その3(7/17)-祇園祭・山鉾巡行
翌17日はこのお祭りのハイライト、山鉾巡行を見に行く。日本三大祭りの一つ「京都祇園祭」は1,100年間の伝統を誇り、ユネスコ世界文化遺産に指定されている。
9:00、四条烏丸から長刀鉾を先頭に23基の山鉾が次々と出発する。これを烏丸四条の交差点に陣取り背伸びしてシャッターを切る。河原町四条の交差点で10トンもある山鉾を直角に向きを変える勇壮な「辻回し」を撮りたかったが大勢の人混みで最初のポイントから動くことが出来ず移動をあきらめる。仕方がないのでここから出発する鉾や山をレンズを変えたりして一時間余りシャッターを押し続ける。
二日間、祇園祭の見どころである幻想の宵山と動く美術館と言われる豪華絢爛な山鉾の巡行を半端ではない京の暑さの中、このお祭りの光景を夢中でカメラに収める。
先頭を行く「長刀鉾」に乗る二人のお稚児さんと囃子方
毎年巡行の先頭にたつ「長刀鉾」の音頭取り
「孟宗山」、平成20年新調の胴懸は平山郁夫筆の「砂漠らくだ行」
鶏の声によって函谷関を脱出した故事にちなんだ「函谷鉾」
「函谷鉾」の上に乗る屋根方と祇園ばやしの囃子方
次々と出番を待つ「菊水鉾」・「白楽天山」・「鶏鉾」など
大峰入りを現す「山伏山」が月鉾に続いて出発する
そのあとを菅原道真を祀る「油天神山」がゆく
「鶏鉾」を引く・アルバイトの学生さん達か、京の炎天下は暑かろう
四条通を巡行の山鉾に乗る屋根方と囃子方
山鉾の古い形態を残している「綾傘鉾」が行く
「蟷螂山」は四条家の御所車にカマキリを乗せて巡行
カマキリと御所車の車輪が動く唯一のからくり山鉾
祇園祭でぐったりの外国の観光客、新幹線のコンコースで
その2(7/16)-祇園祭・宵山
京都は今、1ヶ月続く夏の風物詩・祇園祭の真っ最中、せっかく京都に来てお祭りを見なくてはと翌16日は宵山に出て行く。18:00から四条通などは歩行者天国となり浴衣姿の女性をはじめ多くの外国人たちでひしめき合っている。雨上がり、各町内に置かれた山鉾から”コンチキチン、コンチキチン”の祇園ばやしが奏でられ、鉾に飾り付けられた駒形提灯が夜の闇に揺らめき、古都の雅を思わせる世界が広がる。三条通は両側にビッシリ屋台が並び半端でない大勢の人出でどの屋台も大盛況、人波に押されて流れのままにシャッターを切る。
宵山に繰り出した浴衣姿の仲良し少女たち、楽しいネ!可愛いいネ!キレイだネ!
雨の宵山、「函谷鉾」”コンチキチン、コンチキチン”の祇園ばやしの音が響く
雨も上がった宵山風景、ホコ天の四条通、蒸し暑い京の夏
「月鉾」駒形提灯に灯が入り幻想の世界が広がる
脚立の上で祇園祭・宵山を取材のスタッフたち
浴衣姿や外国人も多い四条通の歩行者天国
御所車の上に乗ったカマキリが人気の「蟷螂山」
「四条傘鉾」鼓のけいこ、古都の雅を奏でる
外国の観光客もちょっとお疲れの様子です
鉾が並ぶ四条通は人の波、翌日の新聞報道・32万人
三条通ホコ天は両側にビッシリ屋台が並ぶ
焼ソバはどこでも屋台の人気定番です
色んな屋台がありました、これは珍しいアユの串焼き
裏から覗く屋台風景、どこも大盛況でした
その1(7/15)ーラグビー観戦と拡大同期会
今から60年近くも前に楕円形のボールを追って共に汗を流した当時のオールドラガーマンたち有志が京都へ集まる。
京都工芸繊維大学と名古屋工業大学、あまりメジャーとは言えないが同じ国立の工科系大学同志で毎年持ち回りで定期戦を行っている。昨年は名古屋瑞穂ラグビー場、今年は比叡を仰ぐ母校の懐かしのグランドである。昨年も名古屋へ出かけたが今回は京都、後輩たちの定期戦を応援に行く。キックオフの11:30からノーサイドの終了まで以前の戦友たちと一緒に炎天下の試合を観戦する。我々が現役の時と少しルールが変わったとはいえ、スクラムとタックル、肉弾がぶつかり合い前へ前へと進むのは同じこと、血が騒ぐ。そのあと拡大同期会と称して、同じ頃ボールを追った仲間は京都駅ビルの懇親会場へ。若かった学生時代、同じ釜の飯を食いグランドを走り回った仲間たちと大いに飲み語り、きつく楽しかった思い出話に花が咲き、楽しい宴は盛り上がる。最後は大学学歌とラグビー部歌を元気に歌い再会を約してお開きとなる。来年は創部90年だ、元気で会おう。
若い肉弾がぶつかり合う、血が騒ぐ
ボールを抱えて突進!前へ!前へ!思い出す
ホワードのスクラムからバックスへパス、司令塔SH
この夏一番の暑さ・37度、炎天下の戦い
ナイスタックル!タックルに勝るものなし
ラグビーは格闘技だ、ナイスファイト!
猛暑の京都の夏、40分ハーフのファイトはきつかろう
放すものか!がんばれ!後輩たち
ナイスパス!ゴールを前にパスが渡る
ゴールラインめがけて飛び込む、ナイストライ!
比叡を仰ぎ両軍選手・女子マネージャーたちと一緒に
古き都の緑の母校・京都工芸繊維大学
懇親会は当時の監督や大先輩も参加して回顧談に花が咲く
同じ釜の飯を食った同志愛は絆が固い、来年の創部90年の再開を約す