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なんくるないさぁ情報局。

大好きなテレビドラマ、邦画などについて、日々感じたことを書きたいと思います。

ロボコン。

2005-12-05 23:26:28 | 邦画
みなさん、gooの調子が悪くありませんか?
goo同士では、TBができません!
Oh!My GOD!!


というわけで、今日はBS2で「ロボコン」を見ちゃいました。て、なんの関係があんねん?

監督・脚本      古厩智之
製作         富山省吾
チーフプロデューサー 鈴木律子
音楽         パシフィック231
エンディング・テーマ 「Saturday Night」Wack Wack Rhythm Band + こずえ鈴
「ロボコン」製作委員会作品(東宝・小学館・TOKYO FM・日販)・2003年

瀬戸内海のある高専のやる気のない学生、葉沢里美(長澤まさみ)、相田航一(小栗旬)、四谷部長(伊藤淳司)、竹内和義(塚本高史)の4人のロボコン参加を通じての成長物語。

マイナーな映画だが、考えたらすごいキャストでやってると思いません?
日本アカデミー賞ほか賞総なめの女優・長澤まさみ、TV版「電車男」「花より男子」などTVドラマに引っ張りだこの小栗旬、同じくこの夏話題となったTV版「電車男」でヲタクを好演した元チビノリダーの伊藤淳司、チンピラを演じたらぴか一の塚本高史。

こんなキャストでこれから作れっていっても、もー無理でしょうね。

今の学校、無気力な学生が多い。協調性のない自分勝手なやつが多い。自分の意見を言えない主体性のないヲタク的なやつが多い。学校には入ってみたが目的意識がなく欠席がちなやつが多い。

こうした落ちこぼれ学生たちがひょんなことからロボコンに出場して、全国大会に出ることなる。
はじめは4人バラバラであったが、全国大会という目標を持つことで、だんだん勝ちたいという意欲が出てくる。

無気力な葉沢はどんどん勝ちたいという意欲に目覚め積極的になっていく。学園祭でみんなで一緒に燃えるのが夢だったという。まさにその夢が実現している。そう打ち明けるシーンがある。ロボコン全国大会エントリーでロボットが重量オーバーで減量を余儀なくされ、徹夜で改造している。そこへ、顧問の図師隼人(鈴木一真)がラーメンを差し入れてくれる。4人の食べる構図がいい。

ロボットの設計にかけては才能があるが、まったく自分勝手で協調性にない相田が葉沢の影響もあって、ひとのこころを理解できる人間に変わっていくのを見るのも面白い。

いつもパシリばかりやらされている四谷部長がロボコンでは総指揮を取ってチームを優勝に導く過程が描かれている。最初、なんでもメモをとってマニュアルとしている彼が、目の前の試合に際してもマニュアルしか見ないため、竹内に「メモを見ないで目の前の本当の試合を見て指揮しろ!」といわれ、主体的に動き出す場面がいい。

やんちゃで学校へも欠席しがちな竹内だが、旋盤をやらせたら天才的なセンスを持っている。ロボコンの試合でも、ロボットの調子が悪くなり、蝶番が必要になったとき、自分の携帯を惜しげもなくつぶして蝶番かわりにするところなんてナイス!

顧問の図師のフォローが彼らを勝利に導くのだが、教師としてお仕着せがましい態度はとらず、そっと彼ら4人を見守る姿が好印象だ。

あれぇ、保健教諭の笹木良子(須藤理彩)とねんごろになるが、この風景はどっかでみた?そう、ふたりはNHKの朝ドラで共演してましたね。(天うらら・1998年4月から半年間)

4人が全国大会に出場が決まって、温泉旅館に合宿に行くシーンは、どこか「ウォーターボーイズ」のパロディーみたいに思いましたが、どうですか。そういえば、学生のスポ根成長物語の一種ではあるような作品だ。

終盤、ロボコンの試合風景は手に汗握るシーンがあって、結構見せられます。彼ら4人の学校にはエリートの第一ロボット部があって、いつもロボコン常勝部だが、その部も全国大会に出場していてその部にも勝ってしまうところが感動的だ。

ロボコンという一部で盛り上がっている素材をうまく仕上げた佳作です。無気力な学生もやればできるんだという元気の素作品といえるかな。

エンドロールの「Saturday Night」はベイシティローラーズのカバーで懐かしかったです。

ロボコン公式HP
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NANA。

2005-09-09 00:36:39 | 邦画
三番街シネマ 2005/09/08(木)
19:25開映
M列 14番

原作 矢沢あい
監督 大谷健太郎

観てきました。さすが、ベストセラー・コミックの映画化だけあって、時間も遅いにもかかわらず、結構入っています。客層は、やはり、キャピキャピ・ギャル系が多かった。

なにより、原作に忠実な作品です。ストーリーは、ほぼ、原作どおり、オリジナルのイメージを壊さないように、細心の注意を払っています。

ふたりのナナが住むことになった、東京のアパルトメント。(あえてそう呼ばせてください。なんか、パリにある部屋みたいだから。お洒落です。)707室そのままが、再現されています。それが、なにより、嬉しかった。

ふたりの衣装も、とても、素晴らしかった。各シーンで、お洒落なナナのファッションが楽しめました。

登場人物のキャラも、外見からも、かなり、忠実に作り上げられています。

ふたりのナナ、大崎ナナと小松奈々。それぞれ、中島美嘉、宮崎あおいが演じました。私的には、小松奈々役は、あおいちゃんで満足ですね。

奈々は、ナナが言うところのキャラにぴったり。
「妙になつっこくて従順なんだけどすっげえ世話がかかるっつーか」

スキンヘッドの弁護士・ヤス役の丸山智己の入れ込みはすごかった。ハチが振られることになるカレシ・ショウジ役の平岡佑太は、「スイングガール」の初心な高校生役から、少し大人になった感じがしました。

尖がった感じのするナナのせりふまわしは、原作そのままですが、中島がしゃべると、ちょっと違和感がありました。なんか、乱暴に過ぎると言うか…。

中島はバンドのボーカルをやっている娘なので、ある程度、ミュージシャンからの起用は条件なんでしょう。外見的にはぴったりかもしれないが、演技が正直少しうまくないことが不満です。

タクミ役の玉山鉄二は、最後のシーンでナナの奈々に対するプレゼントとして出てくるが、えらくもったいない出し方です。

ナレーションは宮崎あおいが担当。もともと、原作も、ある時点から、過去をさかのぼって回想するシーンがあり、そこでの、せりふは奈々に言わせているので、ちょうど、雰囲気を壊さず、いい感じでした。あおいちゃんはナレーション、うまいです。

音楽の演奏シーンが随所に出てきますが、静かな映画という印象が残りました。
まったく、性格も生まれも異なる、ふたりの女性の出会い。だから、磁石のように反発しないで、引っ付く。それが、友情と固い絆で結ばれる。そのあたりをざわつかないでうまく描いた映画でした。(原作みたいに、ギャグがない分、まじめで、かっこいい度が増しました。)

NANA・映画公式HP

亡国のイージス。

2005-08-06 19:09:46 | 邦画
守るべき国の形も見えず、いまだ共通した歴史認識さえ持ちえず、責任回避の論法だけが人を動かす。国家としての顔を持たない国にあって、国防の楯とは笑止。我らは亡国の楯。

よく見ろ、日本人。これが戦争だ!


原作は、「終戦のローレライ」の福井晴敏。監督は、「どついたるねん」「顔」「KT」の阪本順治。脚本は、「ホワイトアウト」「深呼吸の必要」の長谷川康夫。

福井の原作は、今年、3本映画化された。「ローレライ」(原作は「終戦のローレライ」)「戦国自衛隊1549」、そして、今回の「亡国のイージス」。立て続けに公開された。すごい勢いである。

キャストは、贅沢なものとなっている。真田広之、寺尾聰、佐藤浩市、中井貴一、勝地涼、吉田栄作、谷原章介、豊原功補、安藤政信、岸辺一徳など。

防衛庁、海上自衛隊、航空自衛隊が全面協力。

原作本は、文庫本にして、それぞれ500ページ程度、2冊の長編である。

しかし、これを127分の映画にするのが土台無理であったのではないか。

核となる人物の描写なしに、この物語を語るのはむずかしい。舞台となるイージス艦のクルーのそれぞれの物語。北朝鮮工作員の物語。防衛庁、警察庁などの政府の役人達の縄張り争い。こうした面々のさまざまな生きざまが紡ぎ合わされて壮大な物語へとなっていく。今回の映画は、こうした人物描写を一切行っていない。あえてしていないと言う。

冒頭にあげた専守防衛のあり方、この国の在り様、厳しい国際社会における日本の在り様が、ある意味問われているのが原作である。しかし、こうしたテーマも映画でははっきりされていない。主題がボケている。

反乱者による海上自衛隊艦船への攻撃が、この物語の大きな山場であったが、このあたりの描き方も弱い。この平和な日本にあって、自衛隊の艦船が攻撃されて撃沈されると言う衝撃的なできごとをもっと力強く描いてほしかった。

原作を読んでいる者にとっては、カットされた人物描写や主題の説明などがなくても筋を読めるが、映画を初めて観た者は、果たして、この物語を理解できたであろうか。

2時間にまとめることがむずかしいのは分かる。が、もう少し説明の部分を工夫できなかったのか。

今回の作品でも、SFX、CGがフルに使われているが、目立たないものとなっている。それとは逆に、「ローレライ」はこうした技術が十分使いこなされていた。「ローレライ」はSF的な要素が濃いため、技術が生かされた。今回の作品は、テーマ性というものを持っているため、SF的要素は薄まっている。その意味で目立たないものとなっているのかも知れない。

「ローレライ」を観た者とすれば、次作を期待していただけに、壮大な物語をまとめ切れなった出来上がりについて、残念に思う。

goo 亡国のイージス Offcial WebSite