沖縄三線宮里道場☆

「書いて、話して、歌って」沖縄の魅力を発信しています😊

宮里青年物語*アジア編57

2010年04月23日 01時47分04秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 57 】

今日も三線を持った宮里青年とアジアの旅のお話です。

1999年3月の旅の記録。

宮里青年はネパールにいます。

北京タイムではないので、7時にはちょうど良い明るさです。

このとき中国のチベットではもう9時です。

ここは緑がいっぱいです。
もう春です。

朝食を食べた後、ネパール行きのバスに乗りました。

この道は公にできない荷物が運ばれるのか、
検問がいくつもありました。

僕らのイスの足下に、何やらわからない荷物が置かれていました。

外国人の荷物は調べられにくいようです。

うまく利用されているようでした。

バスに乗り続けること約五時間、カトマンズに到着しました。

カトマンズは大都会でした。

チベットから来たということもあるのでしょうが、
物資の多さ、車の多さに驚きます。

お国柄か山岳関係の店があちこちに見られます。

バスから降りタミル地区のゲストハウスへ。

久しぶりのホットシャワーが気持ち良く、さっぱりする宮里青年なのでした。

デニーがケンを連れてきました。

外を歩いていたらバッタリ会ったそうです。

なんだか懐かしく感じます。

夜は宴会となりました。


つづく


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宮里青年物語*アジア編56

2010年04月21日 00時08分30秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 56 】

今日も三線を持った宮里青年とアジアの旅のお話です。

1999年3月の旅の記録。

ネパールでは冷えたコーラを飲みました。
のどの奥で炭酸がシュワシュワいっています。

冷たく冷やされた飲み物がこんなに美味しいなんてと、
宮里青年はコーラに感動しています。

宮里青年らはバスに乗り込みました。

途中何度も谷底に転落するんじゃないかという悪路を二時間半ほど揺すられ、
バラビヤという街に到着しました。

今夜はこの街に泊まります。

時計をネパールの時間にずらしました。

夜の食事では、冷えたビールに再び感動!

資本主義は素晴らしいと、ビールで思った宮里青年なのでした。

つづく


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宮里青年物語*アジア編55

2010年04月14日 11時43分01秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 55 】

今日も三線を持った宮里青年とアジアの旅のお話です。

1999年3月の旅の記録。

国境を越えてネパールのイミグレーション(出入国審査)へ。

ここでアクシデント発生。

香港人のデニーのパスポートに問題があるというのです。

中国人はこの国境を越えられないというのです。
イミグレの審査官の主張は、香港も中国も同じなのだと言っています。

帰るつもりはもちろんないので、みんなで抗議しました。

長い時間かけて嘆願した結果パスポートではなく、
所長のサインが入った別の用紙に入国スタンプがおされました。

なんとか入国できました。

しかし、デニーは何日滞在できるのかは、カトマンドゥに行ってみないとわかり
ません。

とりあえずは、良しとするのでした。


つづく


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宮里青年物語*アジア編54

2010年04月12日 14時50分07秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 54 】

今日も三線を持った宮里青年とアジアの旅のお話です。

1999年3月の旅の記録。

朝10時に出発。

中国のイミグレで40分ほど待たされ、やっと通過を許されました。

国境の橋までは、日光のいろは坂のようにクネクネ曲がりくねっています。

坂を歩いてどんどん下っていきます。

しかし息はきれません。
標高が低い証拠です。

約二時間後、国境の橋に到着しました。

いよいよ中国ともお別れです。

橋の中央に赤い線が引いてあります。
あれが国境をあらしているようです。

3月18日(木)、宮里青年は中国とネパールの国境を越えました。

ここはもうネパールです。

日本にいると国境を意識することはなかなかないですが、
歩いて渡ることで国と国、民族と民族の境界線を意識しました。

たった一本の赤いラインに。


つづく


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宮里青年物語*アジア編53

2010年04月09日 16時25分05秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 53 】

今日も三線を持った宮里青年とアジアの旅のお話です。

1999年3月の旅の記録。

宮里青年は朝 目覚めると、
エベレストの余韻がまだ残っていたのか幸福感につつまれていました。

5人のパーティーは車に乗り込み、出発しました。

朝早いせいかウサギがいっぱいいます。
車の音に驚き一目散に逃げていきます。

太陽光線を真横に浴びた山々が、神々しくみえます。

初めてエベレストを見た峠にさしかかりました。

車をとめて振り返って見ます。

再びこの山々を見ることがあるのだろうか・・・。

一行は国境の街、ダムまで向かっています。

南へそして高度が下がっているからか、緑が増えていきます。

久しぶりに雲が見えます。

空気が濃厚で湿り気があります。

深い谷の底には、川が流れています。

この川は国境です。

川の向こうは、もうネパールです。

国境の街、ダムに着きました。

ホットシャワーがあるかと期待していましたが、
シーズンオフということでお湯が出ないと言っています。

ネパールまでおあずけです。

夜の食事ではグッドバイ中国、ウェルカムネパールをお祝いするのでした。

つづく


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宮里青年物語*アジア編52

2010年04月07日 17時34分16秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 52 】

今日も三線を持った宮里青年とアジアの旅のお話です。

1999年3月の旅の記録。

エベレストを間近に見た宮里青年、興奮がさめません。

空は紺碧で宇宙を感じます。

風は強く空気は薄く、人跡を拒むその姿は神秘的なものでした。

見とれてしまいます。

しかしそんな土地にもチベット寺院があるのです。

人間の信仰の強さを感じないではいられません。

エベレストの余韻に浸りながら、車はその日の宿へ走りました。

看板には“HOTEL”と書かれていますが、チベットの普通の家を間借りした感じです。

日本の民宿といった体裁です。

それがとても良い雰囲気です。

電気が通じていないので、夜はランプの灯りに頼ります。

外に出ると満天の星が夜空に瞬いています。

贅沢な時間だなと思う宮里青年。

部屋では宿のおばさんが、熱心にガイドブックを見ていました。

恐らくダライ・ラマの写真を探していたのでしょう。

残念ながら掲載されていなかったので、
少しがっかりしていたようでした。

美味しいチャンを飲み、宮里青年たちは眠りにつくのでした。


つづく


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宮里青年物語*アジア編51

2010年04月05日 22時56分08秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 51 】

三線を持った宮里青年の、アジアの旅のお話です。

1999年3月の旅の記録。

朝起きるとパイナップル(日本人の旅行者)がいました。

きのうラサを出発したようで、トイレに起きたデニーとばったり出会ったのでした。

一泊二日の行程でネパールに抜けるそうです。

宮里青年たちの、先を行くことになりますが、
彼とはまたネパールでも会いそうです。

9時半に出発。

デニーの情報では、今夜は食事のできるところに泊まれないとのことだったので
食料を買い込んであります。

車はこの日もひたすら走り続けてます。

どんどん登り続け高度を上げていきます。

そして峠(6,500m)を越えると、そこにはエベレストがありました。

5人の仲間の興奮は最高潮に達していました。

なんといっても地球上で一番高い山、エベレストです。

それが目の前にあるのです。
興奮するなというのが無理です。

さらに車は走ります。

もう道は舗装されていません。

車が通ることでできあがった道。

小川を越え、羊を驚かせながら走ります。

エベレストのベースキャンプ近くまで接近しているので、かなり大きく見えてきました。

※写真中央の山がエベレストです。


つづく



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宮里青年物語*アジア編50

2010年04月02日 18時01分00秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 50 】

三線を持った宮里青年の、アジアの旅のお話です。

1999年3月の旅の記録。

翌日には腹痛もおさまった宮里青年、シガチェを出発することができました。

しかし念のため正露丸は手放しません。

車はラツェへ向かっています。

この日はひたすら移動だけです。

1日出発を遅らせたぶんを取り返すため、
車は走り続けています。

それでも
「まさしくチベット!」という景色が続くので、宮里青年はあきません。

テレビの世界ではなく、いま自分がその土地にいることが嬉しくて
ずうっとその景色を眺めているのでした。

無事にラツェの街に到着。

5人のパーティーは早々と食事をすませると、
泥のように眠ってしまいました。

みんな疲れがたまっていたのでした。



つづく



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宮里青年物語*アジア編49

2010年03月30日 18時29分05秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 49 】

三線を持った宮里青年の、アジアの旅のお話です。

1999年3月の旅の記録。

宮里青年、腹痛におそわれました。

ひどい下痢です。

午前中まではみんなと観光に出ることができました。

タシルンポ寺では、チベットの人たちが五体投地をくりかえしながらまわっていたり、
マニ車をまわして歩いています。

景色も最高に良く、シガチェの街が一望できます。

しかしみんなと行動できたのはここまでです。

宮里青年のお腹は煮えたぎるように痛くなり、
脂汗が出てきます。

午後は1人でホテルに戻ることにしました。

ひとりベッドで寝ていたら、心配したみんながドライバーと話をし、
出発を明日に延期してくれました。

申し訳なかったですが、早く治すことでしかみんなの気持ちに応えられません。

失われた水分と、薬を飲むために何か食べなければいけません。

宮里青年は日本から持ってきた、
非常用のパックのご飯とワカメスープを食べてまた横になりました。

明日には治ってくれと、自分の体にお願いして眠りについたのでした。


つづく



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宮里青年物語*アジア編48

2010年03月29日 00時17分37秒 | 宮里青年物語*アジア編
【 宮里青年物語*アジア編 48 】

三線を持った宮里青年の、アジアの旅のお話です。

1999年3月の旅の記録。

5人を乗せた車は、シガツェの街に着きました。

途中タイヤがパンクするというアクシデントが発生しましたが、
その後たいした問題もなく6時すぎに無事到着。

フルーツホテルのドミに荷物を置くと、しばらくみんなボーっと放心状態です。

さすがにみんな疲れていたようでした。

夜、みんなで食事へ。

入ったお店の親父さんがいい人で、タバコを2本もくれました。

宮里青年、旅先でタバコをすう習慣が。

何もしない時間や、ちょっと隣の人に話しかけるのに、タバコはけっこういいきっかけなのでした。

チベタンギター弾きがお店にやってきました。

タップも踏んでノリノリです。

みんなの旅の疲れも、陽気なリズムで癒されるのでした。


つづく



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