間奏（独り言）

（単なる独り言
　夜の闇に紛れて、とりとめなく）

明日の夜は愛しい真治トート閣下にご拝謁賜るので
今日はゆっくり寝たほうがいいんじゃないの？
という気もするんですが・・・



その時どこか気に入らないところがあっても
私には真治が演じるトートはひどく魅力的で
そう思えない人が不思議でたまらない。

フワッと引き込まれる瞬間がいくつもあって、
その甘い眩暈にかなうほど魅惑的なものは
少なくとも私のこのちっぽけな人生の中では
そう多くは無く・・・・・・。

人の感じることは本当に千差万別で
まるで逆の時すらあって面白い。

真治トートへの感想もいろいろ。
でも、初日を迎える前までに想像していたような
袋叩きに近い状態にはなっていないようで良かった。

エリザをヘビーに繰り返し見ている方のツボって
どこらへんなんでしょうね？
今さらだけど結構不思議。人によって違うのかな。

民衆の「ミルク」や「ＨＡＳＳ！」の迫力は凄いし、
「私だけに」や他の曲もどれも素敵だとは思うけど
私は、真治が出ていなければ、たとえ1回見ても
こんなにハマることは多分なかったと思う。

山口さんのトートはこの前観ました。
すごい声量と、ものすごい存在感には圧倒されたし、
こういうトート像なのか、と思って面白かった。
何度も再演しているだけあって、全体の話の中で
すんなりと消化しやすいトート像だな、とも思った。
でも、このトートを何度も見たくて通う気持ちは
私にはよくわからなかった・・・。
申し訳ないんだけど、私はもう見ている途中から、
真治トートが恋しくてたまらなくなってた。
どうしてあそこにいるのが違うトートなんだろう。
そんなことばかり感じるようになっていた。

真治トートを見ながら、そう感じる人もいるのかな。
内野トートのファンの方とかは見に来てるんだろか。

あ、そういや内野さんご本人は来てくれたんだっけ。
真治君のトートをどう思ったのかな。

内野トートを1回だけでも見たかったな。
今後もし復活することがあるなら絶対見たいな。
・・・もし見たら、何回も見たいと思うだろうか・・・。

人は見たいものしか見えない。
見たいものも、見たい夢も、それぞれ違う。

私の見たいものは、彼に近い場所に在る。
彼、武田真治という人に。
いつも。多分、これからも。

そういうことなんだろな、きっと。

次の18日夜の公演から、残り6つ。
とうとう13公演しかない真治トートも後半戦。

きっと、まだまだ変わっていくんだろうね。
着地点がどうなるのかは、神のみぞ知る。


私の希望は

・最低限の品位は保って、安っぽくなりすぎないこと
（ツバ吐きはOK。腰使いが妖しすぎる踊りはNG。）

・高笑いよりも伸びの良い高音や、キレのよいシャウトを

・ちびルドルフとのシーンは完璧なんで、基本そのままで

・音程は出来るだけ死守

・あとはお好きなように


ですよ。
だからなんだって感じですが・・・。

あ、あと１つ。
「美しい容姿は、あなたの武器なんだからね！」

まあ、とにかく身体とノドに気をつけてください。
元気たっぷりの姿を、カーテンコールでも見せてね。
それだけで十分。


私は好みに合わないとこがあればそう書くけど、
出来るだけ真治君がやりたいように
残りの公演をめいっぱいやってほしいと思う。
それはそれ、これはこれなんで。

そして小池さん。演出の小池修一郎先生。

舞台公演中にどのくらい演出されるのでしょう？
全くわからないので勝手に書きますが、
出来たらこまめに本番を見ていただいて、
小池さん的にNGなものはNGにしてください。
もちろん、OKなものはOKに。

どうか共犯者になってください。
元々、この事件の主犯はあなたです。
（もうすでに共犯になっていると信じていますが）


初日の前が遥か昔に思える。
もう自分が見る前に何考えてたのかよく思い出せない。


美しい魔性の獣に骨の髄まで翻弄されて、
私の5月が過ぎていきます。



（私は18日のあとは21日、25日、27日。
　残り4つです。）