不憫と言えば不憫、さすがと言えば流石。アメリカの子供は乳児から独り立ちの訓練を受け、社会性を身につけるようです。
昨年初孫を授かった娘は、サンフランシスコ近郊のフリーモント(Fremont, CA)の小学校で言語聴覚士(Spoken Language Pathologist, SLP いわゆるSpeech Therapist)として仕事をしています。産休とそれに引き続いた夏休みの期間中、手伝いに飛んできたバーバの大活躍もあって出産直後の難しい時期を無事乗り切れました。しかし、9月からは新学期も始まるし、バーバも手伝いを終えてジージのもとに帰ってしまうし、乳飲み子を抱えた共働き夫婦は一体どうやって生活するのか、特に育児はどうするんだと気を揉んだものです。
共働きが当たり前のアメリカ、新生児を預かるデイケアが充実しているのは流石です。
自宅の一室を保育施設として使用して新生児ばかり3~5人を預かって面倒見てくれる保母さんが家の近くに見つかったことはラッキーでした。早朝6時から午後6時頃までのケアをしてくれるそうです。
シリコンバレーに通勤する関係で出社の遅い婿さんが9時半頃デイケアに孫を連れて行き、出勤も退勤も早い娘が夕方4時頃デイケアから孫を連れ戻すパターンですから、孫はデイケアに毎日6時間ほどステイしている計算です。夕食・入浴を済ませて7時半頃には寝てしまう孫と一緒にいられる時間は、平日は母親は夕方の3時間、父親は朝の3時間程度ですから、デイケアの保母さんの方が一緒にいる時間が遥かに長いのです。保母さんに見せるこぼれるような笑顔を見ると「複雑な気持ちになる」との婿さんの言葉が良~く分かります。
その代わりというか、それが故にというべきでしょうが、週末には一週間の借金を返すかのように親子べたべたサービスの時間です。育児はカミさんに任せっきり(というより自分では逃げていた?)の母子家庭同然であった我々の世代とは異なり、子供に接する婿さんのまめまめしいイクメンぶりには感心することしきりです。これがあって初めて共稼ぎが出来るんでしょうね。
生後4ヶ月の乳児にして、両親ではない人の手に育ててもらう事実を皮膚感覚として理解しているのではないかと思いたくなるほどに、ずいぶんとオトナっぽい?賢い一歳児に育っている、我が孫でした。

独り立ちの象徴的なものとして珍しいものに出会いました。親が添い寝する日本では見たことのなかった、「子供モニター」です。子供部屋のベッドの上にカメラを取り付け、別の部屋から子供の動きをモニターする仕掛けです。寝付くまでの間、ベッドの上で悶々として転げ回る様子がモニターに映し出され、物珍しげにカメラを覗き込む孫の目とモニター越しにこちらの目が合ったりするとドキッとしますが、そのうち誰もあやしにこないと分かるとおとなしく寝付く、こうして早くも乳児期から我慢することを覚えるのかと思うと、なんともいじらしくも愛しい光景ではあります。
昨年初孫を授かった娘は、サンフランシスコ近郊のフリーモント(Fremont, CA)の小学校で言語聴覚士(Spoken Language Pathologist, SLP いわゆるSpeech Therapist)として仕事をしています。産休とそれに引き続いた夏休みの期間中、手伝いに飛んできたバーバの大活躍もあって出産直後の難しい時期を無事乗り切れました。しかし、9月からは新学期も始まるし、バーバも手伝いを終えてジージのもとに帰ってしまうし、乳飲み子を抱えた共働き夫婦は一体どうやって生活するのか、特に育児はどうするんだと気を揉んだものです。
共働きが当たり前のアメリカ、新生児を預かるデイケアが充実しているのは流石です。
自宅の一室を保育施設として使用して新生児ばかり3~5人を預かって面倒見てくれる保母さんが家の近くに見つかったことはラッキーでした。早朝6時から午後6時頃までのケアをしてくれるそうです。
シリコンバレーに通勤する関係で出社の遅い婿さんが9時半頃デイケアに孫を連れて行き、出勤も退勤も早い娘が夕方4時頃デイケアから孫を連れ戻すパターンですから、孫はデイケアに毎日6時間ほどステイしている計算です。夕食・入浴を済ませて7時半頃には寝てしまう孫と一緒にいられる時間は、平日は母親は夕方の3時間、父親は朝の3時間程度ですから、デイケアの保母さんの方が一緒にいる時間が遥かに長いのです。保母さんに見せるこぼれるような笑顔を見ると「複雑な気持ちになる」との婿さんの言葉が良~く分かります。
その代わりというか、それが故にというべきでしょうが、週末には一週間の借金を返すかのように親子べたべたサービスの時間です。育児はカミさんに任せっきり(というより自分では逃げていた?)の母子家庭同然であった我々の世代とは異なり、子供に接する婿さんのまめまめしいイクメンぶりには感心することしきりです。これがあって初めて共稼ぎが出来るんでしょうね。
生後4ヶ月の乳児にして、両親ではない人の手に育ててもらう事実を皮膚感覚として理解しているのではないかと思いたくなるほどに、ずいぶんとオトナっぽい?賢い一歳児に育っている、我が孫でした。

独り立ちの象徴的なものとして珍しいものに出会いました。親が添い寝する日本では見たことのなかった、「子供モニター」です。子供部屋のベッドの上にカメラを取り付け、別の部屋から子供の動きをモニターする仕掛けです。寝付くまでの間、ベッドの上で悶々として転げ回る様子がモニターに映し出され、物珍しげにカメラを覗き込む孫の目とモニター越しにこちらの目が合ったりするとドキッとしますが、そのうち誰もあやしにこないと分かるとおとなしく寝付く、こうして早くも乳児期から我慢することを覚えるのかと思うと、なんともいじらしくも愛しい光景ではあります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます