ありとキリギリス

ありとキリギリスの両面性を持った内面を見つめて交流できれば

「紫陽花」の小咄

2013-06-10 00:50:05 | 日記
梅雨に入ったとの気象士の情報とは真逆の晴天ばかりのこの頃です。
この時期になって目立つのは「紫陽花」です。
しとしと小雨の時にお似合いの花ですが、こんな状況でも少しずつ大輪を目立たせてきています。

近所のものですが、まだまだ子供の「紫陽花」です。

「紫陽花」あじさいの小咄。

おじいさんが孫に向かって

「ぼん!この花、なんで(あじさい)て言うのか 知ってるか?」と自慢げにおじいさんは聞きま した。

孫は見事にサッカーボールのように大きく咲き誇っている「紫陽花」の眺めますが答えは出てきません。

困っている孫の様子をみながらおじいさんは答えます。

「ぼん!はなれてこの花を見たらボールみたいに 大きいやろ!
 近くに寄って見てみ!」

孫は言われて「紫陽花」を顔の近くまで寄せて見てみました。

「あっ!!ちいさい!!」
大きいボールのような大輪の花は、小さな花弁の集まりでした。

おじいさんの一言!
「大きいと思っていた花が、
 (あっ!ちいさい!)やろ
 だから、あっ、ちいさい。ーあじさいー紫陽花
 というこっちゃ!」