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男もすなる日記というものを

つれづれなるままに、・・といいつつ近親者との交換日記か?幼少時から気になっていたものを再検討する場になった。

小さいおじさん

2010-08-03 | Weblog
 小さいおじさんという都市伝説があるそうだ。昨日テレビでそれを知った職場の人が、すごく詳しく教えてくれた。スピリチュアルな話が好きな彼女は、ネットでも調べてみたらしい。

 小さなおじさんは10cm程度の目に見える妖精で、無邪気な人に見えやすく、害はない。頭は薄く服装はジャージが多いがスーツなども見られる。

 ・・・話のはじめのうちは、「アリエッティ」のお父さん(三浦友和)とか、佐藤さとるの「コロボックル物語」のようなイメージで聞いていたのだが、そんなに見栄えのいいものでもないようだ。目撃情報がとにかく多く、芸能人なども色々なエピソードをテレビで披露している。

 たとえば的場浩司。「京都のホテルで寝てる時、耳元で誰かの話声がして起きたら、親指大のおっさん顔の小人達が、ガリバー旅行記みたいに体に群がって、髪に白い糸を結んでいた。不思議な事に、当時短髪だった髪は、人間技ではありえない三つ編みがされていた」 
 中島美嘉。「TVの野球中継を見ていてふと振り返ったら小さいおっさんがメガホン持って応援してた。友達が見た小さいおっさんはジャージを着ていた
 岡田准一。「緑の服を着たちっさなおっさんを見た。ちっさいおっさんがつがいでコンセントを引っ張っていた」
 釈由美子「シャワーを浴びていると排水溝に大仏頭のちっさいおっさんがいて“ドンマイドンマイ”と言って水と一緒に排水溝に流されていった。タンスの引き出しを開けたら洋服の間にいて“ギョッ”として振り返った。」
 松任谷由美「ちいさいおっさんを見た。ジャージを着てた」
 羽野あき「実家の2階に住んでいたようで子供がよく話していた。知り合いの家ではトイレに流れていったらしい」

 おじさんばかりでおばさんの目撃情報がない。主にジャージで出現し、単独行動ばかりでもないらしいが、単独で姿を消す場合は排水溝に流されやすい。緑の服というのが気になるが、それでもヒイラギノヒコのイメージとは遠い。水木氏のかくコロボックルはちょっと似てるか。

 ふと思い出したので、以前自分が見た幻覚の話をしてみた。それは長男を産んだ後に腹痛がひどく(後陣痛という)、座薬を入れても全くよくならず、麻薬性の鎮痛薬を注射してもらった時のことだ。ほどなく痛みが嘘のように消えたのだが、思考が混乱し、しまいには幻覚・幻聴まで体験した。
 その幻覚というのが、ベッドに寝ている私の脚の上を、7人ぐらいの小人が1列になって乗り越えていくというものだった。その小人は、色黒で毛深く体つきもむっちりとしていて、チャーリーのチョコレート工場で働いているような小人だった。それがディズニーの小人様のきれいな服を着てズンドコズンドコと歌いながら通るのだ。それはもう、生理的に受け付けない感じの嫌な体験だった。

 話を聞いた彼女は非常に満足げにこう言った。
「やっぱり。なんか、あなたなら見たことあるような気がしたのよ。思った通りだわ。私も子供のころからの記憶を探ってずっと考えてたんだけど、残念ながら見たことないのよ。・・・さすがだわ。しかも何人もチームで!きっとそれ「癒しの小人」だわ!」
私「う~ん。でも、私すごく嫌な気持ちになったんだけどな」
彼女「でも羨ましい!」

 なぜ、そんなに期待されたのか不明です。私の小人目撃談にすっかりご満悦の様子。さらに思い出したので、東京でバスローブ姿の谷村Sんじをみた例の話をしてみた。私の中ではこの二つの話は何となくつながるのだが、彼女はあまり気に入らなかったらしい。
「それは全然違うでしょ。・・・夢?とか」
と、つれなかった。あぁあ、また夢って言われちゃった。

 

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