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男もすなる日記というものを

つれづれなるままに、・・といいつつ近親者との交換日記か?幼少時から気になっていたものを再検討する場になった。

ちがうか!

2010-03-30 | 事件
 思わずカテゴリを「事件」にしてしまったが、今日、最寄りのジャスコに「ものいい」が来た。

 「ものいい」さんは、吉本の芸人さんだ。今までテレビでは2回しか見たことがないが、その面白さからとても気になっている。その後は動画などをチェックするものの、なかなかテレビ番組での露出が少ないようでみることができなかった。テレビでもなかなか見れないのに、生で見られるなんて!嵐ならあり得ないことだが、私にとっては嵐の次に気になる「ものいい」だ。もちろん観に行くよ!

 このイベントを知った時はもう興奮して、もちろんうちの春休みの息子も誘ったのだが、予想外な冷静さで「別に、いい・・」と断られてしまった。が~ん!心根の優しい息子は昨日「ものいいは明日だよ」とそっと耳打ちしてくれたのだが、「うん!やっぱり行く!?」と聞くと「ううん、いい・・」とやはりクールだった。

 春休みのジャスコは子供はいっぱいいた。よその子って、うるさいな・・などと考えながら群衆にまじっていく。普段群衆は避けているので、自分から入っていくなんてすごい違和感だ。平日の昼休憩だからな、知り合いにはあまり見つからないようにしなくては。15分ほど待ってやっと始まった。

 特に変わったネタではなかったが、もうすでに愛着がわいてしまっているので小さなネタでも微笑ましい。自分のぼけに大げさに自分でつっ込んでにこにこしている。あぁ、また太った人を好きになってしまった。基本はヤセが好きなので、相方の人にはとても親しみがわくが、実際は笑顔でサラダさんを見守る自分がいる。しかし一緒に来たこのライオンの人はちょっと声が大きすぎるな。ライオンキングへの愛は伝わってくるが面白さが全くわからん。

 休憩を終えて職場に戻ると、みんなに「どうだった?」と聞かれた。驚いたことにみんなライオンの人が来ていたというと口々に「行けばよかった」といい、ものいいよりもライオンの方が格上のように言う。全然笑えんかったけど?


 ちなみに、「ものいい」の語源は「ミュージシャンのことを『うたうたい』って言うんだったら、漫才師のことは『ものいい』でいいんじゃない?」と、「ものすごくいい!を略して『ものいい』」という吉田サラダの発言から。


ものまねをしているものいい
ほんとは「ハイジャック」っていうコントが面白かったんだけど、動画が入手できないんだ。


サラダくんは絶対気付くけど、私服のライオンさんは絶対気付かんよね。でもサラダくん、舞台の衣装のままで帰るんだねぇ。

つららの想い出

2010-01-14 | 事件
 「はじめてのおつかい」という番組、子供が頑張っている姿をみていつもホロリとしてしまう私ですが、普通の人は笑ってみてるんですか?学生の時、あれ見ながら泣いたら同級生に「ダセー」といわれたことを今でも根に持っているのですが。
今回は幼少時に姉と二人でおつかいに行った時の話。

 夕食を作っている母から豆腐を買ってきてくれと頼まれた。歩いて数分のところにある小さなお店へのおつかいだ。何度も行ったことがあり、お店の人にも可愛がってもらっていた。姉と二人だし全く不安はない。ただすごく雪が積もっていたし、そのときもどんどん降っていた。

 寒いからオーバーを着たり毛糸の帽子をかぶったり、もちろん手袋もしていく。母は
「手袋をしてお豆腐の袋を持つと滑るから、片手を必ず袋の下に添えるのよ」
と忠告してくれた。よく気のつく人だ。2人も行くんだから大丈夫だよ、と姉と頷きあい、出発した。

 雪は前日から降り積もっており、道の脇にも高く積み上げられている。お店の手前の家の屋根から、長い見事なツララが何本も下がっていた。
「すごーい!あのツララ欲しーい!」と盛り上がる2人。でもツララを持って買い物に行くわけにはいかない。帰り道で採取することにして、その場をあとにする分別のある2人。

 そして首尾よくお豆腐を購入した。お豆腐のパックはビニール袋に入れてくれたが持ち手のない袋だったのでここでも
「落とさないように下から支えてね」といわれた。分かってるよ、と頷く2人。

 ツララの現場に戻ると、姉は豆腐の袋を私に持たせて一番大きなツララの真下に積まれた雪山によじ登り、背伸びしてツララをボキンと折り取った。すごい、さすが姉さん。もう1本、私のも取ってくれ!振り向いた姉は分かっているよと頷き、「持っといて」と手にしたツララを私に差し出した。ところが「はい!」と私が出した手は、お豆腐のビニール袋の下に添えられていた、あの大事な手だった。その手がツララをつかんだ瞬間、予言どおり反対の手からお豆腐の袋はズルッと滑り落ちたのだ。

 それからはもうツララどころの話ではない。あれほど注意されたのに、楽しみのために大事なお役目をダメにしてしまったという罪の意識に2人ともふらふらになって、私など泣き出してしまったほどだ。それほどに失敗の経験の少ない温室育ちのお子様だったということだ。結局崩れた豆腐を差し出し、ツララの話から母に説明して詫びた。詫びながらむせび泣く私に、母は笑って「全く問題ない」といい、その日のおかずは白和えになった。

 今でも白和えを食べるとお母さんが怒らずに工夫してくれたことや姉さんがツララ取るのに頑張ってたことや、その時のことを思い出してほっこりとした気持ちになるよと子供たちに話したら、それまで白和えが苦手だといっていたのに全部食べてくれた。あんたたちもいい子だね。

寺町のおばぁちゃん

2010-01-12 | 事件
 先週末に祖母が永眠し、連休は通夜や葬儀が続いた。もうすぐ101歳になる祖母がこの冬調子を崩していると聞き、もういつお迎えが来てもおかしくないとは言いながら、これまでにも何度も危機を脱していたので、意識下でもういつまでも死なない人になってしまったのではないかという気がしていた。文具屋で「こんなものも家にあったほうがいいな」と、何の気なしに薄墨の筆ペンを買った翌日のことで、なんだか私が背中を押してしまったようで気が咎めた。

 寺町の門前で花屋をしていた祖母は、穏やかでとても年寄りらしい人だった。当時味噌汁のCMに出ていた柳家小さんにどこか似ていた。小学校のある時期は、下校後よく1人でおばぁちゃんの家に20分くらいかけて歩いて行き、夕方までを過ごした。店は菓子も売っていたので
「何でも好きなものをとっておいで」
といわれ、一番好きなものを選ぶが、気を使っていると思われていたようで
「またそんな安いもの持ってきて。もっと大きいのにしなさい」
といわれることが多かった。茶の間で二人で静かに時代劇の再放送を見て、
「今日も面白かったね。じゃあ、さようなら」といってまた歩いてかえる。いつ行っても受け入れられている、という感覚がとても心地よかった。

 これまでに何度か近い親戚のお葬式があり、それぞれに私を可愛がってくれていた人たちだったが、その中でも寺町のおばぁちゃんは別格と言うか、可愛がってくれたとか面倒を見てくれただけでなく、確かにあのとき私たちは「仲良し」だったように思うのだ。別格と感じるのは私だけではないようで、遠くからも葬儀には親戚が駆け付けてくれて嬉しかった。私にとって寺町のおばぁちゃんは、昭和そのものであり、水戸黄門であり、人間国宝だった。

同窓会、久々に飲みすぎて喉が痛い

2010-01-04 | 事件
 昨夜は高校の同窓会だった。5年ごとの恒例行事だ。前々回は長男が生後7カ月、前回は妊娠7カ月であったため、一次会は参加したものの早めに切り上げていたが、今回は久しぶりに遅くまで夜遊びをした。もう帰ろうかな・・・という瞬間が途中であったのだが、一次会に来ていなかった親しい友人が二次会に出現したことで、ものすごく楽しくなってしまった。

 500人くらいいた学年全体でするこの同窓会は、もちろん全員来るわけではないが、どうも120人くらい来ていたようだ。かなり盛大な会である。顔も名前も思い出せない人がいっぱいいても、私だけが悪いんじゃないと思えるようになってからは、気詰まりも少なくなった。

 当時理系クラスから若干浮いていて文系クラスの友人とつるんでいた私は、同窓会で自分のクラスのテーブルに着くといつも疎外感を感じてしまう。特に親しくなかった人もさすがに同じクラスだったなと顔を見れば分かるんだが、名前がうろ覚えだったりするとうっかり声もかけられないところ、今回は幹事が全員の名札を用意しており、これは大いに有難かった。

 クラスのテーブルは8人だけでさらに女子は私一人だった。名刺交換タイムでは完全に孤立した。
隣に座った男子は、私が学生時代に自分を見下していて全く相手にされなかった、と冗談のネタにしていた。はじめ全く心当たりがないのでとんだ言いがかりだと思ったが、いわれてみれば若い頃の私は今よりもかなり尊大だったような気もしてきて、そんな頃が今は遠く懐かしく感じられた。理系クラスで浮きがちだった真の理由は、彼らのナイーブさゆえだったかもしれない(文系ではウケてた)。しかし幼少期こそ高身長でお勉強もよくできたが、徐々に身長が伸び悩むと共にそれほど成績もデキスギではなくなり、それに応じて尊大な態度も治まってからもう幾久しい。現在の周囲の評価は「いつまでも小学生みたい」とまで下がった。
 久方ぶりに尊大モードで、しかも相手にされなかったと愚痴る同級生を「もういいです」というまで執拗にかまってみることにした。おかげで話も盛り上がり、文系に逃げなくてすんだ。

 昨年は忘年会も含めて職場の飲み会にはひとつも参加できず、友人との会食も非常に少なかった。家族でたくさん外食するのでそれほど鬱憤はたまっていないが、同級生同士の飲み会というのはこんなに楽しいものだったのか、と久しぶりに満足の帰宅だった。

恐竜がー!

2009-09-01 | 事件
実家のレゴタウンが、恐竜に襲われた!

          

あぁ!我が家も!!

            そこは子供たちの寝室・・!






HDD初期化!

2009-08-26 | 事件
 仕事の合間の昼休みに自宅でくつろいでいたところ、録画したものを整理しようとレコーダーをかまっていたら、未知のエラーが起こりハードディスクの初期化を強制されてしまった。

 このHDDには、これまで撮りためて名場面だけに編集された嵐ちゃんの番組が詰まっているのに!と抵抗を試みるも私の力では及ばなかった。わあぁん、共に楽しんでくれていた皆さん、ゴメンナサイ!!

 「・・・・・・HDD 初期化されました。・・・・録画されている番組はありません。」

 冷たい(泣)!あんた、鬼だよ!とレコーダーを泣いて責めたがもう戻らないのだね。もう見れない。クスン。


浄水器内臓シャワー水栓

2009-08-02 | 事件
 我が家のシステムキッチンにはオプションで浄水器内臓シャワー水栓を付けてもらった。小型高性能カートリッジは「中空糸膜」の0.1μmレベルの穴でにごり(赤さび、微細な粒子・一般細菌など)を除去。「活性炭」で残留塩素だけでなく、溶解性鉛、2-MIB(カビ臭)も除去できる。便利なハンドシャワー付きだ。

 私の住む街は比較的水がきれいで、浄水器などなくても水はまぁまぁ美味しい。飲料水をボトルで買うという生活もしたことはないが、なんとなく浄水器はあった方がよいという気がして、つけてもらった。

 使い始めてから1年半たつが、実はカートリッジ交換をまだしていなかった。いや、した方がいいってことは前々から思っていたんだけれども、延ばしのばししているうちに一年半経過してしまったのだ。10L/日で使用したら4か月に1回交換が必要らしい。蛇口には水が出にくいように感じたらフィルターを洗うかカートリッジ交換を、と書いてあるので水が出にくくなるまではまぁいいか、という気もあった。そう、水の出にくさを感じたことがなかったのである。

 ところが今日、洗った皿が生臭いという事件が起こった。洗ってすぐはそうでもないが、水きりに放置しておいた皿を嗅いでみると、なんだか水草のような匂いがする。さすがにカートリッジ交換だな、ということになり旦那に新品カートリッジを探してもらい、はずせるところを外して洗ってみた。匂いの元は分からなかったがはじめて掃除できてよかった。さらに取説を見ながら分解していくと、・・・

キャー!中が空っぽでした!!・・ということはつまり、引っ越して以来一度もカートリッジが装着されることなく、浄水が出ると信じて頻繁にレバーを切り替えて使用していたこの蛇口からは、まったく普通の水道水が出続けていたわけです。道理でいつまでも水の出がいいわけだ。だって目詰まりするはずのカートリッジがないんだもの。

 あらためて「この町の水は美味しい」と夫婦で確認し合いつつ、あきれ顔でカートリッジを装着した。洗いものの匂いや浄水の味はまだ確認していないが、取敢えずヨシということで。そうそう以前食洗機で洗った皿も生臭くて、いろいろ掃除したが結局除菌ミストを作動させたら臭わなくなり、やっぱり除菌は大事と思った。

日食で怪奇

2009-07-23 | 事件
 当地では曇りだったが意外と生で見えたそうだね、日食。仕事で何度も外に出たけど、曇りだし特に道具とかなしに見えると思わなかったんで、探すことすらしなかったです。出先でTV中継をちょこちょこ見たので、結構ダイヤモンドリングとかもちらっと見たけど。

 日食のある年には政変が起きるとか、日食に関連して超常現象が起きるとか聞いたことがある。一斉にペンギンが寝るとか鳥が鳴くとか、動物園にも中継しに行ったものの今回は特に異変は起こらず、テリーさんが吠えただけとか。ネットで検索してみたが特に異変を知らせるニュースはなかった。

 でもうちでは起こりましたよっ、怪奇現象!(←自慢げ)

 朝カフェオレを飲むときに7/22が賞味期限のグリコの牛乳を電子レンジで普通に温めたら、なんと・・・・凝固したっ!!いやホント。膜が張るのは普通なんだけど、全体が柔らかくヨーグルトみたいに固まって、うっかりコーヒーに入れたら麻婆豆腐みたいになったのだ。カスピ海菌が忍び込む隙もなかったし、腐敗や発酵の匂いもなく、食べてみると甘くないブラマンジェみたいで癒し系の味だった。

 それが日食とどう関係があるかって!?そんなの知らないけど、日食に関係した異変じゃないかって、うちの旦那も言ってたモン。そのうち続々とこういう異変が報告されてくるかもしれないと思って、投稿してみた。

ご生誕を祝う

2009-06-24 | 事件
 中学の時のお友達のところに赤ちゃんが生まれました。友人たちからの知らせで知ったのでまだ本人とは話せていないが、無事に生まれてよかった。7月から里帰り出産をするはずだったのに、予定日から1ヶ月も早く破水して入院、そのまま帰りそびれての出産だ。産むつもりのないところで産んでしまったのだから、あまり準備が整っていないだろうしご主人も実家のご家族も慌てていることだろう。ていうか、飛行機で破水しなくてよかったね。

 里帰りしたら焼肉を食べに行こうネ!なんて気楽にいっていたが、こちらで生まれると思っていたので少々残念だ。小さい赤ちゃんに触ったり抱っこしたり匂い嗅いだり名前付けたりしたかったのに。名前だけでも付けさせてくれないかなぁ(まだ性別も知らないので早く知りたい)。落ち着いたら赤ちゃんを連れて里帰り育休してもらいたいですね。

 まだ日があると思っていたが、早急にお祝いを贈る手はずを整えなければなるまい。楽しいことである。

ニワトリのトットちゃん

2009-06-21 | 事件
 高校生の頃、友人たちに風呂場で飼っていたニワトリの話をしたところ結構驚かれたが、そのあとある友人が話してくれたニワトリ話がとても衝撃的で私の話など吹っ飛んでしまった。今回はその友人と妹さんに(妹さんの話なので)了解をとり再録された、これは壮絶な生き様を見せたメンドリの愛と正義の・・・物語だ(中井貴一で)。


 少女はニワトリを飼っていた。はじめはつがいで飼い始めたのだがオンドリが成長するにつれメンドリへのDVが激しくなり、心配した家族がオンドリだけよそに貰ってもらったのだそうだ。メンドリはその後卵をコンスタントに産むようなった。当時は雄が凶悪だと思われていたが、動物のお医者さんを見るとそういうものかと思ったそうな。

 メンドリは「トットちゃん」と名付けられた。ニワトリを追う時のかけ声「トォートートートー・・」に由来する。少女はトットと特に仲良しで、自転車の前カゴに乗せて近所を廻ってやったりもしていた。そんなときのトットは羽根を広げ風を受けてパタパタし気持ち良さそうだった。

 ある日少女がトットをひなたぼっこさせていると、少女の母親がやってきて食パンの買い出しを頼まれた。少女がおつかいから戻るとトットの姿が見えなかった。心当たりもなく居間に戻っていると、普段は外で飼っているトットが居間に飛び込んできた。驚いたことにトットは首がちぎれ皮一枚繋がったほとんど首なし状態で駆け込んできて、少女の目の前に来て絶命したそうだ。

 少女は身も世もなく嘆き悲しみ、長くふさぎこんでいたという。事実は確認されていないが、当時近所にやや獰猛な犬がおりこれにやられたのではないかと囁かれていたという。

 初めてこの話を聞いたとき本当に吃驚した。まず、自分が子供のころにあんなに獰猛で長く暮らしても全く情のわかなかったニワトリと、そこまで気持ちを通わせていた少女に心打たれた。そして、なんという悲劇!ニワトリは首を切られてもしばらくは勢いよく走るのだと昔から母に聞かされていたが、絶命してしまう運命を知り最後の力を振り絞って普段は入らない居間まで少女を求めて走ったトット!!年端もいかない少女が、友のそんな姿での死を受け入れなくてはいけないなんて・・!
 今聞いてもやっぱり心が痛い事件なのだ。