洋子(菅野美穂)は、片岡家に暖かく迎え入れられた。子供たちは、表札に「愛ちゃん」を追加。愛犬ミルクより下だけど…。新たに洋子用の物置を改造して専用の部屋まで用意してくれた。
洋子は、片岡家の一員として、落ち着く場所に落ち着いたという感じ。
牧野病院で、強い薬を処方されることに…。優二(玉置浩二)の容態は悪くなっている。
牧野先生(岸田今日子)からはいつ病気のことを子供たちに言うのかと尋ねられる。優二はなかなか言えないと答える。
洋子は大(佐藤和也)が好きな子にラブレターを出すのを目撃。でも、大は振られた。洋子は必死に大を慰めた。「うちの大を振るなんて!」それを優二はそっと聞いていた。
子供たちの寝顔を見ながら、将来彼らが大きくなったときのことを想像する優二と洋子。彼は「うちの大」って言ってくれたことがうれしくて、洋子に感謝する。しかし、彼は一人になると泣き出した。子供たちの大きくなった姿はたぶんもう見られないのだから。
洋子は、一家で遊びに出掛ける。彼女は、いつもひとりだったから。一家団欒は別の世界のことと思っていた。自分には幸せは似合わないと思っていた。幸せを実感している。「片岡さん…のお陰です。」
洋子の前で、優二はお腹に強い痛みを感じてこらえる。優二はずっと洋子の手を握って離さないでいる。
「愛ちゃんには知っといてもらおうかなぁ。ひとりで抱えているのしんどくなってきた。もうあんまり長く生きられないみたいなんだぁ。俺。」
飯塚(小日向文世)は、優二が落とした薬のカプセルで彼の病気のことを知ってしまう。房子(和久井映見)、柳沼(成宮寛貴)にもそのことを話す。このことは言うなと釘をさす。明るくしていこうと言う。
優二は、秘密のことを話して楽になったと。洋子のことが好きだけれど、ずっと一緒にはいられない、悔しいし、寂しいけれど。
洋子は、生まれてはじめて本当に好きになったのに、なぜだと大きなショックを受ける。優二の言うことを信じられなかった。認められなかった。認めたくなかった。
苦しいことあるだろさ。悲しいこともあるだろさ。
だけどぼくらはくじけない。泣くのはいやだ、笑っちゃおう。進め!
優二は笑っていると力が出るんだという。だから笑っていようと決めたと。
洋子もやってみてとたのむ。洋子は彼の元から泣きながら走り出す。
しばらくして、優二と子供たちが家路に着く。子供たちは、洋子はどうしたのかと尋ねる。けんかでもしたのかと。
心配する彼らの前に、洋子が…。
静かに微笑んで、「帰ろう。」
私はこのとき決めたんだ。
愛されることばかり求めていないで、
これからは愛を与えられる、そう、ひとを愛するひとになろうと。
ひとはなくなることがわかっていて、はたして笑っていられるだろうか?
愛する人がいなくなることがわかっていて、はたして笑っていられるだろうか?
難題です。
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洋子は、片岡家の一員として、落ち着く場所に落ち着いたという感じ。
牧野病院で、強い薬を処方されることに…。優二(玉置浩二)の容態は悪くなっている。
牧野先生(岸田今日子)からはいつ病気のことを子供たちに言うのかと尋ねられる。優二はなかなか言えないと答える。
洋子は大(佐藤和也)が好きな子にラブレターを出すのを目撃。でも、大は振られた。洋子は必死に大を慰めた。「うちの大を振るなんて!」それを優二はそっと聞いていた。
子供たちの寝顔を見ながら、将来彼らが大きくなったときのことを想像する優二と洋子。彼は「うちの大」って言ってくれたことがうれしくて、洋子に感謝する。しかし、彼は一人になると泣き出した。子供たちの大きくなった姿はたぶんもう見られないのだから。
洋子は、一家で遊びに出掛ける。彼女は、いつもひとりだったから。一家団欒は別の世界のことと思っていた。自分には幸せは似合わないと思っていた。幸せを実感している。「片岡さん…のお陰です。」
洋子の前で、優二はお腹に強い痛みを感じてこらえる。優二はずっと洋子の手を握って離さないでいる。
「愛ちゃんには知っといてもらおうかなぁ。ひとりで抱えているのしんどくなってきた。もうあんまり長く生きられないみたいなんだぁ。俺。」
飯塚(小日向文世)は、優二が落とした薬のカプセルで彼の病気のことを知ってしまう。房子(和久井映見)、柳沼(成宮寛貴)にもそのことを話す。このことは言うなと釘をさす。明るくしていこうと言う。
優二は、秘密のことを話して楽になったと。洋子のことが好きだけれど、ずっと一緒にはいられない、悔しいし、寂しいけれど。
洋子は、生まれてはじめて本当に好きになったのに、なぜだと大きなショックを受ける。優二の言うことを信じられなかった。認められなかった。認めたくなかった。
苦しいことあるだろさ。悲しいこともあるだろさ。
だけどぼくらはくじけない。泣くのはいやだ、笑っちゃおう。進め!
優二は笑っていると力が出るんだという。だから笑っていようと決めたと。
洋子もやってみてとたのむ。洋子は彼の元から泣きながら走り出す。
しばらくして、優二と子供たちが家路に着く。子供たちは、洋子はどうしたのかと尋ねる。けんかでもしたのかと。
心配する彼らの前に、洋子が…。
静かに微笑んで、「帰ろう。」
私はこのとき決めたんだ。
愛されることばかり求めていないで、
これからは愛を与えられる、そう、ひとを愛するひとになろうと。
ひとはなくなることがわかっていて、はたして笑っていられるだろうか?
愛する人がいなくなることがわかっていて、はたして笑っていられるだろうか?
難題です。
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