goo blog サービス終了のお知らせ 

沖縄三線宮里道場☆

美ら島沖縄大使(沖縄県観光大使)ハイサイ!ウチナータイム!編集長
「書いて、話して、歌って」沖縄の魅力を発信してます😊

宮里青年物語*アジア編27

2010年03月08日 10時41分34秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 27 】

三線を持った宮里青年の、アジアの旅のお話です。

1999年2月の旅の記録。

とくに予定のない日がありました。

お昼まで三線の練習。

3人部屋のドミトリーも1人でいれば一人部屋です。

こういうときは自由につかえて気分がいいのです。

お昼になり外へ。

気になっていたお店に入りお昼ご飯です。

“酸菜炒粉条”という料理を頼みました。

お腹いっぱい食べました。
お店のお姉さんもかわいくて優しい人だったので、気分も上々です。

8元だったのですが宮里青年こまかいのが7元しかなく50元を出すと、
7元にまけてくれました。

なんだか良い日だ。

と、10℃前後まで気温があがり、ぽかぽか陽気の嘉峪関の街をまたぶらぶら歩くのでした。


つづく



・・・・・・・・・・・・・・・
【 沖縄三線宮里道場/三線教室 】
http://blog.goo.ne.jp/sansin_hide/p/1

【 クイチャーパラダイス三線教室 】
http://www.just.st/?in=910301【沖縄三線宮里道場/三線教室】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮里青年物語*アジア編26

2010年03月03日 12時09分04秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 26 】

三線を持った宮里青年の、アジアの旅のお話です。

1999年2月の旅の記録。

宮里青年、嘉峪関にいます。

ここでの目的は万里の長城でした。

月から見える唯一の建造物というのが万里の長城だそうです。

ここ嘉峪関は、その西の端になるのです。

郊外にあるのでタクシーをチャーターして、いざ万里の長城へ!

嘉峪関の万里の長城は、観光客が少なくとても静かでした。

城壁にのぼり、四方を見て回りました。

広い大地に延々と壁が連なっています。

英訳すると GreatWall だそうですが、
なるほどたしかにと思います。

積み重ねられてきた歴史を感じ、万里の長城をあとにしました。

宿に戻った宮里青年。

短波放送のラジオジャパンを聞きながら、日記をつけています。

世界中にいる日本人がこの放送を聞いているんだなぁと思うと、感慨深くなります。

不思議と安心し、安らぎます。

ラジオジャパンの放送は、
海外安全情報、ニュース、名人寄せ、漫談、昔の歌 など。

けっこうおもしろいのでした。



つづく



・・・・・・・・・・・・・・・
【 沖縄三線宮里道場/三線教室 】
http://blog.goo.ne.jp/sansin_hide/p/1

【 クイチャーパラダイス三線教室 】
http://www.just.st/?in=910301【沖縄三線宮里道場/三線教室】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮里青年物語*アジア編25

2010年03月02日 08時01分34秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 25 】

三線を持った宮里青年の、アジアの旅のお話です。

1999年2月の旅の記録。

嘉峪関に着きました。

兄妹と連絡先を交換し、宮里青年は列車を降りました。

嘉峪関は何もない街でした。

新しく計画的につくられた街らしく、
道路は広く区画がキチンと整理されています。

嘉峪関での宿情報を何も持っていない宮里青年、
とりあえず駅前のホテルをあたってみましたら外国人はダメだと断られました。

どこか良いホテルはないかとたずね、教えてもらったホテルへ。

嘉峪関兵館は三ツ星ホテルでした。

スタンダートな2ベッドの部屋が120元。

たまには贅沢するかぁということで、宿泊決定!

ホテル内のお土産店で、地図とポストカードを購入。

夜は日本への便りを書いてすごすことにしました。

いまごろみんなは何をしているんだろうと考えながら・・・。


つづく



・・・・・・・・・・・・・・・
【 沖縄三線宮里道場/三線教室 】
http://blog.goo.ne.jp/sansin_hide/p/1

【 クイチャーパラダイス三線教室 】
http://www.just.st/?in=910301【沖縄三線宮里道場/三線教室】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮里青年物語*アジア編24

2010年03月01日 09時09分53秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 24 】

三線を持った宮里青年の、アジアの旅のお話です。

1999年2月の旅の記録。

宮里青年、嘉峪関に向かう列車の中です。

列車は朝日を背にし、ガタンゴトンと走っています。

あの太陽が日本を照らし始めたのは何時間前なんだろうと、ボンヤリ考えています。

大陸らしい地平線が広がっています。

ここにひとり取り残されたら生きていけないだろうなぁ、なんてヘンなことも考えています。

同じ席の兄妹とおじさんたちとカタコトの会話。

日本の経済はたいへん(バブル後)らしいがどうなんだ?

とか話しかけてきます。

難しい問題だが大丈夫。と書いたらヘンな顔をされました。

大丈夫とは誰だ?と聞いてます。

日本語ではノープロブレムだと答えたら納得してくれました。

中国ではグッドマンなのだそうです。

へぇ~

それから中国には56の民族がいるが、どう思うかなんて聞いてきました。

どう?なんていわ聞かれても、宮里青年には答えられません。

知識不足で語学力もありません。

そういえば前年、彼女たちの行く新彊ウイグル自治区で暴動があったなぁということが頭をよぎります。

さすがに矛盾をはらんでいるんだろうなぁと、
ぼんやり考える宮里青年なのでした。


つづく




・・・・・・・・・・・・・・・
【 沖縄三線宮里道場/三線教室 】
http://blog.goo.ne.jp/sansin_hide/p/1

【 クイチャーパラダイス三線教室 】
http://www.just.st/?in=910301【沖縄三線宮里道場/三線教室】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮里青年物語*アジア編23

2010年02月28日 10時07分46秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 23 】

三線を持った宮里青年の、アジアの旅のお話です。

1999年2月の旅の記録。

嘉峪関へ行く列車に乗った宮里青年。

兄妹らしい二人連れも乗っていました。

2人はいろいろ親切にしてくれて、ミカンやジュースくれました。

女の子は大学生ということで、筆談と英語で会話をしました。

もっとコトバができれば、もっと旅はおもしろくなるだろうなぁと思う宮里青年。

不勉強が残念です。

列車の消灯は11時。

宮里青年は眠る前に、翌日嘉峪関についたら教えてもらうように頼みヨコになりました。

列車は暖房がなく寒いのに毛布は一枚きりなので、
服を全部着込んで丸まって寝るのでした。


つづく


・・・・・・・・・・・・・・・
【 沖縄三線宮里道場/三線教室 】
http://blog.goo.ne.jp/sansin_hide/p/1

【 クイチャーパラダイス三線教室 】
http://www.just.st/?in=910301【沖縄三線宮里道場/三線教室】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮里青年物語*アジア編22

2010年02月27日 08時44分03秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 22 】

三線を持った宮里青年の、アジアの旅のお話です。

1999年2月の旅の記録。

西寧から蘭州、そして嘉峪関へ向かうことにした宮里青年。

朝早く宿を出ました。

汽車は約四時間半の旅です。
早くから待っていたおかげで座ることができました。

蘭州に着きました。二度目の訪問です。

しかしここには滞在しないで、夜の列車で嘉峪に向かいます。

出発時刻は21:30。
かなり時間があくので、駅で荷物をあずけ街に出ました。

「甘粛省の旅行保険証」を手に入れようと旅行社に行くと、閉まっています。

この旅行保険証がないと、外国人は長距離バスのチケットが購入できません。

困ったなぁという顔でウロウロしていると、そばに立っていたおじさんが片言の英語で
月曜日にならないと開かないと教えてくれました。

ちなみにこの日は月曜日。

どうやら春節休暇中のようです。

宮里青年、旅行保険証は嘉峪関から帰ってきてから手に入れることにしました。

人民広場へ行くと、春節を祝う人たちでいっぱいです。

爆竹を鳴らし、様々なタコをあげ、着飾った人たちが練り歩いています。

祭りの熱気で、宮里青年もなんだかウキウキしてくるのでした。


つづく


・・・・・・・・・・・・・・・
【 沖縄三線宮里道場/三線教室 】
http://blog.goo.ne.jp/sansin_hide/p/1

【 クイチャーパラダイス三線教室 】
http://www.just.st/?in=910301【沖縄三線宮里道場/三線教室】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮里青年物語*アジア編21

2010年02月26日 09時23分05秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 21 】

三線を持った宮里青年の、アジアの旅のお話です。

1999年2月の旅の記録。

宮里青年、これからの旅のルートでおおいに迷いましたが、敦煌に行く先を決めました。

なので翌日いったん蘭州に戻り、その日のうちに嘉峪関まで行きます。

チケットは簡単にとれました。

とりあえずこの日の用事は済んだので、街をブラブラ散策です。

しかし外はとにかく寒く、日中でも-10℃前後です。

熱い牛肉麺(3元)が体を温めてくれたところで、また外へ。

郵便局でエアメールを出し、部屋へ戻りました。

宮里青年、シャワーでも浴びて体を温めようと栓をひねると水しか出ません。

服務員に文句を言ったらちょっと待てば出ると言ってます。

それでもお湯は出ないのでまた文句を言ったら、今度は8時すぎだとか。

仕方がないので街に出て夕御飯を食べに行きました。

外は風も出てきてさらに寒くなっています。

それでも屋台の人たちは働いています。

宮里青年は餃子(3元)をおなかいっぱい食べて部屋に戻りました。

ようやくお湯が出ました。

熱いシャワーが心地よく、湯冷めする前に早めにベッドにもぐり込むのでした。


つづく


・・・・・・・・・・・・・・・
【 沖縄三線宮里道場/三線教室 】
http://blog.goo.ne.jp/sansin_hide/p/1

【 クイチャーパラダイス三線教室 】
http://www.just.st/?in=910301【沖縄三線宮里道場/三線教室】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮里青年物語*アジア編20

2010年02月25日 09時46分31秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 20 】

三線を持った宮里青年の、アジアの旅のお話です。

1999年2月の旅の記録。

春節の翌日、宮里青年は湟中(フアンチョン)の塔爾寺(タールスー)に行きました。

西寧から混んだバスに揺られること1時間のところにある塔爾寺は、中国にあるチベット寺院です。

チベット僧がそこかしこを歩き回り、チョルテンがあり、マニ車があります。

川をはさんで谷の両側にお堂や僧坊があり、かなり広い寺院のようです。

宮里青年は太鼓やシンバルのような音とともに、低く響いてくる読経を耳にしました。

その音がする建物へ行き読経が終わるまで座ってみていると、
終わったところで手招きをして中へ入れてくれました。

中はバターの香りがします。
灯明の燃料がバターのようです。

時計まわりでまわるように教えられ、
宮里青年も手をあわせました。

そこには日本のお寺とも中国とも違う仏教がありました。

寺院から出ると、若い僧たちがサッカーボールで遊んでいます。

しばらくそれを眺めていたら風が強くなり、
山も見えなくなるぐらいの砂ぼこりが舞い始めました。

宮里青年はバスで帰ることにしました。

車窓から見える湖は、凍っています。
日中でも気温はマイナスのままです。

太陽は真っ白で少しも眩しさくはありません。

それはまるで月のようなのでした。


つづく


・・・・・・・・・・・・・・・
【 沖縄三線宮里道場/三線教室 】
http://blog.goo.ne.jp/sansin_hide/p/1

【 クイチャーパラダイス三線教室 】
http://www.just.st/?in=910301【沖縄三線宮里道場/三線教室】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮里青年物語*アジア編19

2010年02月24日 13時53分27秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 19 】

三線を持った宮里青年の、アジアの旅のお話です。

1999年2月の旅の記録。

今日は春節です。

街はさぞかし派手に浮かれているだろうと期待して外に出てみると、
意外なことにたいしたことはありませんでした。

よくよく考えてみると、この街は回族が多いので、漢民族とは違うのだろうと思いいたりました。

モスクもあるしラマダンの方が盛り上がるのかもしれません。

部屋に戻った宮里青年。

西寧の宿はテレビがなかったので、
短波ラジオでラジオジャパンの日本語放送を聞いていました。

日本語の響きが懐かしく感じます。

部屋でほつれていたズボンの裾を縫い直す作業に没頭する宮里青年。
なんだかすごくリラックスしています。

旅先の針仕事は、一種の娯楽なんだなぁと思うのでした。


つづく


・・・・・・・・・・・・・・・
【 沖縄三線宮里道場/三線教室 】
http://blog.goo.ne.jp/sansin_hide/p/1

【 クイチャーパラダイス三線教室 】
http://www.just.st/?in=910301【沖縄三線宮里道場/三線教室】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮里青年物語*アジア編18

2010年02月23日 12時19分41秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 18 】

三線を持った宮里青年の、アジアの旅のお話です。

1999年2月の旅の記録。

西寧に向かうため、宿を出た宮里青年。
まだ暗い街を歩いて駅まで。

待合室で待つこと約1時間。
列車が入線してきました。

止まる時間が短いのでウカウカしていられません。

席も取らねばならないので、みんな走っています。

宮里青年も走ります。

なんとか宮里青年も良い席に座ることができました。

約5時間の列車の旅。

同じボックスシートに座った人に、指での数の数え方を教わる宮里青年。
楽しい時間がすぎていきます。

車窓からの風景は荒涼としていて、緑のないむきだしの山に川が色気もなく流れています。

西寧駅に着きました。

宿を決めて荷物をおろした宮里青年、街の散策に出ました。

西寧は、回族の多い街でした。
あたまに白い帽子をかぶっています。

街のあちこちから、爆竹の音がします。
いよいよ明日は春節です。

晩御飯は屋台の餃子を食べました。

宮里青年は店の人やお客さんとも仲良くなって、
山盛りの餃子を食べて満腹で楽しい夜をすごしたのでした。


つづく


・・・・・・・・・・・・・・・
【 沖縄三線宮里道場/三線教室 】
http://blog.goo.ne.jp/sansin_hide/p/1

【 クイチャーパラダイス三線教室 】
http://www.just.st/?in=910301【沖縄三線宮里道場/三線教室】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする