道を歩いているとテンポに合わせてミスチルの曲が浮かぶ。信号待ちの時は「このフレーズの３回分くらいかな？」とか当てはめてみたりする。
しかーし、鼻歌で気持ちよく歌いたいのに、「あれ、字余り」「音程がハマらない」などの難しさに直面する。歌いたくなる曲なのに、音がズレると曲の良さが出ないんですけど～（鼻歌にも練習が必要だった・・・）
これ、あの声量で歌いながら、時にギター弾きながらって、どゆこと？
曲作って歌詞つけてギター弾いて歌って、楽器のパワーに負けない声ってすごすぎる。天は幾多の才能をたった一人の人に与えたのね・・
テレビ番組では桜井さんだけが目立っていて、他のメンバーは薄い印象しかなかったのが（本当にすみません）、ライブ映像を見るほどバンド色が増して、音楽の完成度にメンバーの重要度に気づかされる。
JENさんのドラムの音と肩甲骨に惹かれる。曲終わりに幸せそうな顔されるとグッとくる。
ナカケーさんのメロディアスなベースも特徴的。JENさんとともに、リズム隊が大変な曲の気合入った演奏も良き。
田原さんの職人ギターがなんか美しい。桜井さんもさぞ歌いやすいだろう、という絶妙な合いの手。
３人とも「個々の主張はまったくなくて、歌をいかに生かすかに注力してる」と話してましたが、桜井さんが求める音を吟味して吟味して、歌い手の才能を最大限に生かそうとする演奏に、桜井さんの独特の声がばっちりはまる。きれいに聞こえるのは、このハマり具合がピッタリだからなんだろうと思う。
少し前に、あるアーティストがミスチルの曲を歌った。歌い方のせいか間が持たない印象で、演奏の厚みに負けてる感じがした。悪くはなかった、でもミスチルの曲はハードルが高いんだね、やっぱり。
鼻歌も練習しよう・・