みのお9条の会ニュース №71
2017・3・7発行
1月29日、イラク取材から帰ったばかりのフリージャーナリスト・西谷文和さんを招いて、映像を交えた紛争地の報告を聞きました。
戦争はウソで始まる?
1990年、一人の少女がイラク兵士による赤ちゃん虐殺を涙ながらに証言する映像が繰り返し流されました。これを機に、アメリカと多国籍軍がイラクに侵攻、湾岸戦争が始まりました。しかしこの少女はアメリカから一歩も出たこともなく、世論を喚起するためのヤラセだったことが後で分かります。
戦争は儲かる!
空爆1回で1億円が消えるといいます。破綻寸前だった米国軍需産業が息を吹き返し、石油会社も高利益を得る。破壊された建物の復興を請け負ったのはアメリカの企業でした。空爆でテロは防げるでしょうか?
北風と太陽</strong>
兵器で傷ついた子どもたちを癒すドイツ国際平和村。失った足に義足をつけてもらい歩けるようになった少女の笑顔が胸を打ちます。「戦争の真の姿を見抜き、忘れない、諦めない、だまされない、を合言葉に平和学習会を続けよう。同じ思いは着実に広がっています」と西谷さんは結びました。
~第61回学習会のお知らせ~
日 時:3月20日(祝)午後1時30分~4時 参加費:200円
会 場:中央生涯学習センター講義室(メイプルホールのある建物)
テーマ:「チャレンジテストを考える~本当の教育とは?~」
講 師:平井美津子さん(中学校教諭)
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年1回のチャレンジテストが高校受験の内申に! 子どもの荒れ、学校の崩壊、地域の破壊! 教育のあるべき姿を求めて苦悶する現場からの報告を聴き、ともに考えましょう。
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