三星堆玉器の古代文字

三星堆遺跡で出土され、まだ世に知られていない玉器に刻まれている未解読古代文字を紹介します。解読のヒントを求めています。

ドゴン族の天狼星信仰

2011-04-07 21:52:30 | 古代文明
ドゴン族神話の粗筋を整理してみると、

その一 三連星
 シリウスという星は連星であり、主星全天一明るい星シリウスAとその伴星であるシリウスBおよびシリウスCが存在する。

その二 目の星は小さくて重い・目に見えない・「時を決める」
 宇宙でもっとも大切な星はシリウスBである。シリウスBは主星シリウスAの軌道を決める。シリウスBは白色矮星であり、つまり、もっとも小さく、そしてもっとも重い
星である。極めて高密度な金属によって構成され、宇宙の監督者としての役目は目を見張るほどのものであって、「目の星」と呼ばれている。主星の影に隠れて、肉眼で見え
ない存在である。シリウスBは宇宙の創造の出発点でありながら、「時」を決める。

その三 水の神・両生類・魚の日・地球に戻る
 もう一つ伴星シリウスCには惑星を持つ。その惑星に棲む両生類生物は遥か遠い昔
地球上を訪れ、人類に文明を与えてくれた。ドゴン族の伝承によると、シリウス星系
は「魚の国」と呼ばれ、その「水の神」と呼ばれる両生人が地球に降り立った日は
「魚の日」とされている。そして、シリウス星人は地球人類の創造主である。必ず、将
来地球に戻って来る。

その四 五十年周期・うねる水路・一直線配列
 シリウスBはシリウスCと共に主星シリウスAの周囲を廻っている。その周期という
のは「五十」年である。この二つの星と中心のシリウスAを結ぶ線が一直線になるようになっている。シリウスBとシリウスCは決して肉眼で見えない存在である。

以上の内容は「青い狐」 「水の神」 「知の起源」にて確認できます。そして1862年シリウスBの存在は天文学者によって確認され、1995年シリウスCの存在も確認されつつあると言われています。
 これらに関する知識、特に縮退物質や白色矮星についての知識は二十世紀に入ってから解明されたものがほとんどであります。従って、同様の知識を現代科学とは無縁の人々が持っていたことは何を意味していますか。なぜドゴン族が遠く離れた恒星とその伴星に生活と宗教の基盤を求めたのでしょう。さらに、なぜ全天一明るくて目立つシリウスAをさしおいて、その陰をめぐる「見えぬ星」をわざわざ崇拝の対象に選んだのか。肝心なことはドゴン族の神話はただの神話であるでしょうか。


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