これも人生、在タイ25年から出来ること・・・

残りの人生の方が短くなった今もタイで生活しています。日常の出来事をつぶやきなから皆さんと語り合えればいいですね。

自分はいったい何処に向っているんだろう?

2011年05月16日 23時41分54秒 | 日記

今日のBKKは久しぶりに真夏日。日差しの強さと眩しさがいつもの季節を取り戻した感じだった。五連休も明日が最後の休日となる。

明日はタイの仏教行事において神聖な日 Visakha Bucha Day となる為、お酒が飲めない日である。クラブ・カラオケ・バーなどは強制休業となり、レストラン・居酒屋は酒類の販売禁止として営業することになる。 飲めない日だから飲みたくなるのが人間の心情。取り締まりも厳しい最中、闇で飲める店を探す自分を想像してしまう。

今日、ふと考えたことがある。「自分はいったいどこに向っているんだろう?」っと。。。

一昔、こんなこと思ってもみなかった時代があった。 その頃は仕事が好調、ゆえに好きなことをし、やりたいことをしていた気がする。将来展望さえ描くことなくその場限りの我がままな自分が居たことは事実だ。規模は小さいが「お金で幸せを買うことができる」と言い放った一種のホリエモン症候群だったのかも知れない。ひとえに若かったとしか言い様がない有様だった。

もちろんそのリバンドは大きく被った。っと言うより自ら分かっていながら落ちていったのが正しいと思う。 「何故そうなるんだ?」と言う状況があまりに多かった。タイ政府、タイ人、取引先、友達に裏切られた。そんな気持ちを抱きながら地に落ちていった。 地の果てに倒産は間逃れたものの離婚、会社休業、縮小をそれぞれ経験することになった。何の責任もない子供をも道連れに。

あれから10年が過ぎた今、子供も22歳と17歳になった。ダメ親父でも子供は育っていくことも分かった。それは自分より子供の精神力の方が強いのかもしれない。形は変わり生活の基礎は築けても安心できることは何一つないのが現実。「ローマは一日にしてならず」を知っているから自信と安心が持てない日々が続いている。おそらくどんなに事業が成功してもその気持ちは変わらないと思う。積み木崩しの代償は想像以上に大きかったから。

向っている先は何処なのか。。。今もまだ見えていない。。。ただ言えることは「お世話になった人たちに誠意を持って恩返しすること」 この使命だけは残りの人生において貫いていきたい。 向う先が形になって現れる日を信じて。。


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