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沖縄三線宮里道場☆

美ら島沖縄大使(沖縄県観光大使)ハイサイ!ウチナータイム!編集長
「書いて、話して、歌って」沖縄の魅力を発信してます😊

宮里青年物語☆39

2009年12月19日 09時21分07秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.39 】

今日も宮里青年と、京都への旅のお話です。

京都というのは素敵な街ですね。

古都ではあるけれど、連綿と続いてきた人々の生活がとても豊かでうっとりしま
す。

温故知新という言葉が、自然と思い浮かびます。

叡山電鉄で鞍馬山まで行った宮里青年。
京都の街を見おろしながら、いろんな想像をして楽しむのでした。

見知らぬ街が、自分をまったく知らない街が宮里青年にはとてもおもしろいのです。

旅の魅力にはまった宮里青年、
もっともっといろんな土地へ行ってみたくなり、
新聞配達の仕事を辞めてしまうのでした。


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【沖縄三線宮里道場/三線教室】
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宮里青年物語☆38

2009年12月18日 12時06分42秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.38 】

今日も宮里青年と、京都への旅のお話です。

年が改まった伏見稲荷大社にて、アルバイトをしている宮里青年。

さすがお稲荷さんの総本山です。

参拝者がどんどんやってきて、お賽銭をどんどん投げていきます。

神様ちゃんと聞いてあげてくださいねと思いながら、
宮里青年らは大きな熊手(トンボ?)でそのお賽銭を集める作業をするのでした。

こんなにあるとお金って感覚がしないものです。

熊手でかき集めながら、お金って何だろうと正月そうそう考えている宮里青年な
のでした。

三が日でアルバイトが終わり、バイト代をいただいた宮里青年。

京都のユースホステルに宿をかえ正月の京都を観光するのでした。



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宮里青年物語☆37

2009年12月17日 08時45分06秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.37 】

今日も宮里青年と、京都への旅のお話です。

鈍行列車を乗り継ぎ、目的地の伏見稲荷大社に到着しました。

稲荷山の階段には、五千基以上と言われる赤い鳥居が連なっています。

清浄な空気を感じます。

夜にそなえて説明を受ける宮里青年。
着物を渡されました。

剣道をやっていたので、袴をはくのはお手のものです。

夜の帳が降りてくる頃、人出も増えてきました。

男子は巫女さんの後方支援や、力仕事です。

煌々と照らされる境内には、人があふれています。

年がかわりました。

いっせいに参拝が始まりました。

夜明けまで大忙しです。


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宮里青年物語☆35

2009年12月15日 18時18分07秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.35 】

今日も宮里青年と、アルバイトのお話です。

歌のお姉さんと、オオカミのドンちゃんになりきっている宮里青年。
ステージが始まりました。

思ったよりも緊張していません。

顔が隠れて誰だかわからない、というのが理由のようです。

こどもたちの反応は上々です。

無事、ステージは終了。

今度はステージから降りて、こどもたちと握手の時間です。

抱きついてくるこどももいれば、うしろから攻撃してくるこどももいます。

みんな楽しそうです。

宮里青年はいろんなおもしろい動きで、大サービスです。

暑くて重いドンちゃんでしたが、
貴重な体験をさせてもらったなぁと思う宮里青年なのでした。



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宮里青年物語☆34

2009年12月14日 20時28分44秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.34 】

今日は宮里青年と、アルバイトのお話です。

児童演劇研究会にて、楽しく活動していた宮里青年。

OBの方に誘われて、アルバイトをすることになりました。

何をやったのか?

それは、着ぐるみのアルバイトです。

歌のお姉さんと、オオカミのドンちゃんのステージがあり、
宮里青年はそのドンちゃんの中に入りました。

前日に打合せと動きの指導を受けます。

着ぐるみに入ると本人が思っているよりも動きが小さくなるようで、
とにかくオーバーアクションを心がけるようにアドバイスを受けました。

本番は明日です。



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宮里青年物語☆33

2009年12月14日 08時57分54秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.33 】

今日は宮里青年と、大学の先生のお話です。

宮里青年、眠い目をこすりながらも大学へ通いました。

あまり頭に入ってなかったのですが、とりあえず
“出席することに意義がある”です。

大学には個性的な先生が多くいらっしゃいました。

源氏物語のK教授も記憶に残る先生です。

講義が始まる前にお弟子さんたちにパンを買ってきてもらい(もちろんポケットマ
ネーです)、
それを学生たちに配ってくれるのです。

K教授は、学生たちが美味しそうにパンを食べるのを、嬉しそうに眺めているの
でした。

かなりご高齢でしたので、学生たちは孫の感覚だったのだと思います。

その講義の時間、なんだかほのぼのとした空気がながれているのでした。

先生になるんだったらこんな先生になりたいなぁと、
宮里青年はパンを食べながら思うのでした。


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宮里青年物語☆32

2009年12月10日 12時35分27秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.32 】

今日も宮里青年と、北海道の話です。

宮里青年、流氷の軋む音を聞きながら、氷の海を眺めています。

曇り空の下、羽を休める海鳥が唯一のアクセントです。

すごいなぁ・・・。

言葉にするのが陳腐に思えます。

翌日、宮里青年は砕氷船のガリンコ号にも乗りました。

氷の海を堪能した宮里青年、もう東京へ帰る日です。

来てよかったなぁ・・・

また、鈍行列車で揺られていきます。

もっといろんな土地へ行ってみたいなぁ。

このころから宮里青年の、旅への憧れが大きくなっていくのでした。



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宮里青年物語☆31

2009年12月10日 00時29分01秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.31 】

今日も宮里青年と、北海道の話です。

網走に着きました。

宮里青年は、前もって予約していたユースホステルに泊まりました。

ユースホステルは海沿いにあり、浜まで歩いていけます。

荷物を置いてさっそく外へ出ると、一面銀世界です。

踏み固められた雪道を歩いていくと、海へ出ました。

宮里青年、息をのみました。

海は自分の知っている海と、まったく違う顔を見せていました。

水平線の彼方まで、真っ白な氷に覆われています。

港で波に揺られた船が、ギュッギュッと軋むような音がします。

それは氷と氷がぶつかり合い軋んでいる音なのでした。

つづく



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宮里青年物語☆30

2009年12月05日 08時02分21秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.30 】

今日も宮里青年と、北海道の話です。

網走に着きました。

宮里青年は、前もって予約していたユースホステルに泊まりました。

ユースホステルは海沿いにあり、浜まで歩いていけます。

荷物を置いてさっそく外へ出ると、一面銀世界です。

踏み固められた雪道を歩いていくと、海へ出ました。

宮里青年、息をのみました。

海は自分の知っている海と、まったく違う顔を見せていました。

水平線の彼方まで、真っ白な氷に覆われています。

港で波に揺られた船が、ギュッギュッと軋むような音がします。

それは氷と氷がぶつかり合い軋んでいる音なのでした。

つづく


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宮里青年物語☆29

2009年12月04日 00時25分28秒 | 宮里青年物語★
【 宮里青年物語☆ no.29 】

今日も宮里青年と、北海道の話です。

函館でウニ、いくら、ホタテの三色丼を食べた宮里青年、
さらに東へ列車を乗り継ぎます。

でっかい北海道ですから、行きたい土地は山ほどあります。

しかし時間もお金も限られているので、目的地をしぼりました。

目的地は網走です。

宮里青年は、流氷を見てみたかったのです。

停車するたびに列車の中で暖められた空気が外に逃げ、
冷たい風が吹いてきます。

宮里青年、もってきた本も読まず飽きもせず窓の外を眺めています。

雪がかなり積もっていました。


つづく


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