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沖縄三線宮里道場☆

美ら島沖縄大使(沖縄県観光大使)ハイサイ!ウチナータイム!編集長
「書いて、話して、歌って」沖縄の魅力を発信してます😊

宮里青年物語☆18

2009年11月20日 12時34分07秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.18 】

今日は宮里青年と新聞配達のお話です。

このコーナーを読んでくれている方の反響で大きかったのが、新聞配達の話でした。

自分も新聞を配っていたという方がけっこういらっしゃり、
仲間意識を感じたりしています。

この新聞配達は、実は沖縄の少年にとってポピュラーなアルバイトでした。

宮里少年の友だちも小学生のとき、夕刊だけでしたが新聞配達をしていました。

なので宮里青年、すんなりと新聞配達の仕事になじんでいました。

業務でたいへんなのは、雨の日です。

自分は濡れても、新聞は濡らすわけにはいきません。

一部ずつビニールにいれるので濡れませんが、
かさばるのでいつもより高く積まれてします。

自転車がヨロヨロします。

あと、苦手だったのは集金です。

ほとんどの方が気持ちよく支払いをしてくれますが、
なかにはいろいろモノを欲しがる方がいます。

いつも留守の方もいます。

そんなときはちょっと悲しくなるのでした。

つづく


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【沖縄三線宮里道場/三線教室】
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宮里青年物語☆17

2009年11月19日 01時16分45秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.17 】

今日は宮里青年と佐藤由美さんのお話です。

宮里青年、大学の同じクラスの佐藤由美さんとおつき合いしていました。

この人は気持ちがいいぐらい、飲みっぷり食べっぷりが良いので、
2人で居酒屋で飲んでるととても楽しいのでした。

魚なんか食べさせたら、猫がきっとまたいで通ります。

そんな佐藤由美さん、苦手な食べ物がいくつかありました。

ネギ、椎茸、タマネギです。

和食、食べられないじゃん。

それでもネギと椎茸は克服し、椎茸の串焼きは大好物になりました。

人間は成長するものです。

いま宮里由美さんになっていますが、タマネギはまだダメみたいです。

宮里由美さんとは、19年のつき合いとなりました。


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宮里青年物語☆16

2009年11月18日 16時16分34秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.16 】

今日は宮里青年と居酒屋のお話です。

宮里青年、いつのまにかビールが大好きになっていました。

少年の頃は、苦くてなんで大人はビールを飲むんだろうと思っていたのが嘘のようです。

サークルの練習が終わった後、
渋谷中央街の居酒屋「千両」に行くのがお決まりでした。

おなかはいつもすいていたので、頼むのは安くて量の多いものばかりです。

モヤシ炒めや焼きそばをガツガツ食べて、渇いたのどにビールを流し込みます。

「サイコー!」

翌朝の配達を気にしながらも、食べて飲んでいろんな話をして
仲間との時間を楽しむ宮里青年なのでした。


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宮里青年物語☆15

2009年11月17日 23時39分42秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.15 】

今日は宮里青年とイチョウのお話です。

においの話が続きます。

金木犀の薫りがしなくなったころ、街には異様なにおいがしてきました。

「なんだ、なんだ?」

初めはイヌのフンかなんかだと思っていました。

「けしからん飼い主だ」

ひとりでおこっている宮里青年です。

しかしどうも同じ木の下からにおってくるようです。

そう、イチョウの銀杏のにおいです。

銀杏がこんなにおいを出すなんて知らなかった宮里青年。

東京はいろんなにおいがするなぁと、
いちいち感心していたのでした。


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宮里青年物語☆14

2009年11月16日 12時46分05秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.14 】

今日は宮里青年と金木犀のお話です。

夏の暑さは沖縄とかわらないなぁと思っていた宮里青年。

秋になり高くなった空を眺めながら、
これから寒くなっていつか雪が降るんだなぁと季節の移り変わりに思いを馳せるのでした。

秋雨前線が東京を覆い、
しとしとと細かな雨が降っていたころ、宮里青年 街の変化に気づきました。

街中から甘い薫りが漂っています・・・。

なんだろう?

電車に乗り、違う街に降りても薫りがします。

教えてもらうまで、それが金木犀の花の薫りだとは知りませんでした。

街中がこんなに良い薫りにつつまれるなんて、
東京はとってもいいなぁと思う宮里青年。

美味しいお菓子のような薫りなので、
ちょっぴりお腹がなるのでした。


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宮里青年物語☆13

2009年11月15日 07時49分12秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.13 】

今日は宮里青年とパンの耳のお話です。

30円で大量にパンの耳を手に入れた宮里青年。

食べ方をいろいろ工夫しました。

まずはジャムです。
ジャムは、いろんな味を試しました。

宮里青年のお気に入りはピーナッツバターでした。


次はレトルトカレーで食べてみました。
これは想像通り。カレーパンです。

美味しいです。
いっぱい食べられます。

こんどは牛乳と卵を使い、フレンチトースト風にしてみました。

甘くてやわらかくて、ちょっとしたスィーツになりました。

フライパンで炒めて砂糖をまぶしたら、
これもなんだか懐かしいお菓子みたいになりました。

宮里青年は、パンの耳で創意工夫を楽しんでいたのでした



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宮里青年物語☆12

2009年11月14日 08時55分53秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.12 】

今日は宮里青年とパンの耳のお話です。

宮里青年、貧乏生活を楽しんでいました。

貧乏と言っても、衣食住足りているので気楽なものです。

少ないながらも、お給料はもらっていました。

しかしそのお金はサークルでの飲み代や、
芝居を観るためにつかっていたのでいつもお金はありません。

宮里青年 食費を節約するために、パンの耳を大量に購入しました。

街で配っている風船よりひとまわり大きな袋に、
パンの耳がいっぱいつまって30円です。
「ヤッホー♪」

まずはジャムで食べてみました。

つづく


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宮里青年物語☆11

2009年11月13日 13時07分56秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.11 】

今日も宮里青年とサークルのお話です。

肉体訓練こと「肉連」に励む宮里青年。

緊張と弛緩の後は、関節を意識し操る訓練です。

立ち姿は小文字のtみたいです。
腕を真横に十文字の状態。

緊張状態から、号令係の手拍子ごとに各関節の力を抜いていきます。

最初は手首、それから順に ひじ、肩、首、腰。
最後はすべての力を抜き地面にベタッとつきます。

日常生活で当たり前に動かしている体の各部位を意識し始めるので、
踊りをやる方には効果があるかもしれませんね。


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宮里青年物語☆10

2009年11月12日 10時09分48秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.10 】

今日も宮里青年とサークルのお話です。

児童演劇研究会では、発声練習もしました。

校舎の屋上で、大きな声を出してます。

「ア・エ・イ・ウ・エ・オ・ア・ウ」

「あめんぼあかいなあいうえお」

ちなみに滑舌をよくするためのこの詩は、北原白秋作。

遠くに東京タワーが見えます。

おなかから声を出すのが難しく、おなかに手をあてて意識しました。

仰向けに寝っ転がると、いいみたいです。

舞台上からマイクがなくても声を届かせなければいけない、と先輩は言っていま
す。

自分の背中側、後ろにも声を飛ばせと言っています。

そんなことできるのかあ?

宮里青年、半信半疑ながらも発声練習を続けるのでした。



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宮里青年物語☆9

2009年11月11日 12時01分35秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.9 】

今日も宮里青年とサークルのお話です。

児童演劇研究会に入会した宮里青年、
舞台で演じられるように稽古に励んでいました。

校舎の階段を駆け上がったり体を鍛える稽古は、
「肉練」と呼ばれていました。

生々しいですねぇ。

いろいろ面白い稽古がありました。

緊張と弛緩を意識する稽古は、両手を高く上げ指先までのばします。
もちろん足はつま先立ちです。

緊張状態から一気に力を抜きます。
脱力です。地面にベタッと倒れ込みます。
この繰り返し。

つづく


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