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公営競技(特に競輪)ファンの私が競輪をはじめとした公営競技のイロハを適当に綴るブログでございます。

3月でございます

2007-03-01 11:55:00 | 競輪
さて、今月の競輪カレンダーの選手は、奇しくも競輪祭の決勝でワンツーを決めた伏見俊昭と山崎芳仁。

まずは伏見から。

ここ最近は山崎や先日の東王座を勝った佐藤友和など北日本の逃げ屋が台頭していることから、番手を回る競走が多くなってきた。

だからといって完全にマーク屋になるにはまだ早い。まだまだ自力を出して競走に臨まないと急激に成績が低下する恐れがある。

理想としては兄弟子の岡部みたいな自在選手になる事だと個人的には感じる。

つづいて山崎。

去年の宮杯、そしてこの前の競輪祭とコンスタントにタイトルを獲ってはいるが、唯一気掛かりなのが大ギヤ。

去年の伊東温泉記念の決勝では、4.00の大ギヤで臨んだが、矢口に先手を奪われるといつもの巻き返しが全く効かず、伏兵の武井に優勝を取られるポカをやらかしてしまった。

普段から大ギヤをメインにレースをしている三ツ石みたいに、大ギヤに慣れているわけでもないのに無理に使ってしまったがために本来の山崎の特徴である一気にスパートしてからの先行が出来なかったのが敗因。

大ギヤは掛かれば本当に強いが、叩かれたりブロックされるなどはっきりとターゲットにされれば恐ろしいほど不発に終わる、諸刃の剣なのである。

現在山崎は3.71を主に使っているが、私はこれでもまだ重いと感じる。

レースの展開によっては、村上、浦山、金山などの徹底先行に頑固にこだわる選手がいる場合、あっさり負けてしまうケースがある。

そういったケースに対応していくためには、もう少し余裕のある立ち回りをするためにギヤは少し軽くしたほうがいいのではないかと思う。

常勝選手がいない今、まさにその常勝選手になるチャンスがあるのは恐らく山崎しかいないと考える。そのチャンスを、慣れないことをして潰してしまうのはあまりに勿体ない。

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