ROUTE846 - Color of Life

バレエ,ヴァイオリン,…好き過ぎて忙しい色んなこと

レッスンに行くと譜読みが進む

2017-10-31 00:32:32 | ヴァイオリン
次の発表会の候補曲の譜面をもらっていたのに、ほんのさわりしか見ておらず、

やらねばやらねばと思いつつ…

あっという間にレッスンの日がやって参りました(汗)

一応YouTubeで演奏シーンもいくつか見て、ちょっとさらってはみたものの、初めはやっぱり弾きにくい。

こんなに弾けてないけど致し方なくレッスンへ行くと、弾けてないことには先生はどうこう言うこともなく、初めのLargoを通しでどんどん譜読みをしていく。

ちょこちょこ指使いや弓幅や運弓を修正してから最初の一小節に戻り、先生がまず言うには、

「これは二声だから、初めの低い音をベース音、次の高い音とは音質を分けて弾く」

なるほどー。。

youtubeで二通りあったんですよね。全部力強くヴィブラートも強めに入れるのと、先生の言うパターンと。

強めの方で先生が一節弾いて、「こういう風に弾くこともできるけど、時代がバッハより前だからもっと軽く弾く」とな。

なるほど、なるほどー。。

そういや、強めに弾いてたのは上手い子供さんでした(中学生くらい?)       
無伴奏の曲なので、ちゃんと弾けないとアラがまるわかりという、自分的にはかなり基礎をもっとうんと磨かないといけないな~という感じですが…

こういう否応なく期限が決められてやらざるを得ない状況に追い込まれると、やらないわけにいかない…

ま、そのお陰でちょっとずつステップアップしてると思うので、地道に取り組むとするか。

曲を決めた時点で課題が山と積まれ、ひとつずつクリアしていくべき長~い道のりが果てしなく見える……
         
とにかくレッスンに行って譜読みが一気に進んだのでやりたい(やるべき)方向性がクリアになりました。

まずは出だしのG線(ベース音)を先生のように印象的な音を出すこと。つづくA線のメロディと音質を変えて、まったく同じ音形を1小節目は先弓で、2小節目は元弓で、同じ音質で弾く、というのを極める。

これだけですごくいい練習になりそう。

耳が気持ちいい歌のコラボ

2017-10-23 23:23:56 | 音楽
Augusta Camp(*)の映像をつらつらと、何度となく見返してBGMにしたりしてると、気持ちいいハモリに耳が慣らされてしまう。

(*)Augusta Campとは秦さんが所属してる事務所が毎年9月に開催してる所属アーティストのフェス

人と合わせるのに慣れてる人達なんで、持ち歌じゃなくてもどれも曲の完成度が高くて、知らない曲だとどっちの持ち歌ですか?てくらいハマってる。

秦さんがスキマスイッチと「藍」を歌ったのが不意にテレビで流れて来たときはもう急いで録画して何度も何度もリピしたなぁ。

藍の前に歌った「ひとなつの経験」がDVDには入ってないんですよね~

その代わりテレビで流れなかった秦さんの「アイ」が入っており、これが秀逸過ぎても~

1番を大橋さんが歌いあげ、2番を秦さんが歌いはじめると、秦さんの声の持つ憂いみたいなものが充満して鳥肌ものでした。

ピュアなラブソングでもなんだか壊れそうで危うい感じになる。

それでいて歌の中の相手への想いが溢れていて、まるでこれは美しかった過去なのかと胸がざわざわしてしまう。

これは秦さんの声の持つ特質なのでしょうが、なんともいえない震えるような声が泣きたい気持ちを誘う。(秦さんの声が泣きそうなんじゃないのが不思議)

大橋さんと秦さんのコラボは安定のクオリティー。大橋さんの癖のある歌い方も不思議と二人で歌うと相性がいい。

二人ともお互いに楽しそう(嬉しそう)に歌い合うのが見ていても楽しい。

さかいゆうさんのコラボもいいんです」ね~

さかいさんのアレンジはJazzyなつくりが凝っていて、それでいてポップで聴きやすい。それを秦さんが歌うとまた一段と良い。  

曲づくりとアレンジと歌と楽器演奏…どんだけ才能あるんですか、皆さん。同じ事務所に同じように個性の塊がいて、思うようにセッションできて、さぞ楽しいだろうな~

同じ事務所の先輩、杏子のハモリのうまさにも脱帽。バービーボーイズの頃はよく知らないけど、どんな癖のあるリズムや歌手とも合わせられるのがすごい。

自然と気持ちいいハモリを気持ちよーく聞いているので、歌番組で聞き苦しい歌の競演を聞くと疲れる…文字通り競っちゃってるやつ。

サビは聴かせどころとばかりに声張り上げ系の歌手は、本来どんな曲なのか考えた方がいい。

そんな中でもCHEMISTRY堂珍さんのハモリは素晴らしい。やっぱりずっとデュオでやってきたから誰と合わせても上手い。特にこの前、島津亜矢さんとのコラボで歌った「美女と野獣」が素晴らしくて圧倒的でした。

主旋律をうたうとき、相手とハモるときのバランスが絶妙。こういう歌って変にテクニックでひねらず王道で行ってほしいのだけど、聴いててスッキリ。
(変なコブシ効かせたり下手にフェイク入れすぎたりすると台無しな曲なので)

言葉が明確で印象的な上に音のひとつひとつに厚みがあって響くから聴きやすい。島津さんがまた上手いもんだからとってもいいコラボでした。

上手い人は歌に限らず耳がいいんでしょうね。周りの音も気配もよく聞こえてるんだな、きっと。

お初で当たりの先生

2017-10-10 00:19:37 | バレエ
代講とは知らずにレッスンに行ったら、お初の男性の先生。

最近男性の先生にはほとんどレッスンを受けてませんが、なかなかにいい先生でした。

指摘が的確で生徒一人一人をよく見てる!ちょっと手を添えて直してくれて、ポイントも分かりやすい。

バレエでは触って直してくれるというのはとてもありがたいことで、ほんの少しのことでも身体の使い方が分かったりする。

先生は身長スラーリ、手足長っ!衣装着て化粧したら如何にもキラキラな王子系の先生でした。バレエやるくらいだから美意識が高いのと、女性をエスコートしたり美しく魅せるコツも心得ているのでしょう。

優しくにこやかにてきぱき指摘してまわり、少々スパルタ。得るものもあり有意義なレッスンでした。

もう一人、初めて受けたレッスンで新しい発見を沢山くれた先生がいたので、今後も行きたいな~

5番で立ちシャンジュマン(ジャンプしながら脚を入れ換える)。そもそもの5番がちゃんと踏めているか。

前重心になってアーチが潰れていると、当然ジャンプすると真っ直ぐ上にはとべない。小指側でもしっかり踏んでいると、プリエしたときクロスした脚がほどけてしまわず、中心でクロスしたまま、内腿がきっちり仕舞ったまま、狭い骨盤の幅のまま引き上げられる。

このままジャンプはもちろん、タンデュ、ジュテ、グランバットマンするときれいで脚が動かしやすい。

もちろんお尻仕舞ったりは忘れずに。

オープンクラスだと自分の都合でいろんな先生のレッスンを受けることが出来るのがいい。先生のアドバイスは様々で、言い方によってピンと来ることも来ないこともある。

レベルの高いクラスではそんな細かいことまで敢えて言わないことが多い。それで自分にとってレベルがちょっと高いのと優しめなクラスを織り混ぜている。基礎の確認とチャレンジ。これが今ちょうどいい塩梅で。

ヴァイオリンじゃこうはいかない。

ソ・デ・バスク なんか楽しい~

2017-10-09 16:36:57 | バレエ
お気に入りの先生がシャッセからのソデバスクを度々やるのですが、

ソデバスクってレッスンであまりやらないので初めはコツが難しくて上手くいかなかったんだけど、シャッセでプリエをしっかり使うのがコツみたい。(シャッセから入らない場合はワカリマセン) ついでにピルエットにも応用できるコツがあることに気づいた。

こういう自分的発見があると早く次のレッスンを受けたくて、楽しくてたまらない。

シャッセにとらわれていると次に回る時間が足りなくなり音楽のテンポからずれていくので、シャッセに時間をかけすぎず背中で反転するようにくるっと回りながらジャンプする。手をぱっと平行に開いてすぐ集めながらさらに回転して元に戻り着地して初めのシャッセにつなげて3~4回繰り返し。

反転するときにシャッセと反対の脚を前方に蹴りだし同じ側の手もアロンジェで前方に伸ばし、反対の足で床を蹴ってパッセにして回る。

用語集には「バスク地方の跳躍という意味で、空中で回りながら跳ぶジュテの一種」という説明。



なーるーほーどー。

ジュテが主役だったのか、コレ。

次回から蹴り出す脚をちゃんとジュテしよう…

回りながら跳ぶのですぐに背中で反転しないと跳べない。この「背中でさっと反転」する感覚、ピルエットに応用するといい感じ。

ピルエットは跳ばない分出来そうなものなのに、なかなかどうして…だったのだけど、ソデバスクのお陰で背中で反転の切り返しがパッとできるようになった~


これだけのことでこんなに苦労してるのに、体操白井君の回転技とかフィギュアスケートの羽生くんの4回転とか(スケート靴履いてですよ?)、超人のやることは理解の域を超えてます。

 

最大のヴィブラート

2017-10-02 08:59:12 | ヴァイオリン
発表会が終わってとりあえず仕上げる曲がないので、先日のレッスンはヴィブラートの続き。

いきなり「最大のヴィブラートやってみて」

やってみたけど全然音量でてない…

それが先生の指示通り直していくと、さして力をかけなくても力強く、艶やかなヴィブラートが鳴るではないか!

この変化がスゴイ。自力ではできないところだよな~

コツを保つにはまだまだ修行が必要。だけどこの音質で鳴らすことができると知っただけでモチベーションが上がります。(やればまだ先がある!というモチベーション)

自分的ポイントは手首かな。手首が出てしまうクセがあるので、逆の「手首こっち」をまずは意識。反対に親指はあっち。

あと親指と弦を押さえる指の2点しか楽器に触れないっていうのが激ムズ。どうしても人差し指の付け根で触れているのをはずして保つのがムズい。しかし、これができると音が格段に良くなる!

2の指が比較的やりやすく、次に3の指。

「4の指(二点保持が特にムズかしい小指)は乗っかるようにして。」

んん?乗っかるってどういうこと?
手の甲の小指側も手伝って弦に上から乗っかるという先生の説明。上に乗っかるのではなく上からまたぐように乗っかるイメージと言ったらいいかな。

1の指も曲者で、親指と近いだけに付け根を離すのが容易でない。

出来上がった左手の形、角度がすごい新鮮。この感じを形状記憶したい!

感覚だけでは心もとないので、視覚で覚えるのもいいそう。譜面台に鏡を置いて目でも記憶する。

すべてが整っていれば、あとは関節全てを揺らす。この「関節全て揺らす」のが意識する上でポイントかと。肘とか手首とか言われてしまうと絶対ぎこちなくなると思う。

揺らしてみて第一関節が揺れる角度であれば、輝かしいヴィブラートがかかる。角度がずれていれば当然第一関節がうまく曲がらないので固い音で響かない。

あとは肘。弦に触れる角度で指の腹のふくよかなところに直結して音の厚みが変わるキモなので、一番鳴るところを探る。

しばらくレッスンがないので、自主練である程度まで身につけるぞ~