紅葉が見事である。京都で暮らしていたのにここの紅葉がこんなにも見ごたえがあるとは知らなかった。二日間、素晴らしい企画をしてくれた幹事さんに大感謝である。
 北山通りで昼食、再会を約束しカンパーイ!地下鉄北山駅で同期会は解散する。皆と別れ夜は永観堂や南禅寺・天授庵のライトアップを撮りに行く予定であったが雨が降ってきて中止にする。

   
          落ち葉舞う静かな母校を散策する
       
          大学構内も紅葉真っ盛りである
   
          学食前の大銀杏も黄色いジュータン
   
          黄色い銀杏のの落ち葉と赤い花のコントラストが美しい
       
          構内の銀杏の並木、やけに銀杏が多い
   
          植物園の蓮池から見るモミジやカエデの紅葉
   
          真っ赤に燃える植物園の紅葉
       
          目の覚めるような黄金色のカラマツの紅葉
   
          色んな紅葉が楽しめる秋彩いっぱいの植物園
   
          園内の水面に真っ赤な紅葉が映える
   
          紅葉の映える池で二組のオシドリが仲良く
   
          秋深し、こんな紅葉もありました
   
          水車が回る紅葉の森の秋景色
   
          真っ赤なもみじとピンクの山茶花の秋模様

 三日目の紅葉お散歩は京都の紅葉・人気No1の「東福寺」へ。大変な観光客である。臥雲橋から仰ぎ見る洗玉澗の紅葉はまさに秋燃ゆる真っ赤な世界で今が盛りを謳歌している。紅葉谷に架かる通天橋からは眼下に通天紅葉と呼ばれる2,000本の紅葉を眺める。真っ赤に湧き上がり東福寺のベストスポット・今回のハイライトである。14:05の高速バスの出発時間を気にしながら目一杯シャッターを切る。これで今年の紅葉撮影もジ・エンド!である。                                                           JR東福寺駅から京都駅へ出て伊勢丹でお土産を買い高速バス「京都エクスプレス」に乗り帰路に着く。
三日間、一番良い時期に京都の誇る紅葉を楽しんだ「紅葉おさんぽ」の旅でした。

   
          苔むした甍の上に散る紅葉
   
          臥雲橋から仰ぎ見る燃える紅葉・まさに絶景
   
          陽が射し込み輝きを見せる紅葉と敷き紅葉
   
          美しいグラデーションを見せる東福寺の散りもみじ
   
          彩り豊か・色んな表情を見せる東福寺の紅葉
   
          洗玉澗に架かる通天橋から眼下に2,000本の紅葉を見る
   
          鮮やかに秋の終わりを告げる散りもみじ
   
          洗玉澗の谷に敷き詰められた錦のジュータン
   
          大勢の紅葉狩りの観光客で賑わう東福寺
   
          グラデーションに広がる見事な敷きもみじに息をのむ
   
          経蔵の丸窓にオレンジのもみじが映える秋景色
   
          友禅模様のような錦織りなす美しい紅葉
   
          紅く燃え立つ錦繍の東福寺の紅葉と敷きもみじ

「蛍雪の友と行く石垣・西表・竹富島 青春旅行」 (H26・11/17~19)

2014-11-21 19:55:55 | 日記
 半世紀以上も前に中高の学園生活を共に過ごした60年来の同期生たち、見目麗しく花の乙女だった(?)女学生3名と紅顔可憐な美少年だった(?)男子学生3名、今はすっかりジィさん、バァさんになった6名が今年も青春旅行をしようと3回のミーティングの結果、行き先は石垣島に決定、その足で岡山駅構内の日本旅行に行きフライト便とホテル、レンタカーを押さえる。予約したホテルはチョッとリッチに西表島があの「星野リゾート リゾナーレ」、石垣島は「ANAインターコンチネンタル 石垣リゾート」、メンバーは香港、沖縄、台湾など今迄毎年旅した同じメンバー。ガールズが「仕切り屋でリーダー格・会計担当のアヤコ姫」、「深窓の奥様然とした物静かで穏やかなO夫人」、「陽気でムードメーカー・楽天家のMチャン」、ボーイズは「外国では頼りになる語学の達者な元船長のK君」、「辺境のトラベラー・幹事長のN君」、「三文カメラマン・広報のY君」の6名。後期高齢者になろうかという皆であるがまだまだ元気な光輝(?)高齢者、オジイ・オバアたちである。
 フライトは17日、岡山空港8:30、那覇で乗り換え石垣空港へ12:05に着く。沖縄の海はいつ来てもコバルトブルーに美しくウエルカムで迎えてくれる。今日の観光は西表島である。石垣空港から直ちにタクシーで30分、石垣港離島ターミナルへ。八重山諸島を結ぶ航路の起点である。高速船に乗り込み西表島大原港へ。ここは島の90%を亜熱帯ジャングルに覆われマングローブやイリオモテヤマネコなどの希少動物が棲息する。港では我々ワイワイのメンバーが日頃親しくさせてもらっている岡山県自然保護センターの西本主任研究員が紹介してくれた地元ネイチャーガイドの山田さんが待っていてくれた。すぐに移動のキャンピングカーで由布島の水牛車乗場へ。潮風に吹かれてゆったりと浅瀬の海を水牛車で由布島へ渡る。オジイが三線で民謡を奏でる。由布島は亜熱帯の花々が咲き乱れブーゲンビリアガーデンや蝶園、マンタ浜など見どころも多く八重山観光では人気のスポットである。
 今夜の宿はかの有名な「星野リゾート リゾナーレ西表島」、目の前には月ケ浜ビーチが広がり、後には亜熱帯のジャングルが迫る。チェックインを済ませ夕食は外に出てガイドの山田さんが予約してくれていた“島魚料理の初枝”へ。漁師さんのお店で鮮度抜群の地魚を味わう。西表島ならではの島の味、おもてなし料理に泡盛が進む。

   
    石垣港離島ターミナルで元世界チャンピオンの具志堅用高さんのお出迎え
   
      西表島・大原港到着、桟橋でネイチャガイド山田さんがお出迎え
       
       国指定天然記念物・古見のサキシマスオウの木群落
   
          あちこちにイリオモテヤマネコ・注意!の看板が
   
          三線の島唄に耳を傾けながら水牛車で由布島へ渡る
   
          由布島で豪快に水浴びをする水牛
   
          亜熱帯の植物や花々が咲き乱れる由布島
   
          島魚料理の「初枝」でおもてなし料理に泡盛も進む

 二日目は日本最後の秘境といわれる大自然をネイチャーツァーで体感する。昨日に続きガイドの山田さんに案内してもらい西表島の秘境・ディープな自然に迫る。
ジャングルクルーズで両岸に広がるマングローブの林や亜熱帯の樹木に覆われた浦内川を上流に。軍艦岩で降り、船では行けないジャングルの山道をさらに奥へ登る。歩くこと二時間、密林の中に突如現れたのは日本の滝百選にも選ばれた「マリュドゥの滝」とその上流に神の座を意味する「カンビレーの滝」。大自然に溶け込むトレッキングを楽しむ。
 二日間、大変お世話になったネイチャーガイドの山田さんと西表島・大原港でお別れし、14:30発の高速船で竹富島へ渡る。竹富島は周囲9キロの小さな島・沖縄の離島のイメージを凝縮した風景が広がる。赤瓦屋根の集落、サンゴを積み上げた石垣と白砂が敷かれた小さな道を水牛車でゆったりと進む。ブーゲンビリアの赤い花が咲き乱れる。のんびり島めぐりをした後、港へ。竹富島と石垣島の間は高速船で15分ほど、便数も多い。18:00石垣港離島ターミナルに着く。タクシーでホテルへ、今宵の泊まりは島内最大のラグジュアリーホテル・「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」。チェックインを済ませ、最後の晩餐をやろうと石垣タウンへ繰り出す。石垣牛とオリオンビールで旅の思い出に花を咲かせる。

   
          星野リゾートの前に広がる白砂ビーチの月ヶ浜
   
          初日宿泊の「星野リゾート・リゾナーレ西表島」
   
          ネイチャートレッキング出発前にホテルの前で
   
          マングローブの林が続く浦内川をジャングルクルーズ
     
       珍しい亜熱帯の植物をガイドさんに教えてもらう、トウズルモドキ
   
          ジャングルの山道を歩くこと二時間・キツイ!
     
       ネイチャーガイドの山田さんの説明を聞きながら進む
   
          サキシマスオーの大きな板根の前で記念撮影
   
         密林の中に突如現れた「マリュドゥの滝」(日本の滝百選)
   
          マリュドゥの滝展望台でオールメンバー
   
          移動の足となったキャンピングカーとも大原港でお別れ
   
        赤瓦屋根に個性豊かなシーサーが鎮座する・沖縄の原風景
   
          ブーゲンビリアの花咲く小道をレンタサイクルで
   
          沖縄知事選挙はオナガ氏が圧勝だった
   
          全室オーシャンビューの「ANAインターコンチネンタル」

 最終日は八重山諸島のメーンアイランド・石垣島をレンタカーでぐるっと一周する。ホテルを出発し、まずバンナスカイラインの頂上付近にある「エメラルドの海を見る展望台」へ。眼下に石垣島の市街地、遠くは青い海の先に竹富島・西表島まで見渡せるビューポイントである。次はミシュランの三ッ星を獲得した島随一の絶景「川平湾」へ。白砂に映える澄んだブルーの海はため息が出るほど美しい。そして石垣島の最北端・「平久保崎」へ走る。見渡すかぎりの水平線、真っ白な灯台がブルー&グリーンのグラデーションを見せる海原に映える。島一周ドライブのクライマックスだ!岬から見るサンゴ礁の美しさはNO.1である。次は「玉取崎展望台」、ハイビスカスの丘から太平洋と東シナ海を一望するパノラマビュー、ここから眺める紺碧の海も感動モノだ。
100キロ余りの石垣島ドライブで岬に広がる紺碧の海やパノラマビューで島の魅力を堪能し、新石垣空港近くのトヨタレンタカーで車を返却、楽しかった三日間の青春旅行を終える。

   
          朝光に輝く「ANAインターコンチネンタル 石垣リゾート」
   
        広大なマエサトビーチに面した島内最大のラグジュアリーホテル
   
        宿泊した「ANAインターコンチネンタル 石垣リゾート」(玄関面)
   
          最終日、出発前にホテルの玄関で記念撮影
   
          バンナ展望台からエメラルドの海の先に竹富島を望む
   
          ミシュランの三ッ星を獲得した島随一の景勝地・川平湾
   
        ザワワの向こうに澄み切った海と美しい白砂が織りなす絶景
   
          サンゴ礁の息づく青い海がどこまでも続く
   
          白い灯台がブルーに映える一周ドライブのハイライト
   
          石垣島最北端の岬でオールメンバーのパチリをお願い
   
          サンゴ礁のグラデーションは言葉を失うほど美しい
   
        見渡すかぎりの水平線と青い空・絵のような景色が飛び込む
   
        青い海と亜熱帯植物のコントラストが美しい玉取崎展望台
   
          ハイビスカスが咲く丘から青い海を眺める
   
         玉取崎展望台から眺める青いグラデーションの東シナ海