ROUTE846 - Color of Life

バレエ,ヴァイオリン,…好き過ぎて忙しい色んなこと

脱力でふわふわ

2017-08-30 23:08:52 | ヴァイオリン
弾いていてコントロールしにくいところをどうしたらいいかと考えあぐね、

そうそう、弓を指2本だけで持ってみるのを思い出してやってみたら、コントロールしようとするよりよっぽど自然でなめらかな運弓になり、弾いてて楽~。

弓に任せてしまったほうが、それこそ勝手に弦といい具合のバランスを取ってくれる。

どうにかしようすると却って筋肉を強張らせてしまったり力んで稼働域を狭めてしまったりして、どこかを固めると即、音に出てしまう。分かりやすい楽器なことよ…;

スポーツ選手でも、うまく力の抜けてる時が最高のパフォーマンスができると言うけど、脱力にも上手い下手があると思う。

一昔前までは力を発揮するときはぎゅっと筋肉を固めるような使い方が一般的というか主流だったよな~。

その方が力を出せると思ってたし、力を入れる方法は知っていても、力を抜くことを教えられた覚えがない。

バレエで「ゆるめる」ストレッチがうまい先生がいまして、言われるがまま力を抜いていくと全身ふわふわな感覚になる。

寝転がって肩の力を抜いて、おでこの力を抜いて、眉の力、頬の力を抜いて、眼球が下へ落ちていくように重さを感じて…、と声に誘導されると、こんなところにも力が入ってたのかと初めは驚いた。

ヴァイオリンも外身ふわふわで芯だけ
しっかりしてるのが良いのだろうという点は、バレエと共通してる。

中心を感じる(芯はしっかり)、でも外身ふわふわ。呼吸でリラックス。左右違うことをしていても、上下左右つながって引っ張りあって連動してるとことか。

もちろん柔らかいだけじゃダメで、でも必要以上の力みは邪魔なだけ。

足は大地にしっかりと立って、背中で支えて、脇の下は潰さないで、上腕は内側向き、肘から下は外向き、肘は小指にかけて外側を使って…とか、ほとんどおんなじ注意事項。

バレエもヴァイオリンもほぼ同時期に習い始めて、最初の頃は正反対な身体の使い方だと思ってたけど、そうじゃないんですよね。共通項がいっぱい。

最近弓の軌道を八の字みたいにしてたら、なんかこれって書道でいう、筆の「払い」の処理に似てる。すると、次のパッセージに行きやすい。

特に重音でびや~と華やかに弾いた後のアップボウで入る16音符祭り&移弦の繰り返しのとことか。

つなげればそれは一筆書きなわけで、音がつながって弓が滑らかに動くのとイコールじゃないか。

でもそれってヴァイオリンの先生が前に言ってたことだった…(それも重音がまるでばらばらになってしまうときのご注意…)その時はすごい苦手だったのだ。

先生、やっと活かされてる気がします~

アラが見えるほうがお得

2017-08-17 08:31:49 | バレエ
スタジオに着いて着替えようとしたら、あれ、タイツが無い!!

そんな日に限って、いつも持っていくレッグウォーマーを持参してない。

ま、いいか。誰も人の足のことなど気にしちゃいないでしょ。無いよりマシ、とストッキングをはいてレッスンを受けてみたら、妙な生足感…

6番にした時自分の足がいかに真っ直ぐじゃないか、膝がどっちを向いてるかを目の当たりにして、タイツは細かいアラをキレイにならして隠してくれてたのだと実感。

見た目キレイなほうがいいように思うけど、バレエを教わる身においてはダメなところがまるわかりのほうが絶対いい。

先生に注意してもらえるのが最大のメリット。2番グランプリエでよく筋肉の向きを直されます…

膝はこっち、太ももはここからこう来てこっち、と触って直してくれたり。

この前はお尻の筋肉でアンディオールするよう、前方にいる先生から名指しで注意され、「え?前方からお尻が仕舞えてないのが先生から見えてるんですか!?」 (どんなはみ出し方?)

仕舞ったら、「そう!」と言ってくれました。(やっぱ見えてるんだ…)

呼吸ができていれば結構耳は落ち着いて聞いてるもので、動きながらご注意事項も修正するという、脳内フル回転。

耳でよく聞くようになったのは前に通っていたホットヨガのスタジオで習慣づいたお陰です。

そのスタジオでは同じアーサナ(ポーズ)を2度行い先生はまず一度見本を見せて説明、ポーズをとる間は声での誘導のみ。周りを見ずに声の指示を聞くのは、他の人を見ようとすると必ず身体を捻ることになり、正しいポーズではなくなってしまうから。

ひたすら声の誘導に耳を傾け深い呼吸を続けると、集中力が増し頭がクリアーになるんですよね~。

今はちょっとバレエとの掛け持ちが難しくてヨガは行ってませんが、ヨガは大好き。手の甲からも汗を滝のようにかいてものすごいデトックス効果でした。ヨガ後の空気の甘かったこと!

話戻って、

生足感は最初抵抗があるだけで、そのうち慣れてしまいました。足の形がよく見えてしまう分、アンディオールに気を遣うので立ち方の見直しにはよかったかも。
もうやらないけど。(-_-;)

そういえばバレエを始めてから魚の目が全く無くなりました。サリチルなんとか酸という魚の目パッドが手放せなかったのが嘘のよう~。

シャッセが好きになってきたぞ

2017-08-05 15:20:01 | バレエ
シャッセっていろいろあって、曲者です…

シャッセの解説なんて、「足を床にすって移動する動き」としか書いてないものもあって不親切じゃなーい?

(心の叫び)いろんなパターンがあるでしょうが!

ふと写真解説入りのバイブル『バレエ用語集』にはどう載ってるかな、と見てみたら、シャッセの基本がどこからどこまでなのかがわかって納得!!

そっかそっか、だから始めにこういう動きが入るのか~

わかると途端にやり易く、バーレッスンから床をなめるようなタンデュ、からのシャッセ、ジュテ、グランバットマン目指してやたら熱心に取り組む。

グランジャンプの前やら、ピケアラベスクからのシャッセが苦手だったのだけど、なんかできるようになり、めっちゃ楽しい(°▽°)

お気に入りの先生のアドバイスがまた的確で、身体の使い方ひとつでポーズのメリハリがでてとてもバレエらしい動きに(自分比)(≧▽≦)

この先生に教わったら全員上達すると思うんだよね~

あぁ毎週レッスンを受けたい…