せっくすしたい

セックスしたい。

セックスしたい。気がつくと自分の手が下着を脱がしている。指がヴァギナに入っている。快感を求めてかきまわしている。でも違う、こんなんじゃない。セックスがしたいの。オナニーじゃないの。セックスがしたいの。抱いて欲しいの。ペニスを挿れて欲しいの。

ヴァギナを「下の口」って呼んだのは誰だろう。うまいことを言ったね。たしかにこの子は口だよ。「ペニスが欲しい」「指なんかいらない」って言ってるよ。よだれを垂らしながらパクパクしてペニスを待っている。与えられると美味しそうにほおばりながらケイレンする。

でも、ごめんね。
今日はペニスを挿れてくれる人はいないの。

セックスしたい。あの人が悪いんだ。この子がペニスの味を思い出してしまった。１年も恋人がいなくて忘れかけていた味を思い出させてしまった。欲しがりはじめたら止まらない。この子が欲しがるせいで全身が震え出す。熱い。

乳房に触れると、乳首が勃っている。あらあら君もですか。そんなに首を伸ばして見渡しても、君を吸ってくれる人はこの部屋にはいないんだよ。ごめんね。せめて私の手で乳房を揉むよ。あの人に揉まれていると思えるくらい強く揉むよ。

セックスしたい。男の人のセックスは射精で終わるからいいね。ヌルリとした精液を女の体に注いだら満足ですか。新しい精液が溜まるまでしばらくは性欲がおさまるのでしょう。

でも、女も同じだと思わないでね。女の性欲はそんな風におさまりはしないんだよ。一度思い出してしまったら、どこまでもどこまでもどこまでも限りない性欲に心と体が乗っ取られてしまう感覚、わかってくれるでしょうか。

もっと、もっと、もっと、ねえ、もっと。
セックスしたいの。
あなたのペニスを私のヴァギナに挿れて欲しいの。





という気持ちが明日会社で顔に出ませんように！！

あと、この日記に「じゃあ俺が！」ってコメントした人は、さおりんを誰とでも寝る尻軽女扱いしたってことで退場処分だからね。